会場で展示されている投票結果を示すボード
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/205177/LL_img_205177_1.jpg
会場で展示されている投票結果を示すボード
化石燃料依存からの脱却は世界的な急務ですが、日本の取り組みは決して十分とは言えません。では、私たち生活者がどんな取り組みができるのでしょうか。今回のイベントでは「電気」「家」「車」の選択について取り上げます。「自然エネルギーでつくられた電気を自宅に届けられるの?」「冷暖房を使わなくても快適に過ごせる家って?」「地域の発電所になるかもしれない電気自動車の意外な活用法とは?」。それぞれの専門家から、持続可能な社会の実現のための鍵となる新しい選択肢についてお話しいただきます。
また、「どうする!?エネルギー大転換」展では、エネルギーにまつわる10のテーマについて、来場者が国会議員になったつもりで三つの選択肢から一つのエネルギー政策を選ぶことができるようになっています。この中間集計結果をイベントの中で初公開する予定です。オリジナルの企画展を開催したドイツ博物館での投票結果を比較することで、日本の特徴が浮き彫りになるかもしれません。こうした結果も踏まえて、参加者とエネルギーの「大転換」を進める方策について議論を深めていくことにしています。
■イベント概要
タイトル: トークセッション「今から始める!『エネルギー大転換』~電気・家・車の選択~」
開催日時: 2020年3月1日(日) 14:30~16:15
開催場所: 日本科学未来館 1階 多目的ルーム
講師 : 吉田 明子氏(国際環境NGO FoE Japan エネルギー・気候変動担当)=電気
松尾 和也氏((株)松尾設計室 代表取締役、パッシブハウス・ジャパン理事)=家
渡部 健氏(株式会社REXEV 代表取締役社長、
九州大学グリーンテクノロジー研究教育センター客員教授、
大阪市立大学大学院都市経営研究科非常勤講師)=車
詳細 : https://www.miraikan.jst.go.jp/event/2003011425495.html
参加方法: 参加無料、ウェブによる申し込み(先着順、定員100名)
主催 : 日本科学未来館、
ドイツ 科学・イノベーション フォーラム東京(DWIH Tokyo)、
ドイツ日本研究所(DIJ)
■「どうする!?エネルギー大転換」展概要
ミュンヘンのドイツ博物館で2017年に開催され、約68万人が来場した企画展「energie.wenden」のドイツ国外では初となる巡回展。来場者は入口に用意された投票用紙を手に取り、会場内に展示された原子力や太陽光・風力といった10のテーマを回り、自分が最適だと思うエネルギー政策を選択していきます。日本の事情を紹介するパネル展示も用意しました。来場者が最後に投票用紙を機械に入れると、法規制や市場経済、科学技術など、どんな政策アプローチを重視しているのかタイプ診断もできるようになっています。会期1月17日(金)~3月29日(日)。
特設サイト: https://www.miraikan.jst.go.jp/sp/energiewenden/
【一般からのお問い合わせ先】
日本科学未来館
〒135-0064 東京都江東区青海2-3-6
TEL: 03-3570-9151
FAX: 03-3570-9150
URL: https://www.miraikan.jst.go.jp/