昨年のサクラマスの座学授業の 様子
昨年の最終結論を出し「いのちの授業」の様子
このプログラムは、「いのちの授業」を通して、海や海の生命について子供達に考えてもらい、海を未来へ引き継ぐ行動のきっかけづくりを目的としており、昨年に続き2度目の開催となります。
今年度、富山県射水市の子どもたちが育てるのは、メバル。射水市立放生津小学校では、昨年の陸養プロジェクトで、射水市で養殖に力を入れているブランド魚・サクラマスの陸上養殖にチャレンジし、養殖の意義や、海の命をいただくことのありがたみを体感しました。
昨年の、海と川を回遊する魚・サクラマスとは異なる習性を持つメバル。困難を伴う海水魚の養殖、全ての判断は子どもたちに委ねられます。今年の放生津小の5年生は、最終的に育てたメバルをどうするでしょうか。
<日時>
2019年10月9日(水)10時40分~11時00分
<実施場所>
〒934-0027 富山県射水市中新湊23-10 射水市立放生津小学校
<発表会プログラム>
1. ご挨拶 射水市立放生津小学校長 川田 和子 様
2. 児童代表による決意表明 放生津小学校5年生児童2名
3. 生体引き渡し 贈呈者
NPO日本養殖振興会 代表理事 齊藤 浩一 様
被贈呈者
放生津小学校5年生児童2名
※メバルの稚魚を児童に贈り、
陸上養殖がスタートします。
5. ご挨拶 NPO日本養殖振興会 代表理事 齊藤 浩一 様
6. 記念撮影
*受け入れ式終了後、12:40まで魚の成育方法などの特別授業を行います。
【「陸上養殖」の取組みについて】
■対象者 :青森県青森市立長島小学校/千葉県野田市立関宿小学校/
東京都台東区立忍岡小学校/東京都渋谷区立加計塚小学校/
射水市立放生津小学校/愛媛県伊予市立北山崎小学校/
長崎県長崎市 私立精道三川台小学校
■養殖する魚の種類:青森=メバル/千葉・東京=ヒラメ/
富山=メバル/愛媛=ヒラメ/長崎=クエ
※育てやすさなどから日本養殖振興会が検証し、選定
■実施概要 :(1) 地元専門家による座学の実施…
地元漁業の現状や陸上養殖について学ぶ
(2) 養殖現場などへの見学…
水産業の現状を学ぶ
(3) 海水魚の「陸上養殖」の実施…
魚の成長過程や、その成長過程における
自分の気持ちの変化を記録として残していき、
自分たちが食べている魚や海の問題を皆で考える。
プロジェクトの最終結論として、
育てた魚をどうする(食べるのかなど)のか、
子どもたち自身が話し合い決める。
■プロジェクト監修・水槽考案:NPO日本養殖振興会
【実施校・参加児童数・受入式参加者について】
■富山県射水市立放生津小学校 5年生(児童33名)
■受け入れ式ご出席者
<ご出席予定>
射水市教育委員会 射水市学校教育課 課長 菅原 様
射水市立放生津小学校 校長 川田 和子 様
NPO日本養殖振興会 代表理事 齊藤 浩一 様
以上
【昨年の陸養プロジェクト2018・富山の取り組みについて】
■昨年は、富山県射水市の放生津小学校・堀岡小学校の5年生児童が、サクラマスの陸上養殖にチャレンジしました。半年間育てたサクラマスを、子どもたちはどうするか真剣に議論した結果、放生津小は「稚魚をいただいた養殖場で大きくし続けてもらう」という結論を決め、「養殖場に返す」ことによる「いのちの授業」を実施しました。児童皆が、海の恵みや命の尊さ、食べることへの感謝と真剣に向き合いました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/195289/LL_img_195289_1.jpeg
昨年のサクラマスの座学授業の 様子
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/195289/img_195289_2.jpg
昨年の最終結論を出し「いのちの授業」の様子