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東京横浜TMSクリニック、業界初のFDA承認プロトコールによる強迫性障害TMS治療を3月15日(月)に開始



当院入口


TMS治療の様子

医療法人社団こころみ(神奈川県川崎市、代表医師:大澤 亮太)は、令和3年(2021年)3月15日(月)より、2020年にアメリカ食品医薬品局(FDA)に認可された強迫性障害プロトコールによるTMS治療を開始します。精神科・心療内科を標榜するクリニックでは業界初となる、本格的な強迫性障害TMS治療の開始となります。

東京横浜TMSクリニック: https://www.tokyo-yokohama-tms-cl.jp/


■導入の背景など
強迫性障害は、WHO(世界保健機関)によって「経済損失および生活の質の低下に影響する10大疾患のひとつ」とされるほど苦しみの深い病気で、有病率は1.2%といわれています。また、その病気の難治さとQOL(生活の質)への悪影響の大きさから、治療が一筋縄にいかないことも多い心の病気のひとつです。従来の抗うつ剤と心理療法の組み合わせを行っても、治療反応が限定的な患者様も少なくありません。TMS治療はそのような強迫性障害において、新しい治療選択肢になります。

併設する武蔵小杉こころみクリニックにて、こころの臨床経験を十分に積んだ精神科医が治療適応を判断し、東京横浜TMSクリニック(以下、当院)にて治療サービスを提供します。
都心からおよそ15分の武蔵小杉において、患者様だけでなく医療者からも信頼いただけるTMS治療を、リーズナブルに提供していきます。

今回の導入により、うつ病と強迫性障害、両方のFDA認可プロトコールで治療を行えるクリニックは、当院が業界初となります。
TMSが新たな強迫性障害の治療選択肢となり、患者様の苦しみを和らげる一助となるように励んでまいります。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/249487/LL_img_249487_1.png
当院入口

■rTMS治療について
反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS療法)は、うつ病の新たな治療法として注目を集めています。反復的に磁気刺激(TMS)を行うことで、神経可塑性(脳内の神経同士の結びつきの柔軟さ)に変化が加わり、抗うつ効果が発揮されるとされています。
アメリカでは、2008年にアメリカ食品医薬品局(FDA)に承認されるなど、世界的には標準治療の一つとされています。日本では2019年6月に保険適応されました。そしてアメリカでは、2020年に強迫性障害に対しても承認がなされました。
TMS療法の特徴は大きく3点あり、薬による治療とは異なるメカニズムであること、従来の治療法と比べると副作用が少ないこと、短期間での治療効果が期待できることがあります。このため薬物治療が合わない方の新たな治療選択肢として、TMS治療は注目されています。


■うつ病と強迫性障害のTMS治療の違い
うつ病と強迫性障害のTMS治療は、その治療機器や治療プロトコールから全く異なります。通常のTMS治療よりも深部を刺激するため、deepTMSと呼ばれている方法になります。このためプローブが特殊となっており、当院が日本初でMagProのD-B80コイル導入となりました。
刺激ターゲットは、強迫症状がみられるときに過活動となっている前帯状皮質(ACC)と背内側前頭前野(dmPFC)になり、うつ病の背外側前頭前野(DLPFC)とは異なります。
刺激強度の決定方法も異なり、強度も少しずつ上げていく必要があります。
TMS治療にあたっては、適切な刺激により強迫症状を引き起こす必要があり、専門性が必要となります。また薬物療法と併用することが望ましく、心理療法などと組わせて総合的に治療していきます。
治療目標もうつ病では寛解(以前と同じレベル)を目指しますが、強迫性障害では30%の重症度低下を目指します。30%というと少なく感じますが、強迫症状で苦しまれている患者様にとっては、非常に大きな改善となります。


■当院のTMS治療の特徴
<TMS治療の専門家による技術指導、学術顧問>
rTMSの臨床研究を通して数多くの症例を経験されている、業界では大変著名な先生に定期的に技術・学術指導をいただき、医師やスタッフの知識・技術の追求をはかっています。また多くの大学病院と研究協力し、より良い治療を探索していきます。

<こころの臨床経験を積んだ精神科医による治療>
当院では、こころの臨床経験を十分に積んだ精神科医がrTMS治療の診察にあたります。お薬の治療についても精通しており、当院に併設した武蔵小杉こころみクリニックと連携し、rTMS治療ありきではなく、患者様の状態にあわせて、治療選択肢のひとつとしてTMS治療をご提案させていただきます。

<リーズナブルに世界標準のTMS治療>
TMSはその治療方法が世界的に標準化されており、当院では最新の世界標準のTMS治療を日本に導入しています。また病気で苦しむ患者様は経済的にも苦しいことが少なくなく、リーズナブルな治療価格を心がけています。


■治療費について
・治療料金は、1回あたり13,200円(税込)を基本とします。
・1回18分程度のセッションを週3~5日、3~6週間を目安に(最大30セッション)にわたって行います
・保険適用外の治療となります。強迫性障害のTMS治療は継続が重要となるため、30セッション終了後は9,900円~の回数券を用意しています。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/249487/LL_img_249487_2.jpg
TMS治療の様子

■当院の概要
クリニック名: 東京横浜TMSクリニック
所在地 : 神奈川県川崎市中原区小杉町3-20-1-7F
開業日 : 令和2年(2020年)12月1日(火)
診療時間 : 9時~13時、14時30分~19時30分(土曜、日曜午後は14時~18時まで)
休診日 : 祝日
URL : https://www.tokyo-yokohama-tms-cl.jp/


■撤退した感染対策とオンラインサポート
「コロナうつ」といった言葉も生まれていますが、最短2週間の短期集中治療も可能なTMSという新たな治療選択肢と、オンラインサービスの活用により、コロナ渦でも変わらぬ心の医療を提供してまいります。

<当院の感染対策>
・新型コロナウイルス感染症が流行して以降、オープンの準備を開始しているため、感染対策をはじめから意識した設計となっています。
・IT化による予約から会計までのシームレス運用、完全予約制、自動受付システムなどの導入より、滞在時間と接触の減少をはかっています。

<オンラインによるサポート>
・オンラインカウンセリング「cotree」を提供する株式会社cotree、うつ病患者の家族のためのコミュニティサイト「encourage」を運営する株式会社ベータトリップなど、オンラインによるこころの治療サポートを手掛ける企業と連携し、非対面での心理的サポートも充実させています。


■医療法人社団こころみ 概要
名称 : 医療法人社団こころみ
所在地 : 神奈川県川崎市中原区木月1-28-5 メディカルプラザD元住吉3階
代表 : 代表医師 大澤 亮太
設立年月日: 2017年4月1日
URL : https://cocoromi-cl.jp/


■医療法人社団こころみが展開しているサービス
・元住吉こころみクリニック
「心と体をトータルでサポート」 内科・心療内科医療機関
・東京横浜TMSクリニック
「心の治療にTMSという新たな選択肢を」 TMS治療専門医療機関
・武蔵小杉こころみクリニック
「総合的な心の医療の充実」 心療内科・精神科医療機関
・こころみ医学
「正しい知識をサプリに」 心と体の情報サイト
・株式会社こころみらい
「メンタルヘルスと労務のエキスパート」 産業医サービス
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