臨床検査の自動化イメージ
FUJITAのAIホスピタル構想
医療の高度化やゲノム医療の普及に伴い、臨床検査の技師にはこれまで以上に安全かつ精度の高いスキルが求められています。一方で、検査項目の増加や複雑化する分析業務などによる負担増や長時間労働などは大きな課題となっています。
それらを解消するため、政府は2014年、国家プロジェクトとして「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」を内閣府主管で創設。同プログラムの一つとして2018年にAI、IoTなどのデジタル技術を用いた「AIホスピタルによる高度診断・治療システム研究事業」を策定しました。
本協定により検体ロボットなどの「AIホスピタルシステム」の開発・構築・社会実装を進め、これまで以上の先進的な医療サービスを提供するとともに、業務自動化による医療従事者の負担軽減を図ります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/203526/LL_img_203526_1.png
臨床検査の自動化イメージ
藤田学園は、藤田医科大学と、第1教育病院(藤田医科大学病院)のほか3つの病院を有し、特定機能病院としてハイレベルな医療を提供するとともに、ロボット手術や再生医療などの先端医療およびデジタル技術を活用した機器開発に取り組んできました。2017年にはAIを用いた調剤ロボット(8台)を導入。80%の調剤が自動化されたことで、薬剤師の負担軽減や患者さんの待ち時間短縮につながりました。
また、日立ハイテクは、長年の経験に培われた検査分析に関する技術と、世界でもトップシェアを誇る高い品質水準の医用機器の提供により、体外診断分野において広く人々の健康を支えてきました。
両者の強みを生かした研究を推進し、医療分野における最先端のニーズに対応するソリューションを提供することで、健康で豊かな生活を送り続けることができる未来を目指します。
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