One Asiaのビジョンをかかげ、アジアを舞台に、エアトリ旅行事業、訪日旅行事業、ITオフショア開発事業、ライフイノベーション事業と投資事業を手掛ける株式会社エアトリ(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CFO:柴田 裕亮、証券コード:6191)は、20代以上の男女1,511名を対象に「デマ・誤情報」に関する調査を実施しました。
調査背景
昨今多様な情報を簡単に得られるようになった一方で、デマ・誤情報も急速に拡散されるようになりました。新型コロナに関しても「4/1に東京がロックダウンされる」「ティッシュペーパーが無くなる」など毎日のようにデマ・誤情報が出回っています。そこで、デマ・誤情報に対する危機意識や見破るために何をしているのか調査しました。
調査結果概要
調査1:昨今において、正しい情報を得ることが難しいと感じていますか?
半数が難しさを感じている。
―「感じる」と回答したのはおよそ半数となる48.3%でした。
調査2:今までデマや誤情報にダマされたことはありますか?
3割以上がダマされた経験あり!
―「ある」と回答したのは31.2%でした。
調査3:(デマや誤情報にダマされたことが「ある」人)今までダマされたことのあるメディア/情報発信元はどれですか?【複数回答】
「ネットニュース」は半数超え!
―「ネットニュース」のみ58.3%と半数を超え、「テレビ」「一般人のSNS」がその後に続きました。
調査4:それぞれのメディア/情報発信元に対しての信頼度を教えてください。
1位は「新聞」、「テレビ」と「ラジオ」が続く結果に。
―メディアが上位を占め、「口コミ」がその後に続きました。SNSは有識者のアカウントであっても信頼性は低い結果となりました。
調査5:デマ/誤情報を流したことはありますか?
8%の人はデマ/誤情報と知らずに流した経験あり。
―全体では8.9%の人がデマ/誤情報を流したことがあり、うち8.0%は意図せずデマ/誤情報を流してしまったと回答しました。
調査6:(デマ/誤情報だと知らずに情報を流したことがある人)どうしてデマ/誤情報を流したのですか?【複数回答】
「他の人のために」の気持ちが仇に。
―6割以上の人が「他の人にとっても参考になる/有益な情報だと思ったから」と回答しました。
調査7:デマ/誤情報に踊らされないように行っていることを全て選んでください。【複数回答】
「自分で調べる」「複数のメディアを見る」が半数超え。
―「自分で調べる」が70.7%、「複数のメディアを見る」が68.0%と他を大きく引き離しました。
調査結果
調査1:昨今において、正しい情報を得ることが難しいと感じていますか?
半数近い48.3%もの人が「感じる」と回答しました。多くの情報を簡単に入手できる時代だからこそ、情報の選別をする能力が強く求められているようです。
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調査2:今までデマや誤情報にダマされたことはありますか?
「ない」が49.3%で最多となった一方で、3割は「ある」と回答しました。
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調査3:(デマや誤情報にダマされたことが「ある」人)今までダマされたことのあるメディア/情報発信元はどれですか?【複数回答】
デマや誤情報にダマされたことがあると回答した人に対してダマされたメディア/情報発信元を聞いたところ、ダントツで多かったのが「ネットニュース」(58.3%)、続いて「テレビ」(45.1%)、「一般人のSNS」(43.6%)となりました。
ダマされた情報を聞いたところ、新型コロナや東日本大震災にまつわる情報が多く、災害などの人が不安になる状況下にてデマ/誤情報が出回りやすいことが窺えました。非常事態の時にこそ、一度止まって考え直す心のゆとりが求められているようです。
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●デマ/誤情報の詳細
・福島原発の事故後の、福島産の農産物の危険性を、メディアが声高に連日報道していたのを、不覚にも信じてしまい、風評被害に加担してしまった。大変反省をしています。(50代・男性)
・昨今の買い溜め現象。ニュースやワイドショーでの報道が煽りに繋がり、家に十分な在庫があるのに不安感からつい買い足してしまう。(40代・男性)
・メキシコで地震が起こった際、寄附金を募っているという団体が実は偽物だった。金銭的に被害を受ける前だったが、メキシコに住む友人からの情報で、他の人にも伝えてしまっていたのであわてて取り消した。(50代・女性)
・武漢から入国した人が逃げ出してテーマパークに行ったという情報を半分信じてしまい、家族に教えてしまった。(30代・男性)
・東日本大震災の際に石油コンビナートの火災で有毒な雨が降るというデマ情報を転送してしまった。(30代・男性)
・熊本地震でライオンが逃げた。熊本在住なので洒落にならない、一瞬でも信じそうになった事を不快に感じた。(40代・女性)
調査4:それぞれのメディア/情報発信元に対しての信頼度を教えてください。
「非常に信頼している」「どちらかと言えば信頼している」の割合が最も高かったのは「新聞」(55.6%)、続いて「テレビ」(47.9%)、「ラジオ」(37.0%)となり、マスメディアが上位を占めました。一方で、「SNS」に関しては有識者のアカウントであっても「友人・知人・家族の口コミ」よりも信頼性が低い結果となりました。
「テレビ」は今までダマされたことのあるメディア/情報発信元の2位にもランクインしていることから、信頼しており、多くの人にとって主なる情報源であるからこそデマ/誤情報が流された時の衝撃が強く、印象に残っている人が多いのではないかと推察されます。
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調査5:デマ/誤情報を流したことはありますか?
全体の8.9%の人がデマ/誤情報を流したことがあると答え、うち8.0%はデマ/誤情報だと知らずに流したと回答しました。
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調査6:(デマ/誤情報だと知らずに情報を流したことがある人)どうしてデマ/誤情報を流したのですか?【複数回答】
デマ/誤情報だと知らずに情報を流したことがある人に対し、どうして情報を流したのかを聞いたところ、6割以上の人が「他の人にとっても参考になる/有益な情報だと思ったから」(62.0%)と回答しており、人のために良かれと思ってしたことが裏目に出てしまう結果となったようです。
また、感情としては「驚いた」時が最も拡散する要因となっているようで、驚いた後には一度情報を疑うという行為を心掛けてみると良いかもしれません。
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調査7:デマ/誤情報に踊らされないように行っていることを全て選んでください。【複数回答】
「自分で調べる」(70.7%)、「複数のメディアを見る」(68.0%)の2つが他を引き離して1・2位となりました。SNSが台頭し、個人個人がメディアのように瞬時に情報を発信・拡散できるようになったからこそ、得た情報は鵜呑みにせずに、能動的に情報を収集して多角的に物事を見ることが重要だと言えそうです。
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調査概要
調査タイトル :「デマ・誤情報」に関するアンケート調査
調査対象 :20代以上の男女1,511名
調査期間 :2020年3月29日~3月31日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社エアトリ