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コネクシオとノキア、動画解析AI「SpaceTime scene analytics」の販売で業務提携



システム構成図

コネクシオ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井上 裕雄、以下、コネクシオ)は、ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン・ランカスターレノックス、以下、ノキア)が開発した動画解析AIによる異常検知ソフトウェア「SpaceTime scene analytics」(以下、シーンアナリティクス)の販売においてノキアと業務提携し、日本国内での提供を開始します。



「シーンアナリティクス」は、監視カメラの動画をAIで解析してリアルタイムに異常を検知するソフトウェアです。コネクシオは、「シーンアナリティクス」を核とし必要な機器の調達からソフトウェアの設定・調整、現場からクラウドにデータを送信するための通信回線の契約までを「異常検知ソリューション」として統合し、ワンストップでお客様の課題解決を実現します。



「シーンアナリティクス」は欧州での販売を開始しており、鉄道や高速道路などの社会インフラ分野で既に数件の導入実績を有しています。コネクシオは今後、IoTとAIを実社会で融合し、ノキアと共に社会インフラ分野にとどまらず、土木・建築工事現場、警備が必要な現場、工場・プラントなど、幅広い分野で安全性の向上や業務の効率化に貢献してまいります。



ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社 エンタープライズビジネス統轄営業本部長 ドニー・ヤンセン氏は次のように述べています。

「ノキアの『シーンアナリティクス』を日本市場に導入するためには、様々な顧客との接点を持っているパートナーと協業したかったのです。コネクシオにはIoT市場向けの独自の製品があり、既に国内の通信事業者様とも良好な関係を築いています。コネクシオが持つIoTスキルセットとノキアの『シーンアナリティクス』を補完組み合わせることによってトータルソリューションが完成されます。コネクシオのセールスチャネルを介して様々な市場にソリューションが提供できることを楽しみにしています。」



本取組みに対する当社IoTソリューション部長 坂井 和信は、次のように付け加えます。

「ノキアはコネクシオのIoT事業展開における最重要パートナーの一社であり、今回の『シーンアナリティクス』の販売における業務提携を大変嬉しく思います。コネクシオはこれまで培ったIoTのスキルを『シーンアナリティクス』と融合させ、ノキアと共に、お客様に寄り添い課題を解決することで信頼されるパートナーとなることを目指しています。」





■システム構成

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/229505/LL_img_229505_1.jpg

システム構成図





■背景

近年、道路や鉄道といった社会インフラにおいては、高速道路の逆走やETC不法突破の監視、駅ホームや鉄道車輌内の安全確保・監視などのため、多数のカメラが設置されています。しかし、大半のデータは保管されているだけ、あるいは後で確認用に使用されるだけで、リアルタイムに十分な活用ができているとは言えません。一方、サーバ上でリアルタイムにデータ解析をすると、常に大容量の動画データを送信するため通信量は増大し、データを貯えるために大容量のストレージも必要となり、運用コスト負担が非常に大きくなります。また、AI機械学習の手法によっては、精度を上げるために時間をかけて大量のデータを事前学習させなくてはなりません。「シーンアナリティクス」はこれらを解決する動画解析AIです。





■特長

(1) リアルタイムに異常を検知し、速やかに対応を検討することが可能

現場に設置された動画解析ユニットは画像解析ソフトウェアを内蔵しており、カメラから入力される画像のフレーム毎に動きがエッジ(現地)において分析されます。方向・速度・密度・滞留時間で異常があった場合に即時クラウド側に通知します。



(2) 早期の運用開始が可能

約2週間置いておくだけで、カメラの動画データからその時々における「何が通常状態か?」を自動的に学習し、通常状態と異なる事象すべてを「異常状態」として検知します(教師無し機械学習)。



(3) 通信コストの抑制が可能

エッジ(現地)処理の実現により、クラウドに送信されるのは異常時の画像だけなので、ネットワークやクラウドの負荷が軽減されます。既存の監視カメラや社内通信網を利用することも可能です。





■活用シーン

車輌・人間・動物など、数十種類を識別する検知機能や、特定エリアを区別するエリア検知機能もあり、不審者検知や立ち入り禁止区画監視などに活用できます。



業界 :道路

活用シーン:高速道路内での衝突事故検知、一方通行違反、渋滞、Uターン、急な歩行者の横断、交通妨害などの検知、車体認識、盗難車検知



業界 :鉄道

活用シーン:線路をふさぐ倒木の検知、車輌内やプラットフォームの混雑検知、プラットフォームからの転落検知、プラットフォーム上のトラブル検知(喧嘩、酔っ払いなど)、踏切監視



業界 :土木・建築現場

活用シーン:立ち入り禁止エリアの異常検知



業界 :公共

活用シーン:通り抜け禁止区域監視(例:空港通用口)、開場時間外の不法侵入監視(公園、ホールなど)、イベント時の不審物発見、不法投棄検知



業界 :工場・プラント

活用シーン:立ち入り禁止エリアの異常検知、不審者検知





■販売について

発売日:2020年10月7日





■展示会出展について

コネクシオは、2020年10月28日(水)~30日(金)に幕張メッセで開催される「第6回 IoT&5Gソリューション展 秋」に出展いたします。

イベント公式サイト: https://www.japan-it-autumn.jp/ja-jp/visit.html





■ノキアについて

ノキアは、世界をつなぐ技術を創造します。世界中で利用可能なネットワーク装置、ソフトウェア、サービス、ライセンス、これらすべてを提供できるのはノキアだけです。受賞歴のあるノキアベル研究所によるイノベーションへの取り組みにより、ノキアは5Gネットワークの開発と導入をリードしています。

ノキアの通信サービスプロバイダの顧客は、当社の無線ネットワークで64億以上の加入者にサービスを提供しており、ノキアの企業顧客は世界中で1,300以上の産業用ネットワークを展開しています。最も厳しい倫理基準を堅持し、人々の生活、仕事、コミュニケーションの方法を変革します。最新情報については、 https://www.nokia.com/ja_jp/ でご覧いただくか、Twitterで@nokiaをフォローしてください。





■コネクシオのIoTについて

コネクシオは、20年以上の豊富な経験を持つ大手モバイルメーカーの開発部門がバックボーンとなり、現場で培った通信技術経験や知見を、IoTの現場に最適化したサービスとして提供しております。これらの経験を活かし、ものづくりの現場における製造生産機器の遠隔監視、定期点検・故障予兆、国内外で稼動している建設機械・農業機械といった特殊車両の遠隔稼動状況監視、河川の水位観測や電力メーターなどの社会インフラ設備の管理など、多岐に渡る用途で30万箇所を超えるIoTの導入・活用実績を有しております。

今後は、IoTの技術を活用したSDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)達成への貢献や、5G/AIとIoTを組み合わせたお客様の困りごとや課題の解決に、より一層尽力してまいります。



名称 : コネクシオ株式会社

本社所在地 : 東京都新宿区西新宿8丁目17番1号

設立 : 1997年8月

代表者 : 代表取締役社長 井上 裕雄

証券コード : 9422(東証一部)

コーポレートサイト : https://www.conexio.co.jp/

IoTソリューション紹介サイト: https://conexio-iot.jp/

シーンアナリティクス紹介サイト: https://conexio-iot.jp/serviceproduct/spacetimesceneanalytics



※ このプレスリリースに記載されている会社名および製品名は、各社・各団体の登録商標または商標です。

TMおよび(R)マークは記載していない場合があります。

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