Vivaldi 2.6 をリリース
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Vivaldi 2.6 をリリース
2.6は、不正な広告を掲載しているサイトの広告をブロックする機能を追加しました。また、Vivaldiの直感的なユーザーインタフェースの柔軟性を高める全体的な改良に加えて、ユーザープロファイルをカスタマイズする新しい方法を追加しています。
■不正な広告をブロックして、安全にブラウジング
Vivaldiは、危険なオンライン広告に悩まされることなく、安全にインターネットを活用していただきたいと考えております。
Vivaldi 2.6では、ユーザーのミスリードを誘う広告をブロックする新機能を追加しました。たとえばポップアップを出してサイトから離脱できなくするような、悪質な広告を遮断します。
不正な広告を遮断する機能はデフォルトで有効になっており、ブロックリストへのブラウザーからのアクセスを許可します。設定の[プライバシー]項目から無効に設定することも可能です。
ブロックリストは、エンドツーエンドで暗号化されたサーバーにホストされています。リストは自動的に更新され、サーバーに毎回接続する必要はありません。
Vivaldi TechnologiesのCEO、Jon von Tetzchnerはこう述べています。
「私たちは、ユーザーのオンラインでの安全を守るための努力を続けています。不正な広告を遮断する機能の搭載は、サードパーティのサービスへの依存をまたひとつ減らします」
■ユーザープロファイルに、もっとパーソナリティを
Vivaldiは、あらゆる機能をユーザーからのフィードバックを参考に常に改善しています。最近導入したユーザープロファイル機能は、大きな反響を呼びました。今回のアップデートでは、多くの方に愛用されているこの機能を改良し、カスタマイズのオプションを追加しました。
ユーザープロファイル機能は、設定やブックマークやセッション情報などが異なる複数の「ユーザー」を作ることができます。ブラウザーをプライベート用と仕事用など、使い分けできて便利です。
Vivaldi.netサービスのアカウントで同期の設定をしていれば、サービスで設定済のプロフィールアイコンがユーザーのアイコンとしてブラウザー上でも利用できます。同期の設定をしていないユーザーについては、追加されたVivaldiオリジナルのプリセットのアイコンの中から自分に合ったものを選べます。
ユーザープロファイルをもっと素早く設定できるよう以下の機能を追加しました。
・プリセットのプロフィールアイコン画像の選択肢を追加
・ユーザープロファイル切り替えポップアップから、ユーザーの追加削除が可能に
・ユーザープロファイル切り替えポップアップから、プロフィールアイコン画像の変更が可能に
■Vivaldi 2.6のその他のアップデート
Vivaldi 2.6では、ユーザーが楽しく効率よくさくさくブラウジングできるようにするための機能を追加しています。小さな改善ですが、使い勝手が大きく高まります。
<保存済パスワードリストの改善>
任意のサイトのパスワードを探すために長いリストをスクロール手間を減らすべく、アカウント名またはWebサイトで絞り込んで簡単に検索できるようになりました。
[設定]-[プライバシー]-[パスワード]から、フィルタ機能が利用できます。
<未読数をウィンドウパネルアイコンに表示>
バックグラウンドで開いた未読のタブの数をウィンドウパネルのアイコンで表示します。
<ページ内検索からのリンク移動がキーボードショートカットだけで可能に>
ページ内検索の検索結果がリンクならばCtrl+Enterですばやく開くことができるようになりました。キーボード操作だけで、任意のキーワードを含む複数のリンクを開けて便利です。
<検索フィールドにファビコンを表示>
Vivaldiでは、簡単に複数の検索エンジンを切り替えることができます。検索フィールドに、現在選択されている検索エンジンのファビコンを表示するよう設定でき、検索エンジンの使い分けをしやすくなりました。
<Razer Chroma 連携を強化>
5月に公開したVivaldi 2.5では、ゲーミングデバイスRazer Chromaとブラウザーのインターフェースの色を連動する新機能で注目を集めました。前回対応したキーボードやマウスとの連携に加え、ユーザーからのリクエストに応え2.6ではヘッドセットとの連携をサポートしました。
■Vivaldiを高速化するための性能改善
大量のタブを扱うユーザー向けに、パフォーマンス改善を行いました。タブを画面分割して並べて表示したり、新しいウィンドウに移動したりする動作を、大幅に改善しています。サイドバーのパネルの開閉、サイズの変更もずっとスムーズになりました。
Vivaldi TechnologiesのCEO、Jon von Tetzchnerはこう述べています。
「ユーザーを惹きつけるのはブラウジングの体験そのものです。だからこそ私たちは、人々が本当に使いたいと思ってもらえるよう、ブラウザーを改善し続けています。機能の大小ではなく、どれだけ実際に役に立つかが重要です」