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トーヨーケム、透明性をもつ抗ウイルス性ハードコート剤を開発 ~モバイル端末やフェイスシールドにも応用可能~



リオデュラスシリーズ

トーヨーケム株式会社(代表取締役社長:町田 敏則、東京都中央区)は、これまでの抗菌性ハードコート剤に加え、新たに抗ウイルス性と透明性を両立したハードコート剤「リオデュラス(R) AVシリーズ」を開発いたしました。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/219642/LL_img_219642_1.jpg

リオデュラスシリーズ



■抗ウイルス性と透明性を両立 フェイスシールドなどに応用可能な新商品

トーヨーケムは、UV架橋技術・微粒子分散技術を活かし、高透明・高機能なハードコート剤を、主にディスプレイやタッチパネル周辺市場向けに提供しています。近年、医療現場や教育現場におけるデジタル化が進みタッチパネル等の導入により利便性が向上する一方で、不特定多数の人が端末を「指で触る」機会が増えることで、菌やウイルスへの感染などのリスクが増加しており、衛生面での対策が求められています。

この度トーヨーケムは、抗菌性ハードコート剤「リオデュラス(R) AMBシリーズ」に加え、新たに抗ウイルス性ハードコート剤「リオデュラス(R) AVシリーズ」を開発いたしました。本製品は抗ウイルス性能評価の国際基準であるISO21702をクリアし、エンベロープを持つA型インフルエンザウイルスおよびノンエンベロープウイルスであるネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替)に対し共に有効であることが確認されています。

また、抗ウイルス性を付与すると塗膜の透明性が失われてしまいますが、「リオデュラス(R) AVシリーズ」は、トーヨーケムが持つ分散技術により、抗ウイルス性と透明性を両立することに成功しました。これからのwithコロナ時代において、モバイル端末のみならず、フェイスシールドやパーテーションなど、透明で人が触れる可能性のある様々な部材の保護への応用が可能です。





■withコロナ時代における今後の展望

新型コロナウイルス感染症は世界中に拡大し、百年に一度の危機に直面しています。感染者数を一時的に抑えることができたとしても、withコロナ時代として、今までとは異なる新しい生活が求められています。トーヨーケムは、ポリマー・テクノロジーから生まれた要素技術にさらに磨きをかけ、これからも「利便性」と「安心・安全」を兼ね備えた製品を皆さまに提供し続けていきます。





■トーヨーケム製品ページ

抗ウイルス性ハードコート剤「リオデュラス(R) AVシリーズ」:

https://www.toyo-chem.com/ja/products/coatings/lioduras/av.html

抗菌性ハードコート剤「リオデュラス(R) AMBシリーズ」:

https://www.toyo-chem.com/ja/products/coatings/lioduras/amb.html



※TOYOCHEM、TOYOCHEMロゴ、およびリオデュラスは、東洋インキSCホールディングス株式会社の商標もしくは登録商標です。

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