装置外観
加速器中性子源(6門)
装置外観2
当社は、津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金制度等を活用して、BNCT(注)技術を応用した多門照射式放射線がん治療装置SiC-BNCTの開発を行って参りました。SiC-BNCTは世界初のSiC半導体(炭化ケイ素を用いた化合物半導体素子)による超小型中性子発生源を用いたがん治療装置です。本装置は、従来のBNCT装置に比べ小型・低コストを実現しながら、重粒子線治療相当の腫瘍細胞破壊力を有し、かつ、従来のBNCT装置では困難であった、体深部のがん治療や、広範囲に広がる微小浸潤がん治療の実現を目指しております。
現在、SiC-BNCT臨床試験機(6門照射)の開発、製作を完了し、来年後半に京都府立医科大学附属病院での治験開始を計画しております。この度の増資により、国内での認証に向けた治験を進めるとともに、海外での認証取得のための活動を進めてまいります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/222102/LL_img_222102_1.jpg
装置外観
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/222102/LL_img_222102_2.jpg
加速器中性子源(6門)
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/222102/LL_img_222102_3.jpg
装置外観2
(注)BNCT:Boron Neutron Capture Therapy ホウ素中性子捕捉療法
中性子線を用いた放射線がん治療法です。中性子と反応しやすいホウ素薬剤を腫瘍細胞に取り込ませ、中性子とホウ素との反応を利用して、腫瘍細胞のみを選択的に破壊する治療法です。
[福島SiC応用技研株式会社]
SiC半導体を用いたパワーエレクロニクス製品の開発、及び製造販売を主力事業としている技術ベンチャーです。 SiC半導体の社会実装を促進するとともに、従来のSi半導体では実現が困難であった革新的なパワーエレクロニクス技術の開発、及びその応用製品を市場に提供することで震災復興への貢献を目指しています。
会社ホームページ: http://www.fukushima-sic.co.jp/
[シーズインベストメントLLP]
代表 城野 親徳
慶應義塾大学医学部卒業後、医療法人社団シーズ・メディカル、ドクターシーラボ設立。
ドクターシーラボを米国ジョンソンアンドジョンソンに売却後、シーズインベストメントLLP設立。
運用資産約500億円。VC,PE事業などの運用を幅広く行う。
会社ホームページ: http://www.cizinvestment.com/
[Astellas Venture Management LLC]
Astellas Venture Management LLC(以下「AVM」)は米国カリフォルニア州サンフランシスコ ベイエリア地区のブリスベン市を拠点とし、アステラス製薬株式会社(本社:東京、以下「アステラス製薬」)のコーポレートベンチャーキャピタルとして、アステラス製薬の戦略的目標達成に貢献します。アステラス製薬は、「革新的で信頼性の高い医薬品の提供を通じて世界中の人々の健康の向上に貢献する」という経営理念を持ち、R&D主導のグローバル製薬会社として積極的に事業を展開しています。AVMは、先端科学を担う初期R&D段階のベンチャー企業への戦略的投資を通じて、R&Dアドバイスや支援も提供しながら、将来的にはアステラス製薬との戦略的提携/コラボレーションへ繋がることを目指します。
会社ホームページ: https://www.astellasventure.com/Index.aspx
[SMBCベンチャーキャピタル]
SMBCグループのベンチャーキャピタルです。
「絆」をメインテーマとして、「明るい未来を共に」と「人生を賭けた起業家と共に」の2つの投資理念の下、人々の生活向上・社会的課題の解決を目指す成長企業に資金提供を行なうとともに、投資先経営陣と一体となって企業価値向上を目指します。
会社ホームページ: http://www.smbc-vc.co.jp/
[Fiducia株式会社]
社会的な課題をテクノロジーで解決する分野で、技術と知的資産に注力し、投資を行い、同時に国際的なビジネス機会を逃さないような知的サポートを提供することで、起業家が事業価値を極大化するお手伝いをいたします。創業者は投資銀行と投資分野に経験豊富な柴田 拓美、グロースとベンチャー投資の専門家の清水 時彦、事業および事業立て直しに経験豊富な沖本 普紀です。
代表電話:03-5962-3811