昨年の養殖場見学の様子
昨年の最終結論を出し「いのちの授業」の様子
このプログラムは、「いのちの授業」を通して、海や海の生命について子供達に考えてもらい、海を未来へ引き継ぐ行動のきっかけづくりを目的としており、昨年に続き2度目の開催となります。
今年度は、愛媛県伊予市立北山崎小学校の5年生がヒラメの養殖にチャレンジします。愛媛県は、魚類養殖生産量が長年全国一位。県内ではヒラメの養殖も活発で、愛媛に馴染みの深い魚です。昨年度の西予市立三瓶小学校の陸養プロジェクトでは、議論の末、愛情込めて育てたヒラメを、食べるという選択をし、海の命をいただくことのありがたみを体感しました。
初めての海水魚の養殖、全ての判断は子どもたちに委ねられます。子どもたちは、最終的に育てた魚をどうするでしょうか。
<日時>
2019年9月30日(月)9時25分~(30分程度)
<実施場所>
〒799-3123 愛媛県伊予市中村41
<プログラム>
1. 来賓ご挨拶 日本財団 海洋チーム チームリーダー 中嶋 竜生 様
伊予市教育委員会教育長 渡邉 博隆 様
愛媛県栽培資源研究所長 桧垣 俊司 様
2. 児童代表宣誓 北山崎小学校5年生児童4名
3. 生体引き渡し 贈呈者 伊予市教育委員会教育長 渡邉 博隆 様
愛媛県栽培資源研究所長 桧垣 俊司 様
被贈呈者 北山崎小学校5年生児童2名
※ヒラメの稚魚を児童に贈り、陸上養殖がスタートします。
4. 校長先生の言葉 橋本 佳史 校長
5. 記念撮影
受け入れ式後、11時15分までNPO日本養殖振興会による特別授業を行います。
【「陸上養殖」の取組みについて】
■対象者 :青森県青森市立長島小学校/千葉県野田市立関宿小学校/
東京都台東区立忍岡小学校/東京都渋谷区立加計塚小学校/
射水市立放生津小学校/愛媛県伊予市立北山崎小学校/
長崎県長崎市 私立精道三川台小学校
■養殖する魚の種類:青森=メバル/千葉・東京=ヒラメ/
富山=メバル/愛媛=ヒラメ/長崎=クエ
※育てやすさなどから日本養殖振興会が検証し、選定
■実施概要 :(1) 地元専門家による座学の実施…
地元漁業の現状や陸上養殖について学ぶ
(2) 養殖現場などへの見学…
水産業の現状を学ぶ
(3) 海水魚の「陸上養殖」の実施…
魚の成長過程や、その成長過程における
自分の気持ちの変化を記録として残していき、
自分たちが食べている魚や海の問題を皆で考える。
プロジェクトの最終結論として、
育てた魚をどうする(食べるのかなど)のか、
子どもたち自身が話し合い決める。
■プロジェクト監修・水槽考案:NPO日本養殖振興会
【実施校・参加児童数・受入式参加者について】
■伊予市立北山崎小学校 5年生(児童46名)
■受け入れ式出席者(予定)
<出席予定>
伊予市教育委員会 教育長 渡邉 博隆 様
愛媛県栽培資源研究所長 桧垣 俊司 様
日本財団 海洋チーム チームリーダー 中嶋 竜生 様
NPO日本養殖振興会 代表理事 齊藤 浩一 様
以上
【昨年の陸養プロジェクト2018・愛媛の取り組みについて】
■昨年は、西予市立三瓶小学校の5年生児童が、ヒラメの陸上養殖にチャレンジしました。半年間育てたヒラメを、子どもたちはどうするか真剣に議論した結果、「食べる」という結論を決め、「食べる」ことによる「いのちの授業」を実施しました。児童皆が、海の恵みや命の尊さ、食べることへの感謝と真剣に向き合いました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/194424/LL_img_194424_1.jpg
昨年の養殖場見学の様子
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/194424/img_194424_2.jpg
昨年の最終結論を出し「いのちの授業」の様子