マリーミー代表:植草 美幸
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マリーミー代表:植草 美幸
【結婚相談所マリーミー】 https://marrymeweb.com/
■2020年の「コロナ禍」がもたらしたもの
2020年は、何といってもコロナ禍という大きな出来事があり、婚活をしている方々にとっても本当に前代未聞の大変な1年となりました。緊急事態宣言下では、まず旧知の人と会うことが出来ない、新たな人と出会うことも出来ない、デートもお見合いも出来ないという状況で、許されたのは「家族になっている人と一緒にいること」のみ。そういった状況から、「早く家族になれる人を作りたい」と思った人がかなり多かったようです。
それを裏付けるように、結婚相談所マリーミーで統計を取った結果、2020年の8月の新規入会者は、前年度に比べて約150%アップとなっています。また、同じく10月の成婚率については、前年比の160%アップ。ここからは、「お見合いから成婚までの期間が、2ヵ月~3ヵ月だった」という事実も見えてきます。
通常マリーミーでは、「入会から結婚までの期間」について、約3~6ヵ月が多いのですが、コロナ禍を経て、約2~3ヵ月で成婚する方々が数多く見受けられます。ここからは、上記の「早く家族を作りたい」という思いを含め、「結婚に真剣な方々がより増えた」と言えるでしょう。
■出会いから結婚までの期間が大幅に短縮
コロナ禍では、「出会いやデートはオンラインで」「真剣な交際の段階になったらオフラインで」というやりとりが主流となりました。マリーミーでは、「2週間の間、毎日電話で約2時間話し、結婚を心に決めてから実際に会ってその日にプロポーズした」というカップルもあり、総じて、出会いから結婚が決まるまでの期間が、大幅に短縮された傾向にあります。
理由として、やはりコロナ禍という未経験の状況を経たことで、「早く家族を作りたい」という真剣な思いが増したということに加え、以下の要因も見られました。
・「優しければ」「感じがよければ」というようなあいまいな条件をあげる人が減った
→「一緒にいて心地いい人」「家事が出来る人」など、それぞれが望むものが具体的になってきている
・「年収1千万円の相手」など、夢物語を望む人が減った
→「夫婦で800万円位になれば」などと、現実的に考えるように
・必ずしも、子供を望まない人が増えた
→「1人で生きていくのが不安だから、支え合える人が欲しい」という人も多く、必ずしも子供を望まない人も増えたことから、年齢などの諸条件が緩和されてきている
つまり、以前は「『こんな人がいい』という理想が先に来ていて、なかなか当てはまる人を見つけられなかった」のが、「『自分はこういう人がいい』という思いが先に来て、それに合う人を選ぶようになった」とも言えます。
■キーワードは「頼れる女」
コロナ禍で生活に不安定さを感じたのは、女性だけではありません。男性も同じように、経済的にも物理的にも1人で生きていく不安定さを感じ、支え合う人が欲しいと思っており、そこから顕著に見えているのが、「自立しているパートナーを求める」傾向です。
昔は、「花嫁修業」という言葉があったように、「家事・育児が出来る」女性の人気が高かったものですが、現在は「経済的・精神的に自立していて、頼りがいがある女性」が最も人気です。また必ずしも子供を望まない人も増えて来ており、そうなってくると、40代・50代のバリキャリ女性も、結婚相手として人気が出始めています。
結婚相談所マリーミーでは、こういった状況を踏まえて、「2021年は40代・50代の結婚が増えてくる」と予測しています。生涯未婚率には計測されないような結果が果たして起こりえるのか、マリーミーでも注視しながら、結婚を望む全ての方々を今年も応援していきます。
◆結婚相談所マリーミー代表:植草 美幸(うえくさ・みゆき) 経歴
婚活アドバイザー、株式会社エムエスピー代表取締役。
1995年、アパレル業界に特化した人材派遣会社・株式会社エムエスピーを創業。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。
以後11年間にわたり年間約1,000組にアドバイスを行い、業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の成婚率(※)を誇る。著書は『なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ(青春出版社)』など多数。
(※)成婚退会者数÷全体退会者数で算出。2019年1月以降の統計における成婚率は82%。
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●植草 美幸オフィシャルブログ: http://ameblo.jp/miyureia/