シムシティ課ロゴ
2019シムシティ課01
2019シムシティ課02
2019シムシティ課03
宮崎県小林市が誇る観光名所の生駒高原は、新燃岳の噴火や硫黄山の噴火警戒レベルの高まりなどの影響を受けて観光客の足が遠のくなど大変厳しい状況に置かれています。その課題解決に向けて、宮崎県立小林秀峰高等学校の生徒たちがシムシティ課の取組から生まれたアイデアを通して、生駒高原の魅力を新たな角度から高めることに挑戦します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/194733/LL_img_194733_1.png
シムシティ課ロゴ
▼ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング
「火山活動に苦しむふるさとの観光地“生駒高原”を、地元高校生のアイデアで盛り上げたい!」
https://www.furusato-tax.jp/gcf/645
■アイデアのきっかけは“まちづくりシミュレーションゲーム”
高校生による、ふるさとの魅力の再考と再興
小林市は、平成30年度にエレクトロニック・アーツ社とのコラボレーションによって「シムシティ課」を設立。スマホ向け都市経営シミュレーションゲーム「SimCity BuildIt」(シムシティ ビルドイット。iOS / Android)をツールに、高校生とのまちづくりワークショップを進めてきました。様々な発見やアイデアが詰まった意見の中から、最も高評価を得たのが「生駒高原 映え増え栄え大作戦」です。
その内容は、地域経済にとって重要なファクターである観光産業の現状を掘り下げ、インスタ映えスポットの創出によって課題解決を目指すという提案でした。昨年度の生徒たちのアイデアを、後輩にあたる今年度の生徒ら28人が継承。アイデアの具現化に向けて、市内観光地の現地視察やふるさとの観光産業を再考するワークショップなどからスタートし、様々な課題や魅力を発掘しながら企画をブラッシュアップしてきました。
■高校生ならではのアイデアに大人が真剣に向き合う
2年越しで企画立案から具体的アイデアの創出にこぎつけた高校生。ふるさとの観光の現状を調べ学びながら、「何のために」「誰のために」を考え抜いてきました。
多くの班が、広大な生駒高原で休める場所や日差しを避けられる場所が必要であることに気付き、ベンチやブランコなどの整備を提案。個別には、生駒高原を楽しんでもらうための体験型プログラムの企画から、大人ではなかなか提案できないような観覧車やトロッコ列車などの整備など、幅広いアイデアが生み出されました。
時に、生駒高原花の茶屋スタッフも高校生のワークショップなどに加わりながら、アイデアの具体化に向けて協議・検討を推進。活動の原点であるバーチャル組織・シムシティ課の存在からたどり着いたのが、ローコストで実現可能なバーチャル観覧車「観ブラン車」とバーチャルコースター「ブランコースター」です。
一生懸命にふるさとのことを考えてくれた高校生。高校生のアイデアを実現するために様々な検討を重ね真剣に向き合ってきた大人たち。それぞれが思い描く夢が形になったとき、いつか巣立っていく高校生たちの心と、ふるさとの観光メッカ・生駒高原に、かけがえのない宝物が残ると思います。
そして、この活動を通して生まれたコンテンツを一人でも多くの方が楽しんでくれたら、これ以上に嬉しいことはありません。
■観覧車や園内を巡る乗り物、休憩できるベンチや様々な“映える”スポットで新たな魅力を創出
思い出を持ち帰ってもらうための体験型イベントや閑散期の利活用法など、磨き上げてきたアイデアの数々について、宮崎県立小林秀峰高等学校と生駒高原花の茶屋で組織する「よかとこじゃっど小林実行委員会」が具体的な企画を立案。クラウドファンディングの達成度に応じて、実現可能なアイデアを随時具体化していきます。
■寄附金の使い道
生駒高原インスタ映えスポット創出に要する費用の一部
・クラウドファンディング運営費:23万円
・体験型プログラム開催費:6万円
・バーチャル観覧車&バーチャルコースター製作費:30万円
・インスタ映えスポット製作費:42万円
■宮崎県小林市
宮崎県小林市は、人口44,089人(令和元年8月1日現在)、面積562.95平方キロメートルのまちです。美しい霧島連山の麓にまちは形成され、市内約70箇所の湧水地があるなど、自然と人々の営みが共生する風光明媚なまちであり、観光地、歴史的な名所、文化や伝統行事など、多彩な魅力もたくさんあります。
また、小林市周辺の方言である西諸弁(にしもろべん)をモチーフにしたPR動画は全国的にも話題になりました。
▼移住促進PRムービー「ンダモシタン小林」
https://www.youtube.com/watch?v=jrAS3MDxCeA