「ブレンディッド・ラーニング」表紙
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/251689/LL_img_251689_1.jpg
「ブレンディッド・ラーニング」表紙
■なぜ、ブレンディッド・ラーニングなのか
人材育成は、社員や企業の成長を目指すために必要不可欠です。従って、企業内研修は、社員のパフォーマンスを向上させ、企業の競争力を高める役割が求められます。しかし、多くの企業において社員研修と業績向上が結び付いているとは言い難い状況です。原因は日々変化する現場に必要なスキルが社内研修に結び付いていない、新たな業務を行うための知識が従来型では追い付かない、変化に対応して生きるための知識やスキル不足等があります。
現在、人材開発業界の中でキーワードになっている言葉は「リスキリング(職業能力の再開発・再教育)」です。従事しているビジネスに関連した知識やスキルを深めたり、高めたりするだけでなく、新たな業務を行うスキル、他分野の知識を身につける(リスキル)教育の重要性を表現したものです。
これらの課題を解決する学びが「ブレンディッド・ラーニング」です。ブレンディッド・ラーニングとは、複数の学びをブレンドして新しい学びを構築する考え方です。ブレンドとは、オンラインとオフライン、標準化と個別化、インプットとアウトプット、テキストや動画であり、その組み合わせは無限です。これらを適切にブレンドすることで、「成果につなげる」「イノベーションを生み出す」「変化に対応して生きるためのスキルを習得する(リスキリング)」の目的を実現します。実際にブレンディッド・ラーニングの考え方を社内研修に取り入れた企業からは、効果を実感する感想が寄せられています。
ブレンディッド・ラーニングの考え方そのものの歴史は古く、学校教育分野では以前から注目されていましたが、実現するためのテクノロジーを備えたプラットフォームが「UMU(ユーム)」になります。ユームテクノロジーとしては、企業内研修でのUMU活用にあたって、ブレンディッド・ラーニングの考え方を普及させる必要があると考え、この度出版することになりました。
■著者 小仁聡(こに・さとし)のコメント
Googleでトップマネジャーに選ばれ、社内教育機関「Google University」の初代教授を務めたドングショー・リーによってUMUは開発されました。彼は、同期・非同期、同じ場所・違う場所の4つの学習シーンの組み合わせ、標準化した学び・個別化した学びを組み合わせたブレンディッド・ラーニングの考え方を持ち、私自身も研修設計で大きな影響を受けました。UMUはブレンディッド・ラーニングをワンストップで構築可能なラーニングプラットフォームですが、本書では、UMUに限らず、さまざまな方法でブレンディッド・ラーニングを実現する手段を紹介しています。ブレンディッド・ラーニングに関する書籍はありますが、企業内人材育成における実例を踏まえた実践書は皆無です。その意味においても意義のある出版になると考えます。
本書をきっかけに社員一人ひとりが新たな学びを体感し、時代の変化をポジティブに捉えられるようになれば、これに勝る喜びはありません。
書籍発刊動画メッセージ: https://youtu.be/2CWVTnGGJAI
■小仁聡プロフィール
ユームテクノロジージャパン株式会社 ビジネスプロデューサー
1980年生まれ。上智大学在学中にウィスコンシン州立大学に留学し、チャーター・スクールという公設民営型学校設立に関する「教育行政学」や世界の教育制度の比較を学ぶ「比較教育学」を学ぶ。千葉県内のフリースクール、学習障がい児の支援などにも関わる。大学卒業後、株式会社ビジネスコンサルタント、アルー株式会社などを経て、株式会社ラーニングシフトを設立。ユームテクノロジージャパンには2018年に参画。100年時代の学びをアップデートするべく、HRテクノロジーを活用した事業開発、組織開発コンサルティングを提供している。
■出版概要
タイトル : 『ブレンディッド・ラーニング』
~新リモート時代の人材育成学~
著者 : 小仁 聡
出版社 : フローラル出版
発売日 : 2021年3月25日
特典 : ブレンディッド・ラーニング設計フォームがダウンロード可能
予約・詳細リンク先: https://www.amazon.co.jp/dp/4910017135
目次 :
第1章 企業研修「オンライン化」の先にあるもの
第2章 「学びのDX」を実現するブレンディッド・ラーニング
第3章 ブレンディッド・ラーニングで学びを成果に結びつける
第4章 TK:テクノロジーをブレンドする
第5章 CK:コンテンツをブレンドする
第6章 PK:教育学にもとづいた学習理論をブレンドする
第7章 ブレンディッド・ラーニング設計の事例
第8章 未来の人材育成はどうあるべきか
■「UMU(ユーム)」について
UMUは、AIをはじめとした最新テクノロジーと学習の科学との融合で学習を提供するラーニングプラットフォームです。UMUの名前は、「U(あなた)、Me(私)、Us(私たち)」の頭文字からできています。つまり、誰もが講師になり学び合う世界の実現を目指しています。
マイクロラーニング・ビデオ会議・ライブ配信・AIコーチング等の機能で、双方向性のあるオンライン学習プログラム設計を可能にするシステムを備えています。世界203の国と地域で100万社以上、日本では、日本生命、パナソニック、アステラス製薬、ワコールをはじめとする約1万社以上がUMUを導入しています。日本の人事部HRアワード2019「プロフェッショナル部門」入賞。
■企業情報
【ユームテクノロジージャパン概要】
名称 : ユームテクノロジージャパン株式会社
本社 : 〒106-0032 東京都港区六本木7-8-6 AXALL ROPPONGI
代表者 : 代表取締役 松田 しゅう平
設立 : 2018年2月9日
事業内容 : インターネットテクノロジーを利用した
ラーニングプラットフォームのUMUの販売
URL : https://umujapan.co.jp/
お問い合わせ: support@umu.co