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モルディブの観光需要がコロナ禍でも順調に回復



ワンアイランド・ワンリゾートが基本のモルディブのリゾートホテルはソーシャルディスタンスが取りやすい


ヴァレナ国際空港に到着した観光客

2020年7月15日から国境を再開し、世界各国からの観光客を受け入れているモルディブでは、今年、既に15万人の観光客が入国し、順調に観光需要が回復しています。渡航制限が続く中国や日本などアジアの主要マーケットからの観光客は激変している一方、昨年から今年にかけて、ボリウッドスターの多くがモルディブでのホリデイをSNS等で発信していたインドから観光客の伸びが顕著となっています。昨年の国境再開以後、モルディブを訪れている主なマーケットは、インド、ロシア、ウクライナ、カザフスタン、ルーマニア、ドイツなどです。

現在、モルディブを訪れる観光客は入国時に30日間の観光ビザが発給されます。自主隔離などの検疫措置の義務はありませんが、モルディブへ出発する96時間以内に発行されたPCR検査の陰性証明書、並びに、出発する24時間以内に健康申告書をオンラインで提出する必要があります。

モルディブはいち早く、デスティネーションとして、世界旅行観光機構(WTTC)から「Safe Travel Stamp」の認証を取得、また、ヴァレナ国際空港も、ニューノーマル下での空港の感染防止対策を定めたACI空港健康認証を取得し、観光客の安全と安心に取り組んでいます。

万が一、コロナに感染した場合の隔離施設の滞在費、医療費、隔離施設への輸送費などがカバーされる、「コロナ保険」をモルディブのアライド保険と観光省が共同で発売しています。モルディブ出発前にオンラインで加入することが条件となります。

2021年2月現在、モルディブでは140のリゾート、330のゲストハウス、135のライブアボード、11のホテルが営業を再開しており、27の航空会社がヴァレナ国際空港への路線を運行しています。また、モルディブ国内では既にワクチン接種が始まっており、観光業の最前線で働くリゾートスタッフへの接種も率先して行なっています。

観光客が宿泊するリゾートなどの施設では、引き続き徹底した感染対策が行われますが、世界的なワクチン接種が拡大することにより、ポストコロナにおける、低リスクの旅行先として今後もモルディブが注目されることでしょう。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/248346/LL_img_248346_1.jpg
ワンアイランド・ワンリゾートが基本のモルディブのリゾートホテルはソーシャルディスタンスが取りやすい

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/248346/LL_img_248346_2.jpg
ヴァレナ国際空港に到着した観光客

●参考資料
【2021年1月】
<観光客数>
2020 173,347
2021 92,103
<増減>
-46.9%
<1日平均>
2,971
<平均滞在日数>
9.2

【2021年2月(17日まで)】
<観光客数>
2020 89,660
2021 55,641
<増減>
-37.9%
<1日平均>
3,273
<平均滞在日数>
8.7

【合計(2月17日まで)】
<観光客数>
2020 263,007
2021 147,744
<増減>
-42.4%
<1日平均>
3,122
<平均滞在日数>
9.0

(出典:モルディブ観光省)

2020年、モルディブへの観光客数は全世界からの合計で、555,494人でした。


モルディブ政府観光局
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