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『能登輪島の丸柚餅子』として地域食品ブランド表示基準「本場の本物」に認定 ~柚餅子総本家中浦屋の「丸柚餅子(まるゆべし)」~



能登輪島の丸柚餅子


能登輪島の丸柚餅子2


極限まで薄くくり抜きます


餅種を詰めます

石川県能登半島輪島市の株式会社柚餅子総本家中浦屋(代表取締役社長:中浦 政克)が1910年の創業時から製造している「丸柚餅子(まるゆべし)」が、『能登輪島の丸柚餅子』として一般財団法人食品産業センターの「本場の本物」に認定されました。柚餅子総本家中浦屋では、認定年度の平成30年度に仕込んだ丸柚餅子が完成する6月を待って認定を発表させていただきました。「丸柚餅子」とは、柚子のなかをくり抜き、餅粉・砂糖・醤油・柚子などで調味した餅を入れて蒸し、半年間寝かせてできる伝統的な当社の代表商品です。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/186365/LL_img_186365_1.jpg

能登輪島の丸柚餅子



柚餅子総本家中浦屋ホームページ: http://nakauraya.jp





■「本場の本物」とは

「本場の本物」は一般財団法人食品産業センターが認定する制度です。その土地土地において伝統的に培われた「本場」の製法で、地域特有の食材などの厳選原料を用いて「本物」の味をつくり続ける。そんな製造者の【原料】と【製法】へのこだわりの証となるのが、地域食品ブランドの表示基準、「本場の本物」です。まさにこれは、その地域で選ばれた食品だけがつけられる勲章と言えます。

URL: https://www.shokusan.or.jp





■本物の証「本場の本物」マーク

製造者を中心とする地域の団体もしくは特認者が定めた、こだわりの基準を、一般財団法人食品産業センターが設置した審査専門委員会がチェックした上で、はじめて商品に表示できるようになるのが、「本場の本物」マークです。さらにその基準が適正に守られていることを第三者機関が確認します。それは、「その地域ならではの本物を安心して味わいたい」生活者と、「こだわりをもって伝統の味をつくり続ける」製造者を結ぶマークなのです。

URL: https://honbamon.com





■能登輪島の丸柚餅子

(1) 歴史

百万石を誇る加賀藩前田家に仕えた料理頭、舟木伝内とその息子安信が書いた料理書「包厨調じん規矩」(ぼうちゅうちょうじんきく)と「料理の栞」には丸柚餅子の製法が書かれています。300年近く遡り、加賀藩前田家で記された丸柚餅子(文献は柚厭と表記)の製法と歴史ですが、その原型である塩からい柚餅子の歴史は、500余年前にさかのぼり室町時代に始まったようです。以来、前田家のお殿様が召し上がった丸柚餅子は、包丁侍と呼ばれた料理人らの手によって洗練された様子が伺えます。悠久の歴史を経て現代に伝えられた丸柚餅子、責任と誇りをもって柚餅子総本家中浦屋が製造させていただいております。



(2) 製造方法

大粒の柚子の中をくり抜き柚子釜をつくり、その中に砂糖と醤油と柚子で練り上げた餅種を入れて蒸し、半年間寝かせることで柚子と餅種を一体に馴染ませて製造します。



(3) 輪島塗とともに

柚餅子総本家中浦屋がある輪島市の基幹産業は輪島塗です。古くから輪島塗の商い方法は全国各地のお得意様を訪ねる行商でした。お客様のもとで注文をいただく折、納品にお伺いする折、折に触れ重宝されたのが丸柚餅子でした。受け取ったお客様はたいそう喜ばれました。長期の保存ができることも手伝い、行商人らは安心してお土産として持ち歩いたのです。長期の行商で硬くなった丸柚餅子は、訪問先の厨房で蒸し直したり炙ったりと、行商人も腕をふるったようです。



(4) 召し上がり方

丸柚餅子は、そのまま薄切りにしてお茶うけとして召し上がっていただくほか、日本料理では茶碗蒸しやお吸い物の椀だねとしてお使いいただいております。柚子の香りと苦みに甘さがとけあう味わいを活かし、天ぷら、おひたし、和えもの、酢のもの等にもアレンジしていただいております。

また、酒肴として、辛口の日本酒、焼酎、ビール、ウイスキー、ブランデー、赤白ワイン等とも相性が良く、薄切りにしてそのまま召し上がっていただくほか、チーズ、オリーブオイル、塩胡椒、生ハム、サラミ等とアレンジしてアペタイザーとして召し上がっていただくと、思いもよらぬ味わいが口いっぱいに広がります。サラダ、ピザのトッピング、ミルクアイス・ヨーグルト等に添えてデザートとして、工夫しだいで洋食の素材としてもお愉しみいただけます。

丸柚餅子は、場面を選ばずお使いいただける、日本古来の技を引き継いだ代表的な食品です。



(5) お好みの食感を楽しむ

丸柚餅子は長期間の保存が可能な保存食です。製造には最短でも半年を要し、販売されている丸柚餅子のほとんどが2年もの3年ものです。工場出荷時に蒸して軟らかい商品をお届けしますが、日が経つにつれ徐々に硬くなってまいります。硬いものは蒸す、炙る等の熱を加えることによって軟らかくなります。軟らかいものは即座に冷凍することによって軟らかさを保つことができます。軟らかいもの硬いもの、それぞれに味わい深くお好みの硬さで召し上がっていただけます。





【商品概要】

商品名 :能登輪島の丸柚餅子(餅菓子)

原材料 :砂糖、柚子、餅粉、水飴、醤油(大豆・小麦を含む)

内容量 :1個(120グラム~)

賞味期限:20日間(手を加えずそのまま美味しく召し上がれる期間)

保存方法:直射日光、高温多湿を避けて保存

価格 :1,900円~(税別)



■直営店

<柚餅子総本家中浦屋 わいち本店>

〒928-0001 石川県輪島市河井町4部97番地

TEL:0768-22-0131



<柚餅子総本家中浦屋 めいてつ・エムザ店>

〒920-0855 石川県金沢市武蔵町15-1 めいてつ・エムザ地下食料品フロア

TEL:076-260-2187



■柚餅子総本家中浦屋 オンラインショップ

http://yubeshi.jp



■その他主な販売店

輪島本町店/輪島朝市店(輪島市)

石川県観光物産館/金沢駅百番銘華(金沢市)

いしかわ百万石物語 江戸本店(東京都)





【会社概要】

商号 : 株式会社柚餅子総本家中浦屋

代表者 : 代表取締役社長 中浦 政克(なかうら まさかつ)

所在地 : 〒928-0001 石川県輪島市河井町4部97番地

創業/設立: 1910年9月/1988年10月

事業内容 : 菓子製造販売

資本金 : 1,000万円

URL : http://nakauraya.jp

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