被覆栽培茶園
お茶摘み
石臼粉砕
新茶の新芽
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/206822/LL_img_206822_1.jpg
被覆栽培茶園
■抹茶の新茶とは
お茶業界では歴史的に抹茶は春に収穫された後、収穫したての若葉の香りがまろやかになる秋まで半年ほど熟成させる慣わしが常識となっています。また、“口切の茶事”と呼ばれる陰暦の10月始め、現在の11月に行なわれる炉開きの際にその年の新茶を初めて飲み始める伝統が今も続けられています。そうした伝統の中で当社では1988年に静岡で初めて抹茶を作り始め、歴史ある京都宇治とは異なる静岡らしい香味の特徴を生かした抹茶スイーツ作りを行なってきました。そして、今や抹茶は世界中に広がり、様々なスイーツやドリンク、料理などにも使われるようになり、もはや日本各地だけでなく世界中で抹茶が作られるようになりました。
そこで、抹茶のテロワールのような特徴を生かして伝統的な熟成した抹茶とは異なる収穫間もない青葉の香り豊かなフレッシュな抹茶の香味を生かした新しい抹茶の世界を楽しんで頂きたいと考えました。自社で販売するだけでなく静岡県産の抹茶をできるだけ収穫したての新鮮な状態でお届けし、より多くの方々に抹茶新茶の香味を楽しんで頂きたいと考え食品メーカー様や飲食店様へ卸販売することとしました。
■抹茶新茶の発売日 5月22日
新茶は昔から“八十八夜新茶”と呼ばれ立春から数えて八十八日目のものが旬であり、この時期のものが最も美味しいと言われています。これは露地ものの静岡茶の旬であり、抹茶の場合には被覆栽培するためにゆっくりと育ち緑鮮やかな大きな葉になるまで待ってから収穫するため八十八夜から遅れること2週間ほど過ぎた頃に旬が訪れます。さらにこの収穫後に仕上げ加工を行った後、非常に細かく微粉末に加工し、茶臼1台で1時間にわずか数十グラムしか生産されないため多くの日数を要します。こうした加工も含めると最も旬となる最短の発売時期は5月下旬近くになります。
そこで『茶』という文字のくさかんむりが『十』と『十』に分かれ、その下が『八十八』になり合計が108になりるため『茶』の字にあやかり、抹茶新茶の発売日を立春から108日後の2020年5月22日としました。
■世界初!抹茶新茶を予約販売。シングルオリジンを越える品質を決定付ける収穫日まで限定。
抹茶を作るための原料となる碾茶は収穫前3週間以上の間、被覆栽培と呼ばれる太陽の光を遮って育てます。これにより旨味豊かで緑鮮やかな茶葉が育ち、それを炉で炙り乾燥させて碾茶が作られます。これを直ぐに火入れ乾燥させて非常に細かい粉にして抹茶ができあがります。
ななやの抹茶新茶は予約のご注文を頂き、この工程を納品日と数量の打ち合わせをした上で茶園の生育状況を確認して899の茶園から選定を行い、納品日に合わせて被覆栽培を始めます。つまりシングルオリジンの抹茶をいち早く新鮮な状態で納品日に合わせて収穫日までも限定してお届けするという過去に前例の無い抹茶の販売方法を行ないます。こうした方法は藤枝市の山間地に広がる広大な碾茶栽培茶園を全量契約栽培によって30年以上続けているために実現できます。
《卸販売の流れ》
予約注文→日程・数量の確認→茶園の選定(3月末まで)→被覆栽培開始(4月初旬から)→収穫(5月初旬から)→碾茶加工→仕上げ加工→抹茶粉砕→納品(5月15日頃から)→抹茶新茶発売(5月22日)
■丸七製茶の業務用抹茶新茶
5月22日発売開始に合わせた製造日程までに納品可能なスケジュールを調整し茶園の選定、製造スケジュールを計画し納品致します。また、カフェメニューやスイーツレシピ開発のための試作用の事前サンプルをご用意致します。
■ななや抹茶新茶商品
ななやではこの抹茶新茶を袋詰め販売するとともに抹茶新茶を使ったジェラート、タブレットチョコを自社工場にて製造し販売することを予定しています。
■販売店舗のご紹介
ななや藤枝店 静岡県藤枝市内瀬戸141-1
TEL:054-646-7783
ななや静岡店 静岡県静岡市葵区両替町2-3-1
TEL:054-251-7783
ななや青山店 東京都渋谷区渋谷2-7-12
TEL:03-6427-9008
ななや京都三条店 京都府中京区油屋町92-1 三条通り柳之馬場上ル
TEL:075-251-7780
お茶チョコビレッジ内/ななや牧之原店 静岡県牧之原市西萩間1151
TEL:0548-25-5100
■抹茶ができるまで
http://www.marushichi-group.jp/movie.asp
■会社概要
会社名 : 丸七製茶株式会社
所在地 : 静岡県藤枝市上青島1870
代表者 : 代表取締役社長 鈴木 成彦
事業内容: 日本茶・茶類の製造・販売、茶類を使用したスイーツの製造・販売
URL : http://marushichi-group.jp/