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コロナ禍で地方への移住希望が高まっているとのこと。
憧れの田舎暮らし。でも見知らぬ土地での暮らしには不安もあります。
あたらしく住まう地域での交流がスムーズにできたり、地域をよく知る人から情報も集められたら、移住への楽しみが増えていきそうです。
シリーズ『信州の建築家とつくる家』最新の15号は「地域と交わる家」を特集し、地元長野県を拠点に活躍する建築家による、移住者と地域コミュニティが交流できる空間や、仕掛けを備えた家を取り上げています。
一例をあげると、巻頭の「生長する家」は、都市部から移住した家族の住まいと小さなパン工房・店舗、農作業用作業スペース、倉庫が併設した作りになっています。住宅の一部を、人が集まる店舗として開くことで、地域内外から農園の野菜や、奥さんが焼いたパンを求めに来る人たちの小さなコミュニティができあがってきています。
また別の住宅「夫神岳を望む家」では、広い縁側を設置することで山を眺めながら周辺住民と交流できる場としています。
そのほか、土間といった昔からの近所づきあいの場を進化させるなど、地域で活躍する建築家とつくる家づくりは、移住希望者や地域との交流を生み出す試みがつまった魅力あるものとなっています。
大きな窓から眺める山々の景色など、作品から感じる自然との関わりも愉しめるのではないでしょうか。
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