記者会見
成功を祈念して、アントニオ猪木氏と共に
日本プロレス殿堂会サポーターズクラブロゴ
会見には、藤波辰爾氏(ドラディション)、長州力氏(リキプロ)、天龍源一郎氏(天龍プロジェクト)。発起人である天龍プロジェクトの嶋田紋奈社長、LEONA氏(ドラディション)、リキプロの池野慎太郎取締役が出席しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/206446/LL_img_206446_1.jpg
記者会見
■『日本プロレス殿堂会』について
本組織は日本のプロレス文化伝承、その歴史を創ってきた先人の方々、レジェンドの方々の功績を後世に伝え、敬い、引退したプロレスラーの皆様の人生をサポートしていくことを目的としております。
立ち上げの第1弾、賛同メンバーはジャイアント馬場氏、アントニオ猪木氏、藤波辰爾氏、長州力氏、天龍源一郎氏の5名。
藤波辰爾氏、長州力氏、天龍源一郎氏の二世による『二世会』が2世という立場の責任において色々と考えをめぐらし、これから先、来たるべき日の為にも私たちは手を取り合って創っていこうという話から始まりました。その結果、父親たちだけに留まらず、歴史を刻んでこられた先輩方やこれから引退をされる世代にも目を向け、父親たちが人生をかけた生業であるプロレスという業界全体に少しでも貢献が出来、この業界におられる方々と主に歩んでいけることをすべき時期に来たのではないのかという結論に至りました。
日本プロレス殿堂会発足については既に家族の物だけでは無い“プロレス界の宝”をみんなで守る、この全世界においてプロとつく数多あるスポーツの中でも唯一協会が存在しない稀な組織です。
ですが、私たちは協会を作ることはもとより、まず、今日現在までプロレス界を創り、支え、貢献してこられた方を最大限に敬うべきなのではないかという考えのもと、選手のセカンドキャリア、第2の人生にも着眼し、その想いを形にしました。
これにより、日本プロレス文化の伝承、プロレスの歴史を創ってきた先人の方々、レジェンドの方々の功績を様々な形で伝え、敬い、これからの人生をサポートしていくため、または引退後のプロレスラーを支援する仕組みづくりを目指す中立後援組織『日本プロレス殿堂会』(NPH=Nippon Puroresu Hall of Fame)を設立する運びとなりました。
日本語での表記は『日本プロレス殿堂会』。英字表記は『Nippon Puroresu Hall of Fame』通称NPHといたしました。
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日本プロレス殿堂会サポーターズクラブロゴ
英字表記でのJapan Pro-wrestlingではなくNippon Puroresuとしたのは、1954年2月に力道山先生が日本初の国際試合を開催して爆発的なブームを起こし、そこから根付いたプロレスは、日本独自の進化を遂げ、独自の文化になったという誇りからです。
本組織は、以下の二つの理念をもってプロレス界、プロレスラーに貢献することを目的としております。
一つ、日本に古くから根付いた、伝承文化であるプロレスにおいて、プロレスラーの功績を業界全体として永続的に語り継ぎ、ファン、そして選手同士が「温故知新」に出会える場を設ける。
二つ、プロレス引退後も選手本人、そして、その家族が安心して過ごせる制度を構築すること。
■『日本プロレス殿堂会サポーターズクラブ』も発足
『日本プロレス殿堂会』と同時に『日本プロレス殿堂会サポーターズクラブ』の発足もいたします。
当クラブは、私たちの想いに賛同してくださるサポーターの皆様を募る後援会のようなもので、ご賛同いただく特典としてオリジナルの映像、音声、記事、写真などによってファンの皆様がプロレスで得た青春を振り返ることができるようなコンテンツを始めとし、若いサポーターの方々にもプロレスという成り立ちを楽しめ、過去と現在を結ぶような企画も盛り込み、スポーツ・エンターテインメントの頂点に立つプロレスならではの内容盛り沢山のサポーター会員サイトとして広く情報を提供してまいります。
そして、このサイト上では現存するプロレス業界の皆様に運営やコンテンツとして一切競合しない形を取りたいと考えております。
【日本プロレス殿堂会サポーターズクラブ】
URL: https://nippon-puroresu-hof.com/
■『プロレスラー報酬』制度について
また、この度の日本プロレス殿堂会の仕組みとしては組織として『プロレスラー報酬』という制度を作り、独自のシステムを構築させました。偉大な方々の功績を業界の宝として再認識し、またプロレスそのものだけでなくプロレスラーを守っていく、新たな「制度」を生み出したい所存です。偉大なるプロレスラーの歴史を守るためには、今後“プロレス業界全体で取り組み、考え、サポートすることは必然である”と考えております。
