レポート表紙
KCI考察
「アフターコロナ」の行動
「アフターコロナ」の価値観
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レポート表紙
【KCI Key Consumer Indicators by ifsとは】
KCIとは、今後の重要な経営指標となりうる消費者の心理変化や行動変化を、ifsのコンサルタントが調査・分析を行った上で発信を行うコンテンツです。
【調査結果を踏まえた、ifsが考えるアフターコロナのKey Consumer Indicators】
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KCI考察
■Renew the Real.
Renew the Real Life. 自分の生活を「綿密」に見つめ直す
Renew the Real Communication. ソーシャルディスタンスを保ちながら「濃密」なコミュニケーション
Renew the Real Place. 店や場とのつながりをより「親密」に感じながら楽しむ
緊急事態宣言によってストレスが鬱積している消費者は、コロナ収束後には、国内旅行やレジャー、買い物などアクティブに過ごすことを夢見つつ、様々な工夫しながらSTAY HOMEしている実情がわかりました。また、webやデジタルでしかサービスが受けられない、人と接することができないことに対する、一種の「飽き」が生じているとも考えられます。そのため、収束後は改めて「リアルの良さ、リアルならではの喜び」を享受するために、旅行や街、店を訪れる機会が増えると思われます。
コロナ収束後の生き方に関しては、人との関係は大事にしながらも、自己犠牲や我慢を強いる「利他的な生き方」ではなく、自分の幸せと世の中の幸せの双方を求めていく生き方が主流になることが推測されます。
【調査結果抜粋】
(1)家に長くいることでの生活変化
「運動不足を感じるようになった」がトップ。次いで「テレビを良く見るようになった」「ネットやSNSや動画サイトをよく見るようになった」「食費がかかるようになった 」「交際費がかからなくなった」の順。
(2)コロナ収束後にしたいこと
トップは「国内旅行」。次いで「友人・知人との食事」「商業施設での買い物」「温泉・温浴施設」と、コロナによる自粛で我慢をせざるを得なかったものが上位。
(3)新型コロナウイルス問題が収束したあとの、生活スタイルや消費スタイル
生活スタイルでは「できるだけ貯金や預金をする生活」「本当に必要な物事にだけお金や時間を費やす生活」と、コロナを機に、生活のスタイルを見直す人が多数。消費スタイルでも、「本当に必要なものにだけお金を使うスタイル」「できるだけ安いものを買う生活スタイル」「安易に情報に踊らされずにしっかり見極めて利用・購入するスタイル」と、慎重になる一方で、ストレスが溜まっているせいか「気に入ったものにはお金を使うスタイル」も多い。
(4) 新型コロナウイルス問題を経た、あなたの生き方や考え方変化
「改めて家族が大切さだと感じるようになった」がトップ。マスクやトイレットペーパーの奪い合いをみたせいか「やっぱり人は自分勝手なんだと思うようになった」も多かった。コロナ収束後の生き方に関しては、人との関係は大事にしながらも、自己犠牲や我慢を強いる「利他的な生き方」ではなく、まずは自分の生活を守るという生活防衛意識が優先されるという結果となった。
国内旅行・飲食・商業施設など、リアルならではの楽しみに期待。
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「アフターコロナ」の行動
家族や人とのつながりの大切さを再認識した反面、人の身勝手さも思い知る。
利他的なスタイルよりも、人とのつながりを大切にし、ともに幸せになる「共生」スタイルが主流に。
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「アフターコロナ」の価値観
【レポートについて】
KCI Key Consumer Indicators by ifs
第1弾 「コロナ後のニューノーマル考察」
2020年5月発行
伊藤忠ファッションシステム株式会社 マーケティング開発第1グループ
今回の「コロナ後のニューノーマル考察」レポートに関して、サマリー版を下記ホームページよりダウンロードいただくことが可能です。
https://www.ifs.co.jp/knowledge/kci20200519/
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本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、当社のクレジット「伊藤忠ファッションシステム Key Consumer Indicators」の表記をお願いします。