昨年のクエの授業の様子
昨年の最終結論を出し「いのちの授業」の様子
このプログラムは、「いのちの授業」を通して、海や海の生命について子供達に考えてもらい、海を未来へ引き継ぐ行動のきっかけづくりを目的としており、昨年に続き2度目の開催となります。
今年度は、長崎市 私立精道三川台小学校の6年生が、長崎ではアラとも呼ばれ親しまれる魚・クエの養殖にチャレンジします。昨年度の私立長崎南山小学校の陸養プロジェクトでは、議論の末、愛情込めて育てたクエを、水族館へ譲渡し育て続けてもらうという選択をし、海の命をつなぐことの大切さを体感しました。
初めての海水魚の養殖、全ての判断は子どもたちに委ねられます。子どもたちは、最終的に育てた魚をどうするでしょうか。
<日時>
2019年10月3日(木)8時45分~9時15分
<実施場所>
〒852-8121 長崎県長崎市三川町1234-1
<プログラム>
8:45~9:15頃 正面玄関
8:45 「お魚受け入れ式」(正面玄関)
1. 開会~海と日本プロジェクト・陸養プロジェクト概要説明~
2. 開催校ご挨拶 校長 廣田 悠二 様(予定)
3. ご来賓挨拶 日本財団 宗近 江里子 様
4. ご来賓挨拶 長崎市水産農林部水産センター所長 村瀬様(予定)
5. 児童代表挨拶 6年生代表
6. 「クエ」受け渡し 贈呈者 :NPO日本養殖振興会 齊藤氏
被贈呈者:精道三川台小学校6年生児童10名
2基の水槽に、各5匹のクエの稚魚を受け入れます
7. NPO日本養殖振興会 齊藤氏ご挨拶
8. 閉会
9. 記念撮影
*式終了後、10:20頃まで NPO日本養殖振興会 齊藤氏による特別授業を行います。
【「陸上養殖」の取組みについて】
■対象者 :青森県青森市立長島小学校/千葉県野田市立関宿小学校/
東京都台東区立忍岡小学校/東京都渋谷区立加計塚小学校/
射水市立放生津小学校/愛媛県伊予市立北山崎小学校/
長崎県長崎市 私立精道三川台小学校
■養殖する魚の種類:青森=メバル/千葉・東京=ヒラメ/
富山=メバル/愛媛=ヒラメ/長崎=クエ
※育てやすさなどから日本養殖振興会が検証し、選定
■実施概要 :(1) 地元専門家による座学の実施…
地元漁業の現状や陸上養殖について学ぶ
(2) 養殖現場などへの見学…
水産業の現状を学ぶ
(3) 海水魚の「陸上養殖」の実施…
魚の成長過程や、その成長過程における
自分の気持ちの変化を記録として残していき、
自分たちが食べている魚や海の問題を皆で考える。
プロジェクトの最終結論として、
育てた魚をどうする(食べるのかなど)のか、
子どもたち自身が話し合い決める。
■プロジェクト監修・水槽考案:NPO日本養殖振興会
【実施校・参加児童数・お魚受け入れ式参加者について】
■長崎市 私立精道三川台小学校 6年生(児童16名)
■受け入れ式出席者(予定)
<出席予定>
長崎市水産農林部水産センター 所長 村瀬 二美 様
長崎市水産農林部係長 川上 様
長崎市水産農林部 西村 様
長崎ペンギン水族館 大塚 摩耶子 様
日本財団 海洋チーム リーダー 宗近 江里子 様
NPO日本養殖振興会 代表理事 齊藤 浩一 様
以上
【昨年の陸養プロジェクト2018・長崎の取り組みについて】
■昨年は、長崎市の精道三川台小学校の5年生児童が、クエの陸上養殖にチャレンジしました。半年間育てたクエを、子どもたちはどうするか真剣に議論した結果、「水族館で育て続けてもらう」という結論を決め、「水族館に渡す」ことによる「いのちの授業」を実施しました。児童皆が、海の恵みや命の尊さ、食べることへの感謝と真剣に向き合いました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/194726/LL_img_194726_1.jpg
昨年のクエの授業の様子
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/194726/img_194726_2.jpg
昨年の最終結論を出し「いのちの授業」の様子