本企画の収益の一部はご登録をいただいた選手、管理・マネジメントをされている方へ本組織独自の算出法にて、永続的に『プロレスラー報酬』として分配して参ります。この独自の『プロレスラー報酬』制度を業界に構築することで得られるものは、現在プロレス界において功績を残された方々への様々なサポートです。そして、各プロレスラーを取り仕切る各社と双方で歴史上功績を残されたプロレスラーを守り、歴史の継承を行って参ります。
現在サポートが必要なプロレスラー、今後引退されるプロレスラーの方々への保障や、事故等やむを得ない事情でサポートが必要となったプロレスラーやそのご家族など、多方面への支援、チャリティーも今後の活動の中心として視野に入れております。
賛同いただいております皆様方が口をそろえ申しますのは、選手の保障。その想いに則り、私共は常に収益の一部をプロレスラーや団体様のためになることを第一に考えて参ります。
本企画が円滑に、また永続的に進むことで、引退後や、プロレスを生業とする多数のプロレスラー、そのご家族の皆様に対して大きな保証をすることが出来るのではないかと考えております。
■賛同者、団体について
藤波辰爾氏、長州力氏、天龍源一郎氏の『鶴藤長天』を筆頭に、ジャイアント馬場氏を管理・マネジメントしているH.J.T.Production、そして、アントニオ猪木氏のご賛同も得ることが出来ました。
また、先に申し上げますと、日本プロレスの父でもあります力道山先生につきましてはお声がけは致しましたが、メンバーとしてのご賛同には至りませんでした。
私共と致しましてはいつかこの組織の趣旨をご理解いただける日が来ることを切に願っておりますが、現在はご家族の意思を尊重しております。
プロレス界としても、日本プロレス殿堂会としても、各々に力道山先生を敬う気持ちは抱いておりますので、それぞれが思う形で敬い、讃えて参ることには何ら変わりはございません。皆様にも今一度その想いを胸にしていただけましたら幸いです。
特別協力といたしまして業界唯一の専門誌でもある週刊プロレス様、プロレス大賞などを行い長くプロレスに大きな貢献を続けてくださっております東京スポーツ新聞社様、プロレス専門チャンネルにてオリジナル番組などを展開しております株式会社ブロンコス及び、ニコニコプロレスチャンネル様。この3社には特別協力という形で寄稿や情報提供、記事掲載、映像貸出など、今後整えながら携わっていただくこととなっております。こちらは今後もプロレスビジネスに携わる方々と広く連携を取って参りたいと思っております。
■コメント
【藤波コメント】
『このプロレス界が待ちに待った、すばらしい発足ができるということで、これも今日先ほどご案内あった通り、これは3人のものではなく、これから育ってくるプロレスラー全員のものでもあり、プロレス界全体のものでもあり、プロレスファンの願いでもあると思います。ファンのものでもある。そういう形の殿堂会というものをこれからもますます、大きくなっていくように自分たちも頑張っていきたいなと思います。プロレスをやらしてもらっていますけど、力道山先生が立ち上げて、猪木さん、馬場さん、そして我々、まだまだ若い選手は頑張っている、若い選手、再三いろんな形で我々が盛り上げていく、守ってくれるサポーターの方がいる、先ほどから我々も願ってもない、そういうことが可能になるかもしれない。
それもひとつのこれからものとして組織をしっかり作っていかなきゃいけない。
たまたま我々がマイクを持ってしゃべっていますけど、立ち上げる時には、誰かが動かなきゃいけない、いろんな形で、いろんな選手が入ってくると思うんですけどね。
そういうものでは、自分たちの、これは長年の夢であり、使命なのかなと思っています。プロレスファンも願っていることじゃないかなと思いますんで。応援よろしくお願い致します。』
【長州コメント】
『今までこの殿堂会、選手のために何か役に立つことを、過去に何度かこういう話がありましたが、今回、こういう話がもう一度立ち上がり、自分の気持ちの中ではこれがもう最後の機会かなという考えでいます。一生懸命これからの選手に役に立つように、まだまだ先は長いですけど、リングとファンの一体感っていうのが、昭和、平成、そして今の時代のある姿っていうのは、今のファンをつかまえて、ファンも昭和の時代のファンの見方と、今の見方は違うのかなあっていう話したんですけど。
でもいつの時代のプロレスファンも、やっぱり力道山先生から始まって、同じことを言うのは夢を与えているんじゃないかなと思いますね。いつの時代にも。夢、元気を与えているんじゃないですかね。それはいつも同じじゃないですかね。
そういう意味ではこれからも夢を与えながら。元気を与えながら。一歩一歩、選手、プロレスで頑張っている選手たちのために、素晴らしい殿堂会、選手の役に立つような会でありたいと思っています。』
