曜変天目茶碗(土渕善亜貴作)
ギャラリー
曜変天目を手に取って見ることができるのはもちろん、他に類を見ない多彩な作風で知られる彼の作品の数々を展示・販売しています。
公式サイト: http://www.touan.co.jp/jp/store/gallery.html
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/203342/LL_img_203342_1.jpg
曜変天目茶碗(土渕善亜貴作)
漆黒に近い濃紺の肌に無数の星のような斑紋が浮かび「小碗の中の大宇宙」とも称される曜変天目茶碗。南宋時代のある時期にのみ中国・建窯で焼かれたものの、現在残存するのは室町時代に日本に渡った三碗のみで、いずれも国宝に指定されています。
■曜変天目茶碗(土渕善亜貴作)
その妖艶な美しさは見るものを魅了し、徳川家、前田家から財閥へと所有は移り、現在は美術館などに所蔵されています。作者や技法は謎とされ、多くの陶芸作家が再現に心血を注いできました。そして2018年、創業100年の京焼・清水焼窯元、陶あんの四代目当主である土渕善亜貴氏が、様々な試行錯誤と数え切れぬ試作を経て、鉛などの重金属を使わない独自の技術でその再現に成功。2019年にはその技術の高さと圧倒的な美しさ、完成度の高さに第41回京焼・清水焼展において経済産業大臣賞が送られました。
■曜変とは
曜変天目茶碗とは、黒い釉薬の上に大小の星と呼ばれる斑点が浮かび、その周囲に瑠璃色もしくは虹色の光彩が取り巻き、光の当て方によって様々な色合いに変幻自在、多彩な彩りを放つことが条件とされている。現在その条件を満たすのは、静嘉堂文庫美術館、藤田美術館、大徳寺の塔頭龍光院の3つの国宝のみ。
【会社概要】
名称 :株式会社陶あん
代表者:土渕善亜貴
所在地:京都府京都市東山区泉涌寺東林町38
創設 :大正11年