大阪府空室率TVI予測
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大阪府空室率TVI予測
「2019年関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅市場の見通し」および「2018年10月期の1都3県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」および「2018年10月期の関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」を掲載しています。
詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2018年12月」
https://go.tas-japan.com/l/592651/2018-12-16/zy84z
レポートの概要
(1) 2019年関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅市場の見通し
貸家着工数を過去1年の90%水準、世帯数の増加を過去1年と同水準と仮定すると、2019年の大阪府の需給ギャップは、引き続き拡大傾向で推移すると考えられます。したがって空室率TVIも2019年は悪化傾向で推移する可能性があります。
京都府の需給ギャップは、引き続き縮小傾向で推移すると考えられます。したがって空室率TVIは、2019年は僅かに改善傾向で推移する可能性があります。
兵庫県の需給ギャップは、引き続き拡大すると考えられます。したがって空室率TVIも2019年は悪化傾向で推移する可能性があります。
愛知県では、トヨタの好調な業績を受けて、空室率TVIは改善傾向で推移しています。一方で、需給ギャップは、世帯数増加幅を上回る着工数が継続している影響で拡大傾向にあります。両社の傾向が異なっているのは、住民登録をしていない世帯の流入が一定数継続している可能性を示しています。2019年の愛知県の需給ギャップは、引き続き拡大傾向で推移すると考えられますので、空室率TVIは2019年の中旬以降に悪化に転ずる可能性があります。
静岡県の需給ギャップは拡大が止まり、横ばい傾向で推移すると考えられます。したがって空室率TVIも2019年は横ばい傾向で推移する可能性があります。
拡大傾向にあった福岡県の需給ギャップは、2019年前半には横ばい傾向に転ずると考えられます。したがって空室率TVIも2019年は横ばい傾向で推移する可能性があります。
図 大阪府の需給ギャップ推移と2019年の空室率TVI推移予測へのリンク
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(2) 2018年10月期1都3県賃貸住宅指標
東京市部のデータの3分の2を占めるマンション系の空室率の悪化が継続しています。募集期間も急激に拡大しており、市境の厳しさが増していることが伺えます。
[東京都]
<全域>
空室率TVI(ポイント):13.44
募集期間(ヶ月) :2.80
更新確率(%) :40.42
中途解約確率(%) :40.08
<23区>
空室率TVI(ポイント):12.88
募集期間(ヶ月) :2.73
更新確率(%) :41.25
中途解約確率(%) :39.20
<市部>
空室率TVI(ポイント):17.71
募集期間(ヶ月) :3.19
更新確率(%) :37.47
中途解約確率(%) :43.78
[神奈川県]
空室率TVI(ポイント):16.55
募集期間(ヶ月) :3.93
更新確率(%) :40.04
中途解約確率(%) :42.93
[埼玉県]
空室率TVI(ポイント):16.62
募集期間(ヶ月) :3.23
更新確率(%) :43.06
中途解約確率(%) :40.00
[千葉県]
空室率TVI(ポイント):16.23
募集期間(ヶ月) :3.25
更新確率(%) :39.53
中途解約確率(%) :42.32
分析:株式会社タス
(3) 2018年10月期 関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標
大阪府と兵庫県では需給ギャップが拡大している可能性があるにもかかわらず空室率TVIは横ばい傾向で推移しています。原因として、住民登録をしていない層の流入が増加、住宅情報会社を介して流通していない物件の増加等が考えられます。
[大阪府]
空室率TVI(ポイント):8.66
募集期間(ヶ月) :5.35
更新確率(%) :33.35
中途解約確率(%) :52.73
[京都府]
空室率TVI(ポイント):13.38
募集期間(ヶ月) :5.97
更新確率(%) :37.32
中途解約確率(%) :48.36
[兵庫県]
空室率TVI(ポイント):13.19
募集期間(ヶ月) :6.14
更新確率(%) :42.60
中途解約確率(%) :43.79
[愛知県]
空室率TVI(ポイント):15.39
募集期間(ヶ月) :6.61
更新確率(%) :44.41
中途解約確率(%) :40.88
[静岡県]
空室率TVI(ポイント):23.66
募集期間(ヶ月) :8.65
更新確率(%) :41.53
中途解約確率(%) :43.78
[福岡県]
空室率TVI(ポイント):10.57
募集期間(ヶ月) :5.65
更新確率(%) :39.53
中途解約確率(%) :47.37
分析:株式会社タス
詳細はPDFファイルをご参照ください。
詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2018年12月」
https://go.tas-japan.com/l/592651/2018-12-16/zy84z
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■株式会社タスについて
株式会社タスはトヨタ自動車株式会社(T)、豊田通商株式会社(T)、朝日航洋株式会社(A)、株式会社三友システムアプレイザル(S)が出資するトヨタのグループ企業です。システム評価のパイオニアとして不動産に関わる情報を収集・分析・ディスクローズすることにより、専門知識を誰でも簡単に視える化することを目指しています。不動産評価サービスTAS-MAPは、担保評価や顧客へのプレゼンテーション資料作成ツールとして多くの金融機関や不動産会社の時短に貢献しています。
会社名 : 株式会社タス(英語名 TAS Corp.)
所在地 : 東京都中央区八丁堀3丁目22番13号 PMO八丁堀4F
設立年月日: 2000年8月28日
資本金 : 1億8千万円
出資 : トヨタ自動車株式会社
朝日航洋株式会社
株式会社三友システムアプレイザル
豊田通商株式会社
Web : https://corporate.tas-japan.com/