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大成ユーレックが壁式PCa設計BIMシステムの運用を開始



システム概念図

大成ユーレック株式会社(東京都品川区西五反田7-23-1、代表取締役社長:松三 均)は、壁式PCa設計BIMシステム「TU-Ru(Taisei U-lec Revit utility)」を開発し、2020年7月1日より運用を開始しました。当社は、PC工法のパイオニアとして年間約2000戸の集合住宅の設計施工を行っています。今回、主力商品である壁式PCa造集合住宅「パルローグカイ」シリーズを扱うBIMの開発について、株式会社構造計画研究所(社長:服部 正太氏)の協力を得て完成しました。BIM意匠モデルからPCa部材製作図の自動作成は業界初の運用となります。これにより、意匠、構造、設備・電気図とPCa部材製作図の整合性を高いレベルで確保すると共に、設計作業の効率化を図ります。

今回の運用は第一段であり、今後は、積算、運搬、工事、建物保守にまで活用することも視野にいれたBIM開発を予定しています。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/218639/LL_img_218639_1.jpg

システム概念図



■特徴

本システムは、Autodesk Revitをカスタマイズした「パルローグカイ」専用BIMソフトとなります。

BIMモデルはRevitのワークシェアリング機能を使い、意匠、構造、設備、電気、PCa設計部門で共通のデータで作業を行う、いわゆる「1モデル(ワンモデル)BIM」を実現しています。設備、電気については、専用ソフトのRebroを用いて設計を行い、設備、電気情報をRevitに戻します。BIM配筋モデルでは、スリーブ等と配筋の干渉をチェックし、適切に配筋の切断や補強筋の配置を自動的に行います。スリーブ位置等が変更されれば、BIM配筋モデルも変更されます。



さらに本システムは、壁式構造計算プログラムで必要なデータを自動生成する機能を備えており、BIMモデルをそのまま構造計算モデルとして使用することができます。構造計算の結果を、BIM躯体モデルにインポートし、PCa部材の配筋BIMモデルを生成するため、構造計算書との整合性が担保されます。



クレーンでの組み立てや運送に必要なPCa部材の重量も瞬時に計算し、適正な重量に割付することも可能です。また、各PCa部材に時間軸等を設定することで、組み立てのシミュレーションに役立つ等の多義にわたる汎用性が考えられます。施工前により実物に近いデジタルモデルを構築できることで、事前検討、迅速かつ的確なお客様との合意形成に役立てていきます。





■会社概要

会社名 : 大成ユーレック株式会社

設立 : 1963年8月1日

本社 : 東京都品川区西五反田7-23-1 第3TOCビル

URL : https://www.u-lec.com/

フリーコール: 0120-41-2082

事業内容 : 集合住宅の企画・設計・施工、リニューアル工事の企画・

設計・施工、コンクリート部材の供給、コンサルティング

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