画像1:脱人間論
画像2:執行草舟
執行草舟が、あらゆる角度から人間を問うた500ページを超える大著です。行き過ぎたヒューマニズムに翻弄され、本来の人間としての躍動を失った現代人。そんな私たちには、もはや現代の「人間」観を捨て去り、「ただ独りで生き、ただ独りで死ぬ」道しか残されていない。物質万能の苦しい時代に、もう一度「魂」を本然とする人間を取り戻すための思索に貫かれた、警世と希望の一冊となっています。
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画像1:脱人間論
帯文:我々は今、「人間の腐蝕」という時代を生きている。肉体が人間を滅ぼしていくのを、我々は見るだろう。人間とは、魂なのだ。人間は、ただの生き物ではない。肉体が朽ちる時、人間の復活が始まるに違いない。
<概要>
■タイトル:脱人間論
■発売日 :2020年10月22日(木)
■著者 :執行草舟(しぎょう・そうしゅう)
■定価 :本体2,300円+税
■ページ数:528ページ
■発行 :株式会社講談社
全国各書店・オンラインストア(Amazon、楽天、hontoなど)で販売中
<内容紹介>
【第一章 人間の出発】人間とは何か/人間を忘れた「人間」/認識がすべての始まり/神とは何か/愛は苦難を伴う/文明の本質 etc.
【第二章 人間の証明】大衆は審判者か/魂の宿るもの/肉体は器/差別が文明を創った/愚かさは強い/逆説に生きる etc.
【第三章 人間の本源】不可能なものが欲しい/狂気と人間/青春の苦悩はもはやない/反幸福のすすめ/過酷さと優しさの均衡 etc.
【第四章 人間の歴史】神の模倣/性と暴力/悪徳の始まり/無駄が人間なのだ/畏れは知識のはじめ/肉体を拒絶する何ものか etc.
【第五章 人間の超克】魂と肉体の興亡/生は未完の死/逆さまに生まれた人間/愛は所有しない/「負い目」と発展 etc.
【第六章 人間の面目】面目とは何か/レデー・メードの死/不平等に敬意を/武士道とキリスト教の融合/宗教の終わりetc.
【第七章 人間の未来】名前を持つこと/全員一致の嘘/正気という無気力/人間は地球の黴/人間は何かに宿る etc.
【第八章 人間の終焉】人間という傲慢さ/AIの告げること/善とは何か/ただ独りで生き、ただ独りで死ぬ/絶点を想え etc.
目前に迫った人類危機(気候変動、AI進出、ウイルス禍)を乗り越えるには「現人間」を脱する以外にない。それを果たす生き方とは?
<著者情報>
■著者:執行草舟
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画像2:執行草舟
■プロフィール
執行草舟 しぎょう・そうしゅう
昭和25年東京都生まれ。立教大学法学部卒業。実業家、著述家、歌人。独自の生命論に基づく事業を展開。戸嶋靖昌記念館館長。執行草舟コレクションを主宰。蒐集する美術品には、安田靫彦、白隠、東郷平八郎、南天棒、山口長男、平野遼等がある。洋画家 戸嶋靖昌とは深い親交を結び、画伯亡き後、全作品を譲り受け、記念館を設立。その画業を保存、顕彰し、千代田区麹町の展示フロアで公開している。日本菌学会終身会員。
主な著書に『生くる』『友よ』『根源へ』(以上、講談社)、『孤高のリアリズム』『生命の理念』I・II(以上、講談社エディトリアル)、『「憧れ」の思想』『おゝポポイ!』『現代の考察』(以上、PHP研究所)等がある。
著作一覧: http://shigyo-sosyu.jp/production/index.html
<団体情報>
■団体名 : 戸嶋靖昌記念館
■代表者 : 館長 執行草舟
■本社所在地: 〒102-0083 東京都千代田区麹町1-10
■URL : http://shigyo-sosyu.jp/index.html
■事業内容 : 美術・出版活動(非営利事業)