国際連合工業開発機関(UNIDO)「サステナブル技術普及プラットフォーム(STePP)」のロゴマーク
GSアライアンス株式会社のロゴマーク
Nano Sakuraのロゴ
100%天然バイオマス系生分解性樹脂材料で作った生分解性ボトル
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/208020/LL_img_208020_1.jpg
国際連合工業開発機関(UNIDO)「サステナブル技術普及プラットフォーム(STePP)」のロゴマーク
UNIDO東京事務所では、開発途上国・新興国の持続的な産業開発に資する優れた
技術を紹介する「サステナブル技術普及プラットフォーム(STePP)」を提供しています。
注:登録の基準は「開発途上国・新興国の産業開発に資する優れた技術」として
おり、以下の5つの技術的基準及び当該企業の事業姿勢等を基に判断しています。
開発途上国・新興国での適用可能性
競合技術に対する比較優位性
UNIDOが担う産業開発の役割との整合性
当該技術を適用した場合の持続可能性への貢献
技術的成熟度
(URL: http://www.unido.or.jp/en/activities/technology_transfer/technology_db/ )
弊社の技術(Nano Sakura)は、国際連合工業開発機関(UNIDO)東京投資・技術移転
促進事務所(東京事務所)のサステナブル技術普及プラットフォーム(STePP)
(URL: http://www.unido.or.jp/en/activities/technology_transfer/technology_db/ )に
登録されています。
登録技術
GSアライアンス株式会社のコンセプトである石油を含まない100%天然バイオマス原料由来の機能強化型生分解性樹脂の技術が評価され登録されました。具体的には
1. 100%天然バイオマス原料由来、石油を一切含まない各種生分解性樹脂材料(弊社の製品の基本概念)
2. 非可食性バイオマスであるセルロース系生分解性樹脂
3. デンプン系生分解性樹脂
4. 上記のセルロース系、デンプン系、ポリ乳酸系の各種生分解性樹脂とセルロースナノファイバーや、廃木材、古紙などのあらゆるバイオマス系リサイクル可能廃棄物複合生分解性樹脂材料
5. 石油を含まない100%天然バイオマス系材料由来の組成を維持しながら、汎用の射出成形機やブロー成形機で大量生産が可能な樹脂組成
6. 上記の各種生分解性樹脂を用いた各種成形品(Nano Sakuraという登録商標名で販売)
などの点を評価いただきました。
該当ページはこちらです。
http://www.unido.or.jp/en/technology_db/6722/
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/208020/LL_img_208020_2.jpg
GSアライアンス株式会社のロゴマーク
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/208020/LL_img_208020_3.jpg
Nano Sakuraのロゴ
セルロースナノファイバー複合樹脂だけにとどまらず、当社製のデンプン系生分解性樹脂、非可食性バイオマス由来のセルロース系生分解性樹脂などを既に少量製造販売しています。既存の生分解性樹脂のほとんどはトウモロコシ、サトウキビ、芋類、穀類などの人間の食料にもなるものを原料としており、将来的に食料資源と拮抗する懸念があります。またパーム油なども森林の環境破壊の可能性があり得ることが懸念されています。この点、当社のセルロース系生分解性樹脂は非可食性バイオマスであり、かつ石油以上に大量にある地球上に最も多い有機資源としてのセルロースを原料としており、限りなく環境に優しい材料と言えます。
仮にこの材料が大量生産されても既存の森林を伐採する必要は無く、間伐材などの廃木材で原料は足りると思われます。
また、これらの生分解性樹脂材料に、場合によっては処理するのにコストがかかるような国内外の廃木材、間伐材、竹、キャッサバカス、バガス、サトウキビカス、デンプン、米粉、ヤシガラなどのあらゆるバイオマス系リサイクル可能廃棄物を複合化するビジネスモデルも確立しつつあります。既に、国内外に多数のこれらの樹脂ペレット加工、販売実績があり、Nano Sakuraという登録商標名の元、カトラリー、ボトル、皿、コップ、袋などの射出成形品、ブロー成型品、フィルム成形品、真空成型品なども少量販売し始めています。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/208020/LL_img_208020_4.jpg
100%天然バイオマス系生分解性樹脂材料で作った生分解性ボトル
【GSアライアンス株式会社について】
環境、エネルギー分野においての最先端の機能性材料の研究開発に特化したGSアライアンス株式会社(Green Science Alliance Co, Ltd.)は、2010年に冨士色素株式会社の内部ベンチャー企業として起業されました。
以下の主に4つの分野に分類できます。
1. 各種生分解性樹脂材料やセルロースナノファイバー複合材料
このカテゴリーがこの度国際連合工業開発機関(UNIDO)「サステナブル技術普及プラットフォーム(STePP)」に登録されました。
2. 太陽電池、燃料電池、蓄電池用材料
3. 廃棄物から作るバイオエタノールを含めたバイオ燃料
4. 各種の先端ナノ材料
(量子ドット、金属有機構造体、酸化物ナノコロイド、金属ナノコロイド、銀ナノワイヤー、キチンナノファイバー、イオン液体、各種触媒、白金代替材料、可視光応答型光触媒材料、人工光合成用材料など他)
各種の環境、エネルギー分野向けの最先端材料、デバイスを研究開発、製造販売しています。
会社名 : GSアライアンス株式会社
代表者 : 代表取締役社長 森 良平
所在地 : 本社 〒666-0015 兵庫県川西市小花2-22-11
事業内容: 環境、エネルギー分野向けの最先端材料、デバイスを研究開発、
製造販売
HP : https://www.gsalliance.co.jp/
TEL : 072-759-8501/8543
【UNIDOについて】
UNIDO(United Nations Industrial Development Organization 国際連合工業開発機関)は、国連の専門機関のひとつで、開発途上国や市場経済移行国において包摂的で持続可能な産業開発(Inclusive and Sustainable Industrial Development)を促進し、これらの国々の持続的な経済の発展を支援する機関です。