左:株式会社スクラッチ 代表取締役 中島 浩司 右:株式会社Penseur 専務取締役 大亀 雄平
株式会社スクラッチ
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左:株式会社スクラッチ 代表取締役 中島 浩司 右:株式会社Penseur 専務取締役 大亀 雄平
【株式取得の理由および目的について】
これまでPenseurは、オールジャンルのメディア制作機能を有する広告代理店事業を展開してまいりました。今回の株式取得はPenseurのコア事業の拡充と発展を目指し、さらにこれまで取り組んできた事業継承をより深化させるべく、実施いたしました。
近年はコロナ禍による影響もあり、大きく様変わりする時代の変化や変革に対して不安を抱く経営者の方々が多くいらっしゃいます。この大きな波のうねりに、「これまで同様の感覚を持って単独で前進し続けることに限界を感じている」。という高齢の経営者の方々からたくさんの相談をいただきました。
これらの相談の中から、今回はテレビ番組制作を行っているスクラッチの株式を取得、子会社化することにいたしました。
同社は多くのテレビマンを擁しており、これまで良質なテレビ番組の制作を行ってまいりました。ただ、近年はテレビ業界においても他の産業同様に「若者のテレビ離れ」と言われる状況にあり、構造改革が必達目標である状況です。市場縮小の中におけるコロナ禍の影響は予想以上に激しく、番組制作予算や制作本数の削減、減少など、取り巻く環境は一段と厳しい状況が続き、今後もこの流れは加速していくと予想されています。
一方で、これまでPenseurが主軸としてきた広告業界はコロナ禍により、密接せずにその効果が得られる動画コンテンツやオンラインコンテンツの需要が急激に高まり、特に動画は情報を伝える有効な手段として重宝されるシーンが急増しています。
このような時代背景を元に、スクラッチがテレビ業界で培ってきた番組制作能力や構成力を時代に即した新たなコンテンツ産業と位置づけ、広告業界における動画コンテンツ制作へのパラダイムシフトを積極的に行っていこうという意図で、今回の子会社化に至りました。
動画メディアは、視覚伝達手段として非常に優れており、視聴者やユーザの興味関心を引きつけ、好奇心に直接訴えかけられるメディアとして相当に優れた手段だと考えております。
世の中に広くあまねく、感動や驚きを与える最良のメディアであり、Penseurが掲げる「関わるすべての人に喜びと感動を与える存在になる」という企業理念の体現のために欠かせないメディアリテラシーの一つであると考えております。
今後は近い将来全国的な5Gの普及や企業のDX化が一段と進む中で、動画コンテンツがより一層重要な役割と位置づけと再定義され、制作技術のマンパワーに加え、「人心を動かす」「驚きと感動を与えられる」という文化醸成に必要な企画をいかに世の中に対して提案できるかが、今後求められる変革の時代を乗り切る鍵だと思います。
この二つの要素である「制作構成技術力」「人の心を動かす企画力」についてをPenseur、スクラッチの2社が協業することで、新たな時代を創造する力が誕生いたします。
【今後の組織的展望について】
Penseurでは、このような新時代の変革と需要を見据えた事業承継を積極的に推進したいと考えております。これまで多くの経営者やクリエーターが築き上げてきた、古き良き技術や経験に、我々の先進的アイディア、企画力を統合させることで、昨今のコロナ禍に負けない強い力を形成しながら、新たな価値観に対応する組織形成に尽力してまいります。
【株式の取得先】
商号 : 株式会社Penseur
代表者 : 代表取締役 寺嶋 正浩
所在地 : 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3丁目7番27号 NLC心斎橋6階
設立 : 2008年4月
事業内容: 総合広告代理業
URL : https://www.penseur.co.jp/