大麻民俗学基礎コース
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大麻民俗学基礎コース
海外での産業用大麻、医療用大麻や嗜好用大麻の合法化が「グリーンラッシュ」として注目される一方で、日本の大麻文化について学ぶ機会はほとんどありません。
そこでMM411は、2020年10月20日に開講した「カンナビノイド医学基礎コース」の第2弾として、開設20周年を迎えた大麻博物館とのパートナーシップによって、日本の大麻文化を学べる「大麻民俗学基礎コース」を開講いたします。
一般的には、大麻文化=マリファナ・ドラッグカルチャーと思われていますが、日本に目を向けると、稲作より古い縄文時代草創期(約1万年以上前)から栽培され、衣食住の生活用品のために栽培されてきた古くて新しい農作物であることに気づきます。
本基礎コースは、日本の文化に興味・関心のある方なら誰でも受講でき、全12章で構成され、関連動画の視聴を含めて約6時間で学べます。各章の最後にはクイズがあり、70%以上の正解がないと次の章に進むことができません。
世界的に日本の伝統的な文化への注目が高まる中、この機会に是非マリファナでもヘンプでもない、日本人が築き上げてきた世界でも類を見ない日本独自の「TAIMA」に触れてみませんか?!
皆さまからのご受講を心よりお待ち申し上げます!!!
【シラバス:大麻民俗学基礎コース】
第1章:大麻の定義【化学型・辞書・法律・植物の種類】
第2章:大麻の歴史【縄文・弥生・律令国家・江戸・近代】
第3章:大麻の農業【種まきから収穫まで】
第4章:衣服と大麻【生活の一部だった大麻布づくり】
第5章:神道と大麻【伊勢神宮の札・幣・清浄の印】
第6章:仏教と大麻【仏像・お盆・松明・麻三斤】
第7章:伝統文化と大麻【蚊帳・漁網・花火・名前・下駄】
第8章:食と麻の実【五穀・七味・郷土料理】
第9章:漢方と大麻【本草学・印度大麻草・麻子仁】
第10章:麻の葉模様【仏教美術・歌舞伎・北斎・産着】
第11章:大麻と法律【日本の農作物を守るために】
第12章:日本人と大麻(まとめ)【米と麻を作ってきた民族】
【用語説明】
●カンナビノイド医学基礎コース
アメリカ医師会(AMA)認定の生涯学習教育(CME)コースをベースに、日本臨床カンナビノイド学会とのパートナーシップによって日本語版にローカライズされたカンナビノイド医学の基礎を全12章で学べるEラーニング講座。2020年10月20日に開講。
●大麻草(たいまそう)
アサ科1年草。学名Cannabis sativa L. 中央アジア原産。雌雄異株。和名:アサ、タイマ。英名:Hemp。日本では4月に播種し、2-3mに生育して7月に収穫する古くて新しい農作物。稲作より古い縄文時代草創期(約1万年以上前)から栽培され、衣食住等の生活用品のために栽培されてきた。1948年のGHQ占領下に大麻取締法が制定され、化学繊維の普及と生活様式の変化により、栽培者が大幅に減少したが、現在でも神事や伝統工芸の一部のために都道府県知事の許可を受けて栽培。
●MM411 Inc. http://medicalmarijuana411.jp/
Help people, heal people, make a difference「人を助け、人を癒し、変化をもたらす」をテーマに、MM411は、グローバルマーケットにおけるカンナビノイド医学教育に精通した主要パートナーと協力し合い、カンナビノイド医学教育に取り組む団体を通し、世界各国へカンナビノイド医学生涯教育の認定プログラムを提供するよう努め、現在、アメリカをはじめ、カナダ、フランス、イスラエル、ブラジル、南アフリカで展開しています。
●一般社団法人 大麻博物館 http://taimahak.jp/
栃木が、そして日本が誇るべき「農作物としての大麻」に関する様々な情報を発信する私設博物館。2001年栃木県那須郡で開館。日本民俗学会会員。
博物館の様子(参考)
https://www.travel.co.jp/guide/article/34813/