株式会社ジャパンタイムズ出版(本社:東京都千代田区、取締役社長:伊藤秀樹)は、『進化する里山資本主義』(藻谷浩介監修/Japan Times Satoyama推進コンソーシアム編)を出版しました。
「里山資本主義」は、2013年に地域エコノミストの藻谷浩介氏らが、金銭的利益最優先の「マネー資本主義」のアンチテーゼとして提唱した概念です。本書では、地域の人と人とのつながりによって生業(なりわい)を立て、地域社会全体をも活性化させていった里山資本主義実践者たちへの取材から、その「成功要因」をさぐっています。そこには、日本と世界が今後進むべき道が見いだせます。
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一人ひとりが生き方、暮らし方を考えなければならない今こそ、ご一読をおすすめしたい書籍です。
最終章には、本書の監修者である藻谷氏とボストン コンサルティング グループ シニアアドバイザー御立尚資氏の特別対談を掲載しています。
◎本書の構成
第1章 「里山資本主義」の目指す世界(藻谷浩介)
第2章 周防大島が〝里山資本主義のふるさと〟と呼ばれる理由
――20年間の地方再生ストーリー(Japan Times Satoyama推進コンソーシアム)
第3章 人と地域と事業をつなぐ「プラットフォーム」(NPO法人ETIC.)
第4章 「ふるさと創生」から「地方創生」へ
――自治体はどう変わったか(吉田雄人)
第5章 フロントランナーとして注目される実践者たち(村岡麻衣子)
第6章 対談:里山資本主義の新たな可能性(藻谷浩介×御立尚資)
〈書誌データ〉
監修者:藻谷浩介
編者:Japan Times Satoyama推進コンソーシアム
仕様:四六判・並製・336ページ
定価:本体1,800円(税別)
ISBN: 978-4-7890-1763-3
発行日:2020年5月5日
編者「Japan Times Satoyama推進コンソーシアム」とは
地域で暮らす人々の手によって将来性のある地域社会を築く「里山資本主義」を支援するため、2018年1月に発足。実践者の活動や課題を英字新聞ジャパンタイムズの紙面・ウェブサイト、交流会などを通じて他の実践者に共有し、日本の「地方創生」を世界へ発信している。
《ご連絡先》
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TEL:050-3646-9001
◆ 株式会社ジャパンタイムズ出版について
2019年7月1日、株式会社ジャパンタイムズの出版事業部門が独立し、「株式会社ジャパンタイムズ出版」が創業しました。50年以上にわたる語学教材開発で蓄積された知見をベースに、表面的な技能習得にとどまらない、より高次の視点からの語学学習コンテンツやサービスを提供してまいります。
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