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9月1日に未成年の自殺が急増する!?~中学生・高校生の自殺者数は夏休み明けが最も多い!~ 新宿ストレスクリニック、早めの対策が防止に繋がると見解を示す



通学適齢期における日別自殺者数


中学校段階における日別自殺者数


高校段階における日別自殺者数


子どもの自殺プロセス

医療法人社団 翔友会 新宿ストレスクリニック(東京都港区、理事長:綿引 一)は、自殺総合対策推進センターの分析から、中学生・高校生の自殺が8月下旬から9月上旬にかけて最も多いということが分かったことを受けて、医学的観点から精神面のケアが重要と考え、早めの対策が自殺への防止に繋がるとの見解をお伝えいたします。

新たなうつ病治療「経頭蓋磁気刺激治療(TMS)」の専門クリニックとして、中学生・高校生が元気に新学期を迎えられるよう、現状をご報告します。





■8月下旬から9月上旬にかけて急増する子どもの“自殺”

1学期が終わり、長い夏休みは子どもが喜ぶことが多いはずです。

旅行や海水浴など、夏ならではの楽しいイベントがたくさんあります。

一方、学校生活にはストレスがつきものです。友人関係や教育環境、さまざまな要因が重なり、精神面のバランスが崩れてしまうこともあります。場合によっては、儚い命をも奪う緊急の事態にまで陥りかねません。夏休みが終わり、2学期が始まるにあたって、本人だけではなく、家族も子どもの異変に気付くことが重要といえます。





■通学適齢期の自殺の状況について

自殺総合対策推進センターは、昭和48年度から平成27年度における、通学適齢期の自殺者数に関する分析【速報版】を2018年8月1日に公表しました。

分析によると、中学生・高校生では、9月1日の自殺者数が最も多く、問題視されています。

通学適齢期全体(18歳以下)を通して結果を見てみると、8月下旬と9月上旬に自殺者が集中しています。



【通学適齢期における日別自殺者数】

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/191664/LL_img_191664_1.jpg

通学適齢期における日別自殺者数



【中学校段階における日別自殺者数】

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/191664/img_191664_2.jpg

中学校段階における日別自殺者数



【高校段階における日別自殺者数】

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/191664/img_191664_3.jpg

高校段階における日別自殺者数



出典:自殺総合対策推進センター 昭和48年度から平成27年度における、通学適齢期の自殺者数に関する分析



全体を通しても分かるように、夏休み前後の環境の変化が自殺に影響していると考えられます。

辛い思いを抱えながら1学期を過ごし、ひと月程の長期休みが安心感を与えます。しかし、その休みが終わるころ、また辛い思いをして通学しなければならないという思いが、不安になり動揺してしまう要因といえます。

特に、人間関係がうまくいっていない場合になると、不安が強くなり、環境に慣れるまでにエネルギーが必要となります。その辛さや苦しみから逃げたいが声には出せないとなると、命で訴えかける行為に繋がりやすくなるのです。





■自殺の原因と自殺プロセスについて

自殺には原因と、その原因から自殺に至るプロセスがあります。一例を挙げると、ショックな出来事の後に急に自ら命を絶つのではなく、何らかの要因が積み重なり、限界に達したときに自殺に至るというケースがあります。

自殺プロセスの中には、精神面の疲弊からうつ病をはじめとする精神疾患を発症することも含まれています。



【子どもの自殺プロセス】※新宿ストレスクリニック 広報担当制作

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/191664/img_191664_4.jpg

子どもの自殺プロセス



学校生活でのストレスは、人間関係や学業・進路、将来へのプレッシャーなどがあります。さらに、誰にも相談できないような環境であれば孤独感を感じ、いじめに遭うなど良好な人間関係が築けていない場合は疎外感を感じます。夏休み明けはこういった不安の要素がより強く感じられるといえます。

その強い不安が無価値感を生み、「死にたい」や「生きていても意味がない」などといった考え方へ変化していくと考えられています。





■自殺の衝動に駆られている子どもの心理状況

夏休みが終わりに近づくにつれ、「死にたい」と思う子どもの心理とはどんな状態でしょうか。

例えば、いじめに遭っている場合は、夏休みの間はいじめっ子から解放されている状態です。しかし、だんだん夏休み終盤に入るにつれ、憂うつに感じるようになっていきます。

またあんな辛い日々を送らなければならないのかと思い詰めます。そのような場合の心理状態は、以下が考えられます。



・いじめられていることを恥ずかしく思い、親しい人(親や友人等)に話せない

・話すことでいじめがさらにひどくなるのではないかという恐怖

・親しい人(親や友人等)に心配をかけたくない



このように、恐怖心や恥ずかしさに支配されていることが見受けられます。また、親に話すことができない要因は、話すことで「やり返してこい」や「強くいなければいけない」などの叱咤激励をされることにより、いじめに遭っていることを恥ずかしく感じるからです。親からしてみると自分の子どもが不登校になったりすることへの不安だったりもします。

さらに、「学校に行きたくない」と言った子どもに対して親は「学校は休んではいけない」という選択肢のない言葉を投げかけるケースもあります。この場合、最悪の結果として人生に絶望し、自殺の引き金を引いてしまう可能性も少なくはありません。

では、どのように自殺を防止していけばよいでしょうか?