【天龍コメント】
『この会ができるということは、これからの後輩のためにも励みになると思いますので、これが進化して形になっていくよう、僕たちも尽力していきたい。一番最初に、嬉しかったのは自分たちの子どもが自分たちの生き様を見て、こういう会の発想をしてくれたこと。過去にもこういう会が発足して消滅していった事実があります。
でも、今日話を聞いた通り、彼ら二世の人たち、少し間が開いたんですけど、それによって自分たちに対するいましめや決意が強くなったということで、これを進展させていって、僕たちじゃなくてその次の世代、もうひとつ次のプロレスラーが、プロとして成り立っていくようにしていってほしいと思うし、彼たちがその組織を作るための第一歩として、骨を惜しまないでやってくれることを期待しています。当然やってくれると思っています。心強い限りであります。』
■賛同団体につきまして
ドラゴンゲート、レッスル1、DDTプロレスリング様、プロレスリング・ノア様、大日本プロレス様、全日本プロレス様、そして新日本プロレス様も『日本プロレス殿堂会』の企画趣旨にご賛同をいただきました。現状、運営に携わるという形ではございませんが、まずは立ち上げにご賛同をいただいたというご報告となります。
■運営について
設立より、当面の間はルネッサンス株式会社(天龍プロジェクト)の嶋田紋奈が代表を務めます、ルネッサンス株式会社を運営組織の母体としお預かり、日本プロレス殿堂会実行委員会を設け、組織として業界に関わる方々、団体様も含めご協力のもと運営して参ります。『日本プロレス殿堂会サポーターズクラブ』につきましても同様です。
■選手の役割
ご賛同を頂いた選手の皆様には、今までのように中心である運営に携わる形ではなく、あくまでもこの日本プロレス殿堂会自体や、日本プロレスの歴史を伝え、残していくために活動をしていただきます。そしてこの組織を広め、啓蒙していくことへ皆様のネームバリューをお借りし、広告塔としての活動もしていただきます。
最後に私たちはご賛同頂いたメンバーだけではなく、プロレスラーが、ここに存在すること自体に意味があると考え、いつまでもプロレスファンの皆様にとってのヒーロー、希望であってほしいと考えております。
皆様にお願いすることはただ一つ。本企画のために、そして旅立った先人たち、引退後のリビング・レジェンド、今を生きる現役選手、より良いプロレス界の未来のために、お力を貸していただきたく存じます。
2020年には日本のプロレス史69年を迎え、節目である70年が目前です。その時期に、私ども「日本プロレス殿堂会」は偉大なる選手たちが永続的に集う場としてある本組織、「殿堂」という名に恥じぬよう覚悟をもって進んで参ります。
天龍が引退した際に残した「プロレスは伝承文化」という言葉を胸に歴史を伝えていくという業界全体のこと、「伝承」するためには何をすべきなのかを一緒に考え、そしてご自身の大切な方と振り返り、家族や仲間といった身近な人たちを守るために立ち上がった本組織に何卒ご理解、ご協力のほど、お願い申し上げます。
【ご賛同メンバー】
※賛同メンバーとは元・選手や、現役選手、プロレス界に貢献をし、本企画に賛同を承諾していただいた方を指す言葉です。
・ジャイアント馬場
・アントニオ猪木
・藤波辰爾
・長州力
・天龍源一郎
※敬称略
※現在調整中、近日発表の賛同メンバーもいらっしゃいます。こちらは追って日本プロレス殿堂会サポーターズクラブ内にて随時お知らせをして参ります。
【運営】
二世会/日本プロレス殿堂会実行委員会
【特別協力】
東京スポーツ新聞社/週刊プロレス
株式会社ブロンコス/ニコニコプロレスチャンネル
【ご協力団体、個人】
・新日本プロレス
・全日本プロレス
・大日本プロレス
・DDT
・DRAGON GATE
・プロレスリング・ノア
・2AW
・WRESTLE-1
※ここに名を連ねていないからご賛同ではない、協力体制に無いなどの意味合いではございません。本日付でお知らせできる範囲を明記しております。また、ご賛同をいただいております各社様が現状何か形を成して携わるなどといった趣旨ではございません。あくまでも、この企画立ち上げに伴い、ご理解とご協力をいただいております皆様です。
【日本プロレス殿堂会各種公式SNS】
☆日本プロレス殿堂会公式YouTubeチャンネル
URL: https://www.youtube.com/channel/UCGD52WcVTQg2HZG3m4zQWYQ
アカウント名:日本プロレス殿堂会 検索
☆日本プロレス殿堂会公式Facebookファンページ
URL: https://www.facebook.com/nphsc2020/
アカウント名:日本プロレス殿堂会 検索
☆日本プロレス殿堂会公式Twitter
URL: https://twitter.com/nph_2020
アカウント名:@nph_2020 検索