健康サポート機能ボタン付きカップ式自動販売機
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健康サポート機能ボタン付きカップ式自動販売機
■特徴
人々の健康維持・増進への行動を促すことを目的に、アペックスが運営する約4万台のカップ式自動販売機を対象に、難消化性デキストリン入りのコーヒーやココアなどの飲料を販売します。同時に、ボタンひとつで全ての飲料に難消化性デキストリンを加えることができる新機種「健康サポート機能ボタン付きカップ式自動販売機」を開発・展開を開始します。
松谷化学工業の難消化性デキストリンは、天然のでん粉を原料とした水溶性の食物繊維です。日本における特定保健用食品認可品目のうち36.6%(※)で採用されるほど、生活習慣リスクの軽減に寄与する優れた生理機能をもつ健康素材として注目されています。(※2020年4月16日現在)
カップ式自動販売機では、1杯あたり食物繊維換算で約5グラムが好みの飲料に添加されます。利用者は、職場のカップ式自動販売機という身近なサービスを通して、日常の飲料で手軽に機能性素材を取り入れることができます。設置先にはアペックスの社員が定期的に巡回し、品質管理、衛生管理などメンテナンスを日常的に実施します。
■開発の背景
「人生100年時代」と言われる中、特定保健用食品や機能性表示食品の市場拡大に代表されるように、人々の健康寿命への関心が高まり続けています。個人だけでなく企業も、自社従業員の健康維持・増進を重要な経営課題とし、積極的に推進しています。
松谷化学工業は、メタボリックシンドロームや生活習慣病の予防に貢献したいと考え、多様化する生活者の嗜好とニーズに応える機能性表示食品を開発・提案してきました。同時に、予防医学的な観点から、機能性素材の日常的な摂取を啓蒙していました。
一方アペックスは、カップ式自動販売機で培ったノウハウを活用し、すべての人が味わう楽しみを末永く持つことに貢献したいと考え、最優先課題として、高齢者をはじめ飲み込みが難しい方の誤嚥を予防する「とろみ付き飲料」の自動調理システムを開発・展開してまいりました。次なる社会貢献として、病気になる前の“予防”の段階から人々の健康づくりを支援できる方法を模索していました。
生活習慣病は長い時間をかけて発症するものです。健康維持・増進のために、日々の生活に組み込まれた「飲料」に機能を持たせることができれば、さらにその飲料を、日常的に利用されるカップ式自動販売機で提供できれば、大きな意義があると考え、開発にいたりました。
アペックスのカップ式自動販売機設置先のうち、約7割が企業のオフィスや工場内などの職域で、福利厚生等を目的に導入されています。まずは既存顧客に働きかけ、各企業が取り組む自社従業員の健康維持・増進を支援していきます。両社は、本サービスを通して、社会保障費の増大という社会課題の解決の一助となるよう取り組んでまいります。
■会社概要
<株式会社アペックス>
自動販売機オペレーター業界のリーディングカンパニー。半世紀以上にわたり「最高の一杯、最高のひととき」を届けるために最高の商品を追求しています。北海道から鹿児島まで全国約7万台の自動販売機を通し、コーヒーなどの飲料を販売。自動販売機の設置から運営管理までトータルサポートを行います。
本社 : 〒474-0053 愛知県大府市柊山町2丁目418番地
事業内容 : 飲料の自動販売機による中身商品の販売、カフェサーバー事業、
レストランの経営
Webサイト: https://www.apex-co.co.jp/
<松谷化学工業株式会社>
創業100年を迎えた老舗のでん粉加工の総合メーカーであり、機能性素材「難消化性デキストリン」のトップシェア企業。「世界の人々の健康な生活に貢献する!」をキーワードに、難消化性デキストリンや希少糖含有シロップなど機能性をもつ健康素材を開発・提案しています。
本社 : 〒664-8508 兵庫県伊丹市北伊丹5丁目3番地
事業内容 : 加工でん粉、食物繊維等の製造・販売
Webサイト: https://www.matsutani.co.jp/