■無理をさせてまで行かせないことが一番です

死を考えている状況の中、無理に学校に行かせることは危険です。

まずは、選択肢の幅を広げることから考えていくのが良いでしょう。学校に行くことだけが選択肢ではないはずです。今は、社会人でも在宅ワークやテレワークなど会社に出社しなくても仕事ができる時代になりつつあります。情報化が進んだ世界では、フリースクールの他に、ネットで何でも調べることができます。

不登校になってしまうのではないかという不安を抱くのも当然です。しかし、死んでしまったら子どもは二度と話すことはできません。自殺総合対策推進センターの分析結果からも分かるように、夏休みの前後による環境の変化は、中高生にとって緊急事態になり得ることを忘れずにいましょう。





■うつ病をはじめとする精神疾患を発症した場合

世界保健機構(WHO)の公表したデータによると、自殺者全体の97%に何らかの精神障害を抱えている状態であったことが分かっており、そのうちの約3割をうつ病を含む気分障害が占めています。併発なども含めると、全体の自殺者の7割がうつ病と診断される状態です。

気付かないうちに、うつ病や他の精神疾患を発症し、自殺に至るケースもあるということが分かります。

うつ病や他の精神疾患かどうかは精神科や心療内科といった医療機関での診断が必要になります。早めに受診や対策を考えていきましょう。

しかし、精神科や心療内科は少し行きづらいと感じるかもしれません。ですが、風邪を引いた時や胃の調子が悪い時などの場合、内科を受診する経験は誰にでもあるはずです。

精神科や心療内科は精神面のケアを行う専門の科です。行くことは決して恥ずかしくなく、専門医に相談することで救える命があるということを理解していただきたいと考えています。





■うつ病だった場合、どんな治療を行うか

もし、うつ病と診断をされた場合、多くの人が抗うつ薬による治療を想像するのではないでしょうか。

実際、日本の多くの精神科や心療内科は抗うつ薬による治療法が大多数を占めます。

しかし、未成年への処方はリスクやデメリットも多くあり、投薬による治療が難しいのが状況です。抗うつ薬による身体への影響は、抗うつ薬を服用している時に表れる副作用、抗うつ薬を減薬した時や抗うつ薬を断薬した時に表れる離脱症状などあらゆる場面で起こりうると言われています。

新宿ストレスクリニックでは、抗うつ薬に頼らない治療方法を提案しています。

「経頭蓋磁気刺激治療(TMS)」です。経頭蓋磁気刺激治療(TMS)は、脳に磁気をあてることで、脳の動きを正常に戻し、うつ病の改善を促す方法です。



経頭蓋磁気刺激治療(TMS)

https://www.atpress.ne.jp/releases/191664/img_191664_5.jpg



経頭蓋磁気刺激治療(TMS)は、抗うつ薬のような副作用がほとんどありません。

抗うつ薬は限られた抗うつ薬しか未成年に処方できないこともあり、選択肢が狭く、体に合わない場合は抗うつ薬の副作用により、苦しむこともあります。

経頭蓋磁気刺激治療(TMS)は、副作用などの心配がいらない上、心身に影響が少ない治療法です。





■新宿ストレスクリニックの診療について

精神科や心療内科にも、大きな総合病院、街のクリニックなど選択肢はさまざまです。医師も経験などがそれぞれ異なります。精神科や心療内科を選ぶポイントの1つは、「精神保健指定医」を取得している医師です。精神保健指定医とは、厚生労働大臣が指定する(精神保健福祉法第18条)特別な国家資格です。取得できる医師は、医師としての経歴が5年以上、精神科医としての経歴が3年以上などの条件を満たしている医師に限ります。精神保健指定医の主な職務は、重症である患者さんの強制入院や隔離などの行動制限の判断です。豊富な知識や経験が必要とされ、医師自身により判断力・責任感・向上心などが求められます。なにより、患者さんと患者さんの家族、社会への安全を守る意味においても重要な役割を担います。

新宿ストレスクリニックには、精神保健指定医を持つ医師が多く在籍しています。

入院施設はありませんが、毎日多くの患者さんを診察し、一人ひとりに合った治療方針を提案しています。また、新宿ストレスクリニックは全国に3院(新宿本院・梅田院・名古屋院)展開し、土日祝も診療していますので、ご都合に合わせて予約が可能です。

診療時間も新宿本院は10:00~20:00、梅田院・名古屋院は10:00~19:00と平日でも利用がしやすい時間帯でご案内しております。

医師の他に、公認心理師や臨床心理士、専門の医療スタッフが患者さんをサポートしています。治療内容に関しても経頭蓋磁気刺激治療(TMS)と並行して公認心理師や臨床心理士のカウンセリングも行っていますので、不安に思っていることなども相談しやすい治療環境です。また、ご家族も一緒に相談を受付けていますので、患者さんとご家族を含めて精神面のケアを行っていきます。ご家族だけでは解決できない場合もあります。そんな時は、専門家に頼ることも必要です。



新宿ストレスクリニック

統括院長・本院院長兼務

渡邊 真也医師

https://www.atpress.ne.jp/releases/191664/img_191664_6.jpg

新宿ストレスクリニックは、経頭蓋磁気刺激治療(TMS)の専門クリニックとして、日本でいち早く経頭蓋磁気刺激治療(TMS)を導入しました。

ストレスを抱えた中学生や高校生などの学生はもちろん、会社員、高齢者、妊娠中の方など幅広い層に対応可能です。現在、抗うつ薬での治療を行っている患者さんでも併用して治療することが可能です。

悩みを抱えるお子様を持つ親御さんからのご相談も数多くありますので、お子様がうつ病かどうか悩まれていたり、現在の診断に疑問や不安を感じていたりする場合は、いつでもご相談お待ちしております。





【新宿ストレスクリニック概要】

◆クリニック名: 新宿ストレスクリニック 本院

◆診療科目 : 精神科・心療内科

◆所在地 : 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー25階

◆電話番号 : 0120-772-248

◆主な治療 : うつ病治療、経頭蓋磁気刺激治療(TMS)

◆ホームページ: https://www.shinjuku-stress.com/

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