パンフレット
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東京の基盤となっている江戸の水都としての構造をより深く読み解く際に、その前史としての古代から中世のつながりを踏まえておく必要があります。江戸は武蔵国の古層の上に構築されましたが、かつての中心は国府のある府中で、古代の条里制や五畿七道の枠組みは武蔵国においても地域基盤となり、その後の地域構造を規定しました。そして平安末期の荘園開発は武士の台頭をもたらし、これが中世の動乱につながり、中世末期までに武蔵武士も全国へと展開していきます。その間、武蔵国の中心は府中であり続けましたが、徳川家康が江戸に幕府を開くと、次第に江戸は日本の政治・文化の中心となっていくのです。本シンポジウムの議論を通し、現代の東京にも引き継がれる武蔵国の地歴を探ります。概要は以下の通りです。
【開催概要】
■日時 :2019年3月23日(土)13:30~17:30(13:00受付開始)
■会場 :法政大学市ケ谷キャンパス 富士見ゲート2階 G201教室
(東京都千代田区富士見2-17-1)
市ケ谷駅または飯田橋駅徒歩10分
■プログラム:開会挨拶 横山 泰子(法政大学江戸東京研究センター長)
趣旨説明 神谷 博(法政大学江戸東京研究センター客員研究員)
【講演1】
江口 桂(府中市ふるさと文化財課 課長)
「古代武蔵国府とその周辺」
【講演2】
小野 一之(府中市郷土の森博物館 館長)
「江戸の基層としての中世武蔵府中~祭礼・古戦場・歌枕~」
【パネルディスカッション】
「武蔵国の古代・中世から江戸の基層を探る」
パネリスト:江口 桂(府中市ふるさと文化財課 課長)
小野 一之(府中市郷土の森博物館 館長)
陣内 秀信(法政大学江戸東京研究センター特任教授)
根崎 光男(法政大学人間環境学部教授)
神谷 博(法政大学兼任講師、
江戸東京研究センター客員研究員)
コーディネーター:高村 雅彦
(法政大学デザイン工学部建築学科教授)
■参加 :無料、お申し込みは以下よりご登録ください。
(定員に達し次第締め切り)
https://www.event-u.jp/fm/index.cgi?id=913