「サーバーウテナ(R)」従来タイプ(左)と高荷重タイプ(右)のスペース比較
サーバーウテナ外観
耐震試験装置による免震効果試験
JMA神戸波加速度
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/182712/LL_img_182712_1.jpg
「サーバーウテナ(R)」従来タイプ(左)と高荷重タイプ(右)のスペース比較
■サーバーウテナ(R)は巨大地震から大切なサーバーを守ります!
AI、IoTの進展により、ますます欠かせなくなったサーバー。震度5強クラスの大地震が発生した際には、サーバーラックが受ける衝撃によって、さまざまな障害が発生する可能性は高まると言われていますが、震度5強以上の大地震は、過去5年間に日本全国で33回※1も発生しています。このような地震発生時でも稼動し続けなければならないサーバーには地震対策が不可欠ですが、東日本大震災においては、ストローク(免震ステージの可動範囲)不足や転倒防止機構が不十分であった免震装置に搭載されていたサーバーラックが転倒・倒壊いたしました。一方、当社の免震装置「サーバーウテナ(R)」は、上下免震ステージが分離しない構造となっており、想定以上の巨大地震の発生においても、すべてのサーバーラックの転倒を防ぎました。
※1 気象庁 震度データーベース検索による(2013年~2017年)
■お客様のサーバーラックは余震の対策もできていますか?
大地震には余震がつきものです。1回目の地震に耐えた免震装置は、多くの場合、原点位置(元のステージ位置)からずれており、そのままにしているとストロークが確保できず、数回の余震によりサーバーラックが転倒する可能性があります。一方、地震の揺れがおさまったときに、サーバーラックの自重により自動的に原点に復帰する機構を備えていれば、人が復帰作業をすることなく継続的にサーバーを稼動でき、余震に対する作業員のリスクも軽減されます。実際、何度も大きな余震が発生した熊本地震において、当社の免震装置「サーバーウテナ(R)」を導入されたお客様のサーバーは、余震が続く中でも倒れることなく継続して稼働できました。
■各種サーバーラックにぴったりサイズを開発
こうしたサーバー免震の重要性が高まる一方で、近年ではサーバーの高性能化に伴い、その消費電力が増えるとともに、サーバーラック全体の重量も増加しています。当社ではこのトレンドを鑑みて、高荷重積載が可能な免震ステージの開発に着手、レール構造を見直すことでサーバーラック荷重を分散させ、従来タイプと比較して約2倍の耐荷重を可能としました。これにより、従来よりも短いレール長でも十分なストロークを確保することができ、サーバーラックからはみ出さないコンパクトな免震装置※2を実現しました。さらに、サーバーラック単体だけでなく、2台以上を連結した場合でも、省スペースでの設置が可能となります。
※2 サーバーウテナ(R) SUZ・SUR シリーズ
来る5月8日(水)~10日(金) に東京ビッグサイトにて開催される第11回「データセンター展」において、この「サーバーウテナ(R)(高荷重タイプ)」の実物を用いたデモ展示を致します。
■第11回「データセンター展」開催概要
会期 : 2019年5月8日(水)~10日(金)
時間 : 10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)
会場 : 東京ビッグサイト 西展示棟
アクセス : 東京都江東区有明3-11-1
りんかい線「国際展示場駅」より徒歩約7分
ゆりかもめ「東京ビッグサイト駅」より徒歩約3分
入場方法 : 入場には招待券が必要です(お問い合わせ下さい)
公式サイト: https://spring.japan-it.jp/ja-jp/about/dc.html
■ヤクモ株式会社について
当社は、振動・騒音対策の総合エンジニアリング企業として、半世紀以上にわたって様々な防音・防振装置を開発してきました。振動理論と様々なノウハウに基づいて設計された装置は、優れた効果を発揮します。このようなユニークな技術を通じて、「人に優しい」安全で快適な生活空間づくりに貢献しています。
■会社概要
商号 : ヤクモ株式会社
所在地 : 〒141-0032 東京都品川区大崎5-4-18
代表者 : 代表取締役 舟木 英之
設立 : 1963年5月
事業内容: 防振・防音に関わる各種装置・部材の製造、
リースおよび施工、メンテナンスなど
資本金 : 6,000万円
URL : https://www.yacmo.co.jp/
【本出展に関するお客様からのお問い合わせ先】
ヤクモ株式会社
Tel:03-5496-7555