例年、11月に入ると関東地方では最低気温が10度を下回る日がではじめ、秋から冬への季節の移ろいが感じられます。季節の変わり目は、寒暖差から自律神経が乱れやすく、さらには免疫力の低下にもつながりやすいといわれています。風邪やインフルエンザの流行期を前に、今年はいつも以上に、体づくりが注目されています。そんな冬の健康管理におすすめしたいのが、実は「冷凍ブルーベリー」です。栄養素の解説、手軽に買える冷凍ブルーベリーを活用した、これからの季節にぴったりの体を温める簡単レシピを、管理栄養士の清水加奈子(しみず・かなこ)さんが考案しました。
画像 : https://newscast.jp/attachments/cslPAxNqzTuZbdhk3GGV.png
『Blueberry Life Lab』レシピスペシャリスト/ 管理栄養士、フードコーディネーター 清水 加奈子(しみず・かなこ)さん
画像 : https://newscast.jp/attachments/VpPX8cT5uf1oYnx26aju.jpg
ブルーベリーの豊富な栄養や効果を高める食材の組み合わせ、簡単に作ることができるオリジナルレシピを提案。
【プロフィール】
女子栄養大学短期大学部食物栄養学科卒業後、株式会社ヤクルト本社中央研究所にて研究職に従事。退職後、お弁当の商品開発、販売促進、ワインカフェの立ち上げ等に関わり、フードコーディネーターとして活動をスタート。レシピの提案、調理・スタイリング、食に関するイベントの企画・運営等を行なっている。調理師、国際中医薬膳師等の資格ももつ。
血流改善効果のあるビタミンEが摂取できるブルーベリーは冬場におすすめ 熱を作り出す良質なタンパク質と合わせたカラダ温めレシピ
寒さが気になる季節に、体を内側から温めるには、血行促進効果のある栄養素を積極的に摂ることが大切です。血流改善効果のあるビタミンE、筋肉の元となり熱を作りだす良質なタンパク質は、特に意識して摂ると良いでしょう。海外ではスーパーフードとして人気の高い『ブルーベリー』は、ビタミンEのほか、豊富に含まれる抗酸化成分『アントシアニン』の効果も期待できる食材です。冷凍ブルーベリーであれば、季節を問わずスーパーで購入することもでき、冷凍庫に常備しておけます。さらに、冷凍技術の発達で、おいしさと栄養価が損なわれずにキープされています。ぜひ、食材として日常的に活用してみてください。
【清水さん考案!カラダ温めレシピ】
★豚肉のしょうが焼きブルーベリー風味プレート★
〈POINT!〉
豚肉の脂の旨み、和の代表の調味料の醤油とブルーベリーの酸味、甘みがとても合います。
豚肉は良質のタンパク質でエネルギーをつくりだします。また、豊富に含まれたビタミンB1も糖質を効率よくエネルギーにかえる働きがあります。ブルーベリーのビタミンEと、生姜に含まれたショウガオールで血行促進やからだの深部から温める効果も期待できます。
画像 : https://newscast.jp/attachments/0NEgeZGmUGuD85AhHOWe.jpg
《材料》 2人分
豚ロース肉(薄切り・生姜焼用)…200g
A 冷凍ブルーベリー…50g、 しょうゆ、酒…各大さじ2
砂糖、みりん…各大さじ1 おろし生姜・・・1片分
玉ねぎ…1/4個 キャベツ、ミニトマト…適量
ごはん・・・2膳分 油…大さじ1 パセリ…少々
《作り方》
❶豚肉にAを5分ほどつける。玉ねぎは1㎝幅に切る。
❷フライパンに油を熱し、豚肉、玉ねぎを焼き、豚肉を両面焼く。
❸漬けたタレを加え煮絡める。皿にごはんを盛り、生姜焼き、千切りのキャベツ、ミニトマトを盛る。ご飯にパセリをかける。
★甘辛手羽唐揚げブルーベリー風味★
〈POINT!〉
ガーリックと醤油、ブルーベリーの味がマッチした、ご飯にとても合う甘辛ブルーベリー風味の唐揚げです。揚げたて、アツアツの内をタレに漬けるのが、味がしっかり染みて、おいしく仕上げるコツです。
手羽先はタンパク質のほか、抗酸化力を高めるビタミンAが含まれます。ブルーベリーのビタミンEのほか、にんにくも血行促進効果が期待できます。
画像 : https://newscast.jp/attachments/U2vx2uggC4pMdU9sjtyl.jpg
《材料》 2〜3人分
手羽先・・・8-10本(約500g) 塩…こしょう…少々
A 冷凍ブルーベリー…50g しょうゆ…大さじ3
みりん…大さじ2 はちみつ…大さじ2
おろしにんにく…小さじ1 塩、こしょう・・・少々
片栗粉…大さじ4 油…適量 白ごま…適量
ベビーリーフ、レモン…適量
《作り方》
❶手羽先はフォークで数か所穴をあけ、塩、こしょう、片栗粉を絡める。
❷フライパンに多め目の油を熱し、1の手羽先を入れ、全体にこんがりと揚げ焼きにする。
❸別の鍋にAを入れ中火にかけ、半量になるまで5分位煮詰める。揚げたての手羽先を漬けこみ、白ごまをふる。ベビーリーフと共に皿に盛り、レモンを添える。
■食や健康に関心が高まっている今、高栄養価のブルーベリーをもっと身近に! 「Blueberry Life Lab」の役割
画像 : https://newscast.jp/attachments/c3f0oYmtAbXZXi5AtOiH.jpg
カナダのブルーベリー生産最大手の一社シルバーバレーファーム(ブリティッシュコロンビア州/レイ・ビリン 代表取締役社長)は、世界的に食や健康への意識が高まっているなか、欧米で健康に関する研究が盛んなブルーベリーを日本の生活に取り入れやすいよう、専門家による情報発信を行なう「Blueberry Life Lab」をスタートしました。
カナダは、アメリカに次ぐ世界第2位のブルーベリー大国です。なかでも、シルバーバレーファームの所在地、カナダ三大都市のバンクーバーがあるブリティッシュ・コロンビア州は北米最大のブルーベリー産地です。ブルーベリーは日本でもおなじみのフルーツですが、カナダでは、家庭でもレストランでも非常に人気のある食材で、栄養価の高いスーパーフードとして近年さらに注目されています。特に、旬の味わいと栄養を閉じ込めて、季節を問わず利用できる冷凍ブルーベリーは、おいしさと栄養、さらに利便性を兼ね備えた食材として、生果と並びポピュラーな存在です。
シルバーバレーファーム社は、「Blueberry Life Lab」を通じて、高栄養価でありながら忙しい現代生活にマッチする便利な冷凍ブルーベリーについて、日本での毎日の生活に沿った切り口で情報発信していきます。