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チームラボ、ワシントンD.C.のナショナル・ギャラリー・オブ・アートで開催中の 「日本美術に見る動物の姿」展に、作品を展示。







画像 : https://newscast.jp/attachments/NuKjeqYU54SeI628YGJJ.jpg



チームラボは、米国ワシントンD.C.のナショナル・ギャラリー・オブ・アートで開催中の、動物表現に関連した大型の日本美術展「日本美術に見る動物の姿(The Life of Animals in Japanese Art)」にて、「世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う」を展示します。繊細な線で描かれた升目画の世界と、升目ごとに抽象化された世界とが、鑑賞者の存在により入り混じるインタラクティブな本作は、2019年6月2日(日)から8月18日(日)まで展示。

「日本美術に見る動物の姿(The Life of Animals in Japanese Art)」展は、5世紀の埴輪から現代にいたるまで、動物表現に関連した日米の重要なコレクションから、選りすぐりの作品300点以上が一堂に集まる、かつてない規模と内容の展覧会です。「埴輪犬」から、康円「木造騎獅文殊菩薩及脇侍像」(重要文化財、東京国立博物館蔵)、「八相涅槃図」(名古屋市・西来寺蔵)、伊藤若冲「旭日松鶴図」(摘水軒記念文化振興財団蔵)、河鍋暁斎「惺々狂斎画帖(三)」(個人蔵)、草間彌生「SHO-CHAN」など、5,6 世紀から現代美術にいたるまで表情豊かな動物が描かれた作品が展示されます。

展示詳細: https://www.teamlab.art/jp/e/ngawashington2019/

ナショナル・ギャラリー・オブ・アート: https://www.nga.gov/exhibitions/2019/life-of-animals-in-japanese-art.html



【展示作品】



世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う



United, Fragmented, Repeated and Impermanent World

teamLab, 2013, Interactive Digital Work, Endless, 8 channels, Sound: Hideaki Takahashi



画像 : https://newscast.jp/attachments/Uw9fEBue3kU49e05T8jE.jpg



画像 : https://newscast.jp/attachments/hWhHzibzBnQg5yMxUge3.jpg





YouTube動画 :

https://www.youtube.com/watch?v=V51WJpxMHAI



https://www.teamlab.art/jp/w/ufri/

伊藤若冲(1716 – 1800)は、近世日本の絵師の一人。江戸時代中期の京都にて活躍した。若冲は、画面全体を数万もの升の形に区切って升目ごとに彩色する、『升目画』という特異な表現方法を残している。本作品は『鳥獣花木図屏風』や『樹花鳥獣図屏風』をモチーフにしている。

升目画は、どこかコンピュータの機能的制約から生まれたピクセルアートに通ずるところがある。若冲の升目画は、西陣織(京都西陣で織られる伝統的高級絹織物)の制作工程の工業的制約か、もしくは、それに触発されて描かれたのではないかという説がある。ピクセルアートも機能的制約で生まれたが、機能的制約がなくなった現在でも、表現のひとつとして愛されている。升目画に、直感的に感じるデジタル感とは、そんなところではないかと思っている。升目画は、ひとつの升目ごとに何種類かの色彩を使って四角の中に模様を描いており、印象主義や点描主義よりも以前から、視覚混合の光学現象を意識して表現しているかのように思える。

本作は、仮想の三次元空間上で動植物を立体物として動かし、その空間を「超主観空間」によって映像作品にしている。

そして、三次元空間上の色を、画面の升目ごとに、升目の中の何重にも描かれた模様によって分割し、彩色している。たとえば、ある升目の模様が赤と青で彩色されていたら、その部分は三次元空間上では紫だった部分である。

画面の升目が固定されたまま空間は動いていくので、升目内の彩色は空間とは違う時間軸でうごめく。遠くで全体を見た時、視覚混合による鮮やかな色彩は、遅い時間軸で動いていく空間の動植物の世界。近くで凝視した時、升目ごとに細かく描かれた模様によって分割された色彩は、速い時間軸で変化していく世界。ふたつの時間軸が共存する。

部分によっては、升目が升目内のもっとも多い色で塗りつぶされ、抽象的な世界を構成する。さらに、鑑賞者が作品の前に存在するとき、その近くの升目も同様に塗りつぶされていく。動植物は空間上で動くが、画面内で固定化された升目によって抽象化される。鑑賞者の存在によって、升目画の世界と、升目によって抽象化されて描かれた世界とが混ざりあう。



【展示概要】



「日本美術に見る動物の姿 / The Life of Animals in Japanese Art」展

https://www.teamlab.art/jp/e/ngawashington2019/

#teamLab

会期: 2019年6月2日 (日)〜 8月18日(日)

時間: 月曜日 – 土曜日 10:00 – 17:00、日曜日 11:00 – 18:00

会場: ナショナル・ギャラリー・オブ・アート 東館 コンコースギャラリー(6th and Constitution Avenue NW, Washington, DC)

料金: 無料

問い合わせ: Pace Gallery info@pacegallery.com TEL: +1 (202) 737-4215



【チームラボ / teamLab】



アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、デザイン、そして自然界の交差点を模索している、学際的なウルトラテクノロジスト集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。

チームラボは、アートによって、人間と自然、そして自分と世界との新しい関係を模索したいと思っている。デジタルテクノロジーは、物質からアートを解放し、境界を超えることを可能にした。私たちは、自分たちと自然の間に、そして、自分と世界との間に境界はないと考えている。お互いはお互いの中に存在している。全ては、長い長い時の、境界のない生命の連続性の上に危うく奇跡的に存在する。

47万人が訪れた「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」(2014年)、「ミラノ万博2015」日本館をはじめ、シリコンバレー、台北、ロンドン、パリ、ニューヨーク、中国、シンガポールなど国内外で常設展およびアート展を開催。東京・お台場に《地図のないミュージアム》「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」を常設。2020年秋まで東京・豊洲に《水に入るミュージアム》「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」、2019年8月24日までTANK Shanghai(中国・上海)にて「teamLab: Universe of Water Particles in the Tank」を開催中。

チームラボの作品は、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(オーストラリア・シドニー)、南オーストラリア州立美術館(オーストラリア・アデレード)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(トルコ・イスタンブール)、ビクトリア国立美術館(オーストラリア・メルボルン)、アモス・レックス(ヘルシンキ・フィンランド)に永久収蔵されている。

teamLab is represented by Pace Gallery.

チームラボ: http://teamlab.art/jp/

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