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東京工芸大学芸術学部映像学科の学生が「ACジャパン広告学生賞」テレビCM部門でグランプリを受賞



「テレビCM部門」グランプリ『聞こえる優しさ』 代表制作者:滝口太郎、永田幹


「テレビCM部門」審査員特別賞『見た目で判断できない障がい者』 代表制作者:城紗有

東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:東京都中野区)は、芸術学部映像学科の学生が、「第17回ACジャパン広告学生賞(主催:公益社団法人ACジャパン)」の「テレビCM部門」において、グランプリを受賞したことをお知らせします。
グランプリを受賞した作品のタイトルは『聞こえる優しさ』。聞こえない人や聞こえにくい人に対して「筆談できますよ」等の情報を提供する「耳マーク」を広く知ってもらうためのCMです。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/254649/LL_img_254649_1.jpg
「テレビCM部門」グランプリ『聞こえる優しさ』 代表制作者:滝口太郎、永田幹
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/254649/LL_img_254649_2.jpg
「テレビCM部門」審査員特別賞『見た目で判断できない障がい者』 代表制作者:城紗有

同作の代表制作者は4年生の滝口太郎さん(企画・プロデューサー)と永田幹さん(ディレクター)の2人。
企画意図として、滝口さんは「買い物の際にレジにあった『耳マーク』に出逢いましたが、そのマークの存在は世間一般に知られているマークではないと考えたのが今回の企画理由です。聞こえない人や聞こえにくい人に対して優しい世の中に近づけるために『耳マーク』をみんなに知ってもらえるような映像広告を作りたいと考えました。」と語りました。
審査員からは「いいたい事が切実でそれをきちんと伝えている。言うべき事と演出がマッチしていてやさしく表現できている。」の他、「マークの事を自分も知らなかったが、作者がこれを伝えたいという気持ちがよく分かり、同じ気持ちで受け取れた。その後、図書館やレストランなどで見つけることができたが、世界が広がった感じがする。」といった講評を受けました。

第17回のテレビCM部門には全国から244作品の応募があり、グランプリ受賞は8年ぶりとなりました。また、同大の入賞は9年連続。このほか、同大3年生チームが審査員特別賞も受賞しました。


■ACジャパン広告学生賞
公共広告を手掛ける公益社団法人ACジャパンが主催するもの。若い世代が広告制作を通して公共広告への理解を深め、「公」への意識を育むことを目的に設立されました。
「テレビCM部門」と「新聞広告部門」の2部門で、思いやり・助け合い、公共マナーや環境問題など、公共問題をテーマとした作品を募集しています。

第17回ACジャパン広告学生賞サイトURL: https://www.ad-c.or.jp/campaign/cm/recruit_oubo.html


■東京工芸大学 芸術学部 映像学科
同学科では、CGやメディアアートなどの現代社会における最重要な表現方法として「映像」について学びます。
同学科の映画領域では3年次後期ではCM制作が課題になっています。今回の受賞作もその一環として制作されたものです。
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