中央:Rist 代表取締役社長 遠野氏 左:当社FPGA事業部システム技術部兼AIソリューショングループ部長 森澤 右:当社AIソリューショングループ主任 曽根
株式会社Rist
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/179277/LL_img_179277_1.jpg
中央:Rist 代表取締役社長 遠野氏 左:当社FPGA事業部システム技術部兼AIソリューショングループ部長 森澤 右:当社AIソリューショングループ主任 曽根
Ristは、ディープラーニングや機械学習を活用した画像・動画処理システムの開発を行っています。2017年6月にディープラーニングを用いた目視・画像検査自動化サービス「Deep Inspection」を開始しており、製造業を中心とした多様な製品・対象群に向け、機械学習を活用した検査技術を開発するとともに、導入ノウハウの拡充に取り組み、既に複数の検査現場での導入実績を有しています。また、医療分野においても、各種大学・病院と連携し医療画像に基づく疾患診断支援システムの構築・提供を行っています。
PALTEKは、日本のエレクトロニクスメーカーに対して、FPGAやその他の半導体などを活用した製品開発支援、技術サポートを行ってまいりました。現在、PALTEKはFPGAなどを活用したAIソリューションを強化しており、パートナー企業との連携を推進し、エッジAI向けのモジュールやFPGA向けのAI開発環境の提供を行っています。
このたびPALTEKは、すでにディープラーニングや機械学習を用いた画像システム開発実績を多数有するRistとザイリンクス社のFPGAやハードウェア プログラマブル SoCを活用したAIソリューションで協業することで、エッジAIソリューションの強化を図るとともに、推論だけでなく学習を含めたAI導入実現の支援が可能となります。
株式会社Rist 代表取締役社長 遠野 宏季氏は次のように述べています。
「これまでディープラーニングの実行にはGPUを用いることが一般的であり、当社が開発したソフトウェアもGPU環境での使用を推奨して提供してきました。GPUはコストが高い、消費電力が大きいなどの問題を抱えていますが、それでもGPUに頼らざるをえないというのが現状です。このような状況を打破すべく現在盛んに研究開発が行われているのが、FPGAを用いたディープラーニングです。FPGAはGPUに比べディープラーニングの推論をより高速に低消費電力で実行できるという利点があり、さらにはそのポテンシャルをエッジで発揮できるという強みがあります。今回の協業を機に、当社はFPGAでのディープラーニングの研究開発に着手し、より利便性の高い推論環境の構築、提供を目指してまいります。」
株式会社PALTEK 代表取締役社長 矢吹 尚秀は次のように述べています。
「このたび製造現場や医療現場でディープラーニングを活用した画像検査システムを多数導入した実績を持つRist社と協業できることをたいへん嬉しく思います。当社が長年蓄積してきたFPGAに関する技術・ノウハウとRist社が画像検査システムのノウハウを融合することで、さまざまなお客様に対し推論だけでなく学習も含めたAI導入の実現に向けたAIソリューションを提供できると考えております。」
■株式会社Ristについて
Ristは、製造業や医療、スポーツ分野などへのディープラーニングや機械学習を活用した画像・動画処理システムの開発を行い、社会課題の解決に挑戦しています。産官学の領域を超えて、顧客と社会の抱える課題解決に取り組み、先端技術を活用したサービスの社会実装を目指しています。また、2018年12月28日に京セラコミュニケーションシステム株式会社の完全子会社となりました。
Ristに関する詳細は、 https://www.rist.co.jp/ をご覧ください。
■株式会社PALTEKについて
PALTEKは、1982年の創業以来、日本のエレクトロニクスメーカーに対して国内外の半導体製品の販売のほか、ハードウェアやソフトウェア等の設計受託サービスも提供し、お客様の製品開発のパートナーとして仕様検討から試作開発、量産までサポートしています。PALTEKは、「多様な存在との共生」という企業理念に基づき、お客様にとって最適なソリューションを提供することで、お客様の発展に貢献してまいります。
PALTEKに関する詳細は、 https://www.paltek.co.jp をご覧ください。