MJP30AXF 特徴
【製品概要】
商品名 :MJP30AXF
発売開始:2020年6月
発売価格:オープン
【「MJP30AXF」開発背景】
プラスチックフィルムを用いた軟包装は、その安価さ、かつ軽量で形状が自由なため輸送効率が高く、また密閉性にも優れている事から食品等の鮮度を保つのに有効で、市場では欠かせなくなっています。一方では余りにも便利過ぎて使用量が飛躍的に増加しており、大量のプラスチックが廃棄される、あるいはマイクロプラスチックとなって海洋を漂い、地球環境に大問題を起こしております。プラスチックの使用の抑制、リサイクル率の向上は喫緊の課題であり、持続可能な開発目標(SDGs)においても明示されております。
現在の日本では主にグラビア印刷方式が主力となって、軟包装印刷が行われております。グラビア印刷は高品質で優れた方式ですが、製版コストが他方式と比較して高額で、同一のものを大量に印刷するのに適した技術です。片や、消費は同一商品の大量消費の時代は終わり、嗜好が個々によって異なる消費者をターゲットに「多品種少量生産」の時代に入っており、大量印刷方式による軟包装材料の在庫、廃棄問題が発生します。
ここにおいて小ロット対応が可能で、フィルムの在庫、廃棄が激減できる印刷方式が求められております。無版で製版の時間、コストを必要とせず、かつ複数の異なった種類の印刷を連続で行うことができるデジタル印刷方式が、革命的なインパクトをもたらします。
ミヤコシはこれまで培ってきた輪転印刷の技術を用いたフォーム印刷、さらに大型高速デジタルインクジェット機の技術を用いて、生活資材であるラベル印刷、軟包装印刷にも取り組んで参りました。その集大成が「MJP30AXF」であります。
【主な特徴】
1. 環境対応
・水性顔料インクを採用し、食品軟包装印刷に利用可能
・デジタル印刷による余剰在庫、廃棄、ヤレなどの減少
2. 需要ベースによる生産の最適化
・小ロット・多品種・需要ベースの同型ジョブのノンストップ連続印刷を実現
・エンドレス印刷の実現で途切れのない絵柄とリード線で後加工機までも制御
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/212796/LL_img_212796_1.png
MJP30AXF 特徴
3. 高生産性
・印刷幅750mm(30インチ)を分速50mで高速印刷
・デジタル方式で製版、版交換といった段取り時間が不要
4.高品質
・1200×1200dpiの高解像度最新ヘッドを使用し、4ポイントでもシャープな文字
・白インクもデジタル方式で印刷するため、高いデザイン性を保有
・自動見当機能、自動抜けピン補正機能搭載
5. 低コスト
・水性顔料インクジェットインクは他のどのデジタルインクと比較してもより安価
・版材料が不要
6. 多機能
・1枚ずつ異なるQRコードの付与などによりパーソナルプロモーション、商品のトラッキング、真贋判定等に利用可能(オプション機能)
【MJP30AXF商品ホームページのご案内】
下記URLより商品ホームページにアクセスをお願いします。
URL: https://miyakoshi.co.jp/mjp30axf/
3D動画閲覧、プレゼンテーション、印刷サンプル請求が可能となっております。
【オンライン記者発表ならびにデモンストレーションのご案内】
ミヤコシ MJP30AXF オンライン記者発表会
日時:6月30日(火)10時~
議題
・司会進行 企画開発本部 企画部 赤澤 誠
・ごあいさつ 代表取締役社長 宮腰 亨
・MJP30AXF開発コンセプト 執行役員 企画開発本部 副本部長 高橋 健次
・実機デモンストレーション
・質疑応答
本発表会はすべてオンラインで行われます。下記URLから会議室にお入りください。
URL: https://miyakoshi.co.jp/3826/
*ミヤコシホームページの「お知らせ」ページからも参加いただけます。
質問はすべて「メッセージ送信」でお願いします。
質問が多すぎる場合はミヤコシで選択し、残りは適宜ご回答申し上げます。
【本件に対するお問い合わせ】
(株)ミヤコシ 企画開発本部 企画部
メール: marketing@miyakoshi.co.jp
【会社概要】
社名 : 株式会社ミヤコシ
本社所在地: 〒275-0016 千葉県習志野市津田沼1-13-5
代表 : 代表取締役社長 宮腰 亨
創業 : 昭和21年05月
資本金 : 9,330万円
事業内容 : 印刷機械の製造・販売
URL : https://miyakoshi.co.jp/