人と 木と ひととき 商品1
人と 木と ひととき 商品2
人と 木と ひととき 商品3
特殊なカンナで削ります
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/199044/LL_img_199044_1.jpg
人と 木と ひととき 商品1
■「人と 木と ひととき」という名の新ブランド誕生
―盃を傾けながらリラックスした「ひととき」を過ごし心も体も「休」んで
いただけるお酒。少しばかり「人と木」の関係性に想いを馳せながら。―
ひと昔前までは当たり前だったのに今となっては全国的にも大変珍しくなってしまった木桶仕込みの日本酒。
当社では2010年、木桶仕込みを約60年ぶりに復活させましたが、このたび二基の大桶を新たに導入したことで生産量が増え、絶やしてはならない伝統的な木桶の魅力を今まで以上にお伝えできることとなりました。
その牽引役となる木桶仕込みのお酒を「人と 木と ひととき」という名の新ブランドとして誕生させ流通限定商品として発売いたします。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/199044/LL_img_199044_2.jpg
人と 木と ひととき 商品2
■日本酒『人と 木と ひととき』誕生背景
~木桶職人が新たに誕生するような流れをつくりたい~
木桶仕込みの日本酒の特長。それは木桶で仕込むことによって生み出される上品で綺麗な香り、そして独特の甘みと余韻。現代の酒造りの高度な技術と古きよき時代の技術が合わさり、毎年少量ずつ生産され、中高年世代には懐かしく、若い世代には初めて感じる味わいのお酒をお届けして参りました。
ところが、その活動には二つの大きな課題がありました。
ひとつは木桶職人の後継者不足。
大型の木桶を作れるのは大阪・堺市の製桶所一社のみ。このままではいつまでも続かないのではないか、と真剣に思うようになりました。
そして、もうひとつは現状の生産量です。
今代司で2010年に復活させた木桶の大きさは約1,250Lで、毎年の生産量は極僅か。春に発売して、すぐに売り切れてしまうような年もありました。
せっかく木桶の魅力をお伝えしたくても、お売りする量が少なすぎて一部の人にしか知ってもらえない。もっともっと木桶を導入し、多くの人に発信していきたい。そして発信の結果、いずれは挑戦する蔵元も増え、木桶の需要も増え、ひいては木桶職人が新たに誕生するような流れをつくりたい。
そんな想いからもっと木桶仕込みの酒をつくろうと、今まで使用していた桶よりも大きい4,000L級の大型桶を二基導入することを決めました。
■木桶の歴史
戦前までは木桶でお酒をつくるのは当たり前。酒はもとより味噌、醤油などの発酵食品の生産にも木桶が使われておりました。
しかし、焼け野原となってしまった戦後、建築ラッシュが始まり、酒のために木を使うことはできず、工業の発展も相まってホーロー製のタンクに一気に置き換わっていきました。
蔵元からの需要がなくなれば桶職人も減ってしまい、桶職人がいなくなれば、修繕を繰り返して使い続けることもできずに新しい設備を使用する。こうして木桶は姿を消していきました。
■木桶づくりを住み込みで勉強
製造の原点を見つめ直すべく、私たち蔵人も学びたくなり、実際に木桶づくりの勉強をさせていただけないか、とお願いし住み込みでお世話になりました。
作業は予想以上に握力、腕力、集中力を必要とし、どれもはじめて加わらせていただいた作業でしたが、酒造りとはやはり全く異なるものでした。
そして、私たちが酒造りで使用する木桶というのは、大変な作業を経て納品されることを知りました。
こうして木桶職人の気持ちと経験の結晶を受け継ぎ、今度は私たちの知識と技術を加えていくことで、いい酒をお届けしたい。
自ら体験することで大きな使命感と、古くから続く伝統文化を残すことへの意義をさらに深めることができました。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/199044/LL_img_199044_4.jpg
特殊なカンナで削ります
■木桶仕込みの日本酒の特長
仕込みの時期も年間を通して一番寒い一月下旬から二月上旬にかけての時期と決めており、タイミングを見極めながらしぼります。
その結果、上品で綺麗な香り、独特の甘みと余韻が特長となり、近代的なタンクで仕込んだものとはまったく異なる美味しさがうまれます。
この新ブランドが木桶の魅力を多くの方に伝えてくれ、木桶が存続する未来を切り拓いてくれることを期待しています。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/199044/LL_img_199044_7.jpg
木桶到着1
■日本酒『人と 木と ひととき』純米酒 木桶仕込み 商品概要
名称 : 日本酒
内容量・価格: 720ml/1,800円(税抜)
原材料名 : 米(新潟県産五百万石)、米麹(新潟県産米五百万石)
アルコール分: 15度
販売開始 : 2019年12月6日
公式サイト : http://imayotsukasa.co.jp/product/2612/
受賞歴:ミラノ酒チャレンジ 2019年 純米部門 金賞受賞 デザイン プラチナ賞受賞
イタリア酒ソムリエ協会による酒品評会「ミラノ酒チャレンジ」が2019年イタリア・ミラノで初めて開催され、純米部門 金賞、デザイン評価部門 デザイン プラチナ賞をW受賞いたしました。
■販売店
●当製品は流通限定酒となります。お取り扱いの酒類販売店様につきましては順次ご案内してまいりますので、お問い合せください。(お取り扱いをご希望の酒類販売店様もこちらからお問い合わせください 025-245-3231)。
●今代司酒造 直売店
所在地 : 新潟市中央区鏡が岡1-1
営業時間: 9:00~17:00(年中無休)
電話 : 025-245-0325
http://imayotsukasa.co.jp/brewery
※本商品は数量完全限定となります。予測を超えたご注文をいただいた場合、ご希望の数量をご用意できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
■今代司酒造株式会社について
創業1767年の全量純米仕込みの酒蔵。新潟駅から徒歩圏内にあり、酒・味噌・納豆・醤油などの発酵食製造業が古くから集まる「沼垂 醸す地区(ぬったり かもすちく)」に位置する。江戸から明治時代に栄えた湊町・新潟の風情を残す酒蔵は見学もでき、日本の伝統である酒造りの世界を今に伝えている。