株式会社VARTIX 本社ビル
代表取締役社長 中野 猛
就任にあたり、中野 猛が世界で大きな広がりを見せるラボグロウンダイヤモンド(合成ダイヤモンド)についてのコメントを発表いたしました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/186758/LL_img_186758_1.jpg
株式会社VARTIX 本社ビル
■コメント
<ラボグロウンダイヤモンドを始めようと思ったきっかけ>
「いろんな方面から中野社長はやらないのか?」と、尋ねられましたが、今年のはじめくらいまでは、やることはないとの心積もりだったんです。「ラボグロウンダイヤモンドを好んでいるアーティストのGACKTさんの紹介で、株式会社ピュアダイヤモンドの石田 茂之さんを紹介された」のをきっかけに、ラボグロウンダイヤモンドに興味を抱き始めました。
「はじめは、なんでこんなに天然ダイヤモンドに詳しい石田さんが、ラボグロウンダイヤモンドを扱うのか」と疑問に思ったが、ラボグロウンダイヤモンドを実際に見せてもらい感じたのは「私も宝石に携わり30年以上、会社を立ち上げて27年。たくさんの宝石を仕入れ、販売し、アトリエで自社商品も作ってきたが、こんなにも綺麗な宝石があるのか」と、その輝きに驚き、強烈なインパクトに感動しました。
そして一般市場価格で、4~5千万円はする、ファンシーブルーやファンシーピンクにも驚きました。ルーペで見てもVVSクラスの輝きで、震えるほどのインパクトがあり、プロでも感動できるのだから、これを消費者に紹介したら、どれだけの感動を与えることができるのかと、興奮もありました。
もちろん、希少性のある天然ダイヤモンドとの共存は大事です。天然がなくなることも100%ないです。しかし、ジュエラーとして、ラボグロウンダイヤモンドを扱わないという、選択肢もなかった。消費者に選択してもらうのだから、きちんとラボグロウンダイヤモンドを説明できれば問題ないと、ジュエラーとしては、素材がひとつ増えただけで、実際に見て、知識を学び、消費者に不安を与えないルールを作っていくことが大事なことです。
<日本グロウンダイヤモンド協会の理事になったきっかけ>
元々、私は役職に就くようなタイプではないんですが、ラボグロウンダイヤモンドを普及させていくためには天然との線引きを行うために、環境整備やインフラなどを整えていき、きちんと販売するジュエラーがいなければいけないと思いました。その先頭に立ち、ルール作りをしていくためには、責任ある立場で世間や業界に広めていくことが大事だと思ったのです。
海外では既に環境づくりが進められ、消費者に不安のないルール作りが行われています。それに、自分が感動したものは、消費者にも同じ感動を伝えられると考えています。もしかしたら、私が理事になれば、興味を持ってくれる人が増えるかもしれない、ラボって面白いんじゃないかと思ってくれると嬉しいとの期待をしております。
<ラボグロウンダイヤモンドの今後について>
ラボグロウンダイヤモンドで、ゴージャスなジュエリーをリーズナブルで提供できる、ひとつの魅力があります。
ラボグロウンダイヤモンドでないとできないジュエリーを考えています。このままだとジュエリー業界は右肩下がりでファストファッションなどにファッション業界も苦戦しています。レンタルになるんじゃないかとも言われていますが、消費者は感動して、良いものだと認識すれば、まだまだ購入し、ジュエリー市場を広げることも可能です。それを裏付けるような、天然ダイヤモンド販売における工夫の数々や、売れる商品展開をしております。
ラボグロウンダイヤモンドに限らず、ジュエリー業界の人たちの多くは、ネガティブに考える人が多い。ジュエリー業界の常識を、消費者にまで当てはめる悪い習慣も存在しています。消費者はジュエリーのプロじゃないですから。その昔、アレキサンドライトを販売し始めの頃、よくジュエリー業者から、そんなのは売れないと言われたものです。今回もその時と同じような心境です。なので、フロンティア精神のような気持ちで、日本グロウンダイヤモンド協会の理事として普及活動に努めるつもりです。
ビジネスチャンスは我々が作るものです。ラボグロウンダイヤモンドにはチャンスがたくさん埋まっています。もちろん私だけではありません。ジュエリー業界全体が、それに気づき、天然ダイヤモンドビジネスを守りながら、ラボグロウンダイヤモンドのビジネスを浸透させていくべきだと思います。
また、天然ダイヤモンドビジネスにも問題はあります。有名ブランドと同じ天然ダイヤモンドを使っているのに、なぜ日本メーカーとしての価値は高くないのか。売れなくなったらすぐにSALEしてしまうなど、そろそろ考えを改めなければいけない時期にも来ていると思います。せっかく人間の叡智でできたラボグロウンダイヤモンドを、ただダメだと話したって、なんの得もない。これからは、みんなが正しいビジネスで元気になっていかなければならない。私だって、つまらないビジネスだと思えば手は出しません。
ラボグロウンダイヤモンドならば、消費者により身近にダイヤモンドを感じてもらえる機会を作れると信じています。多くの人にこの話を伝えていきたいと思っています。
<今後の展開について>
自社ブランドによる今後の展開は早ければ夏頃で、遅くてもクリスマス商戦には間に合わせたいです。
インパクトあるプロモーションを仕掛けると共に、弊社らしいインパクトのある商品を打ち出します。既に商品開発に着手しています。
一番大事になってくる商品としては、GACKTさんの商品になります。GACKTさんとは、長い付き合いになるので、GACKTさんのサングラスが市場価格の10倍の付加価値がついた時と同じ効果が出ることを確信しています。GACKTさんは、このプロジェクトを進めていく上で、最高のパートナーです。GACKTさん自身も積極的にラボグロウンダイヤモンドを捉えていますし、私自身もあと3年で還暦を迎えるので、それまで必死に最後の仕事だという気持ちで取り組んで行きます。
もう自分さえ良ければいいという時代は終わったので、みんなが一丸となり、利益を共有していくことがジュエリー業界には必要です。小売店や卸、工場などが協力体制を築いていくべきことでしょう。
そしてみんなが売れるプロモーションができれば最高です。これからもっとジュエリー業界を良くしていきたいと思います。
■会社概要
名称 : 株式会社VARTIX
代表 : 代表取締役社長 中野 猛
本社所在地: 〒600-8170 京都市下京区諏訪町通五条下る上諏訪町294-5
設立 : 2006年(平成18年)3月
資本金 : 10,000,000円
URL : http://vartix.jp/