寄贈した保育園舎の前でパオ族の方々と集合写真
寄付した保育園舎には代表の写真が飾られています
パオ族の子どもたちと握手する代表の玉井 満代
保育園の開所式の様子
先生にまずはそろばんを覚えてもらい、サティ村やその近隣の村で子ども達にそろばんを教えてもらうことが目的です。大きなそろばんを使ってそろばんの玉の動かし方をデモンストレーション。そろばんを触るのが初めてという先生達も2時間ほどの研修で簡単な見取り算までできるようになりました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/173550/LL_img_173550_1.jpg
寄贈した保育園舎の前でパオ族の方々と集合写真
ミャンマーは、まだまだ政情不安定のため、家庭で育てられなくなった子どもが人身売買の被害者となるなど、子どもたちが困難な生活を強いられ続けている現状が存在します。このような現状を改善するためには、一時的な援助ではなく、継続的な収入源となる仕事や就職に有利になるための教育を提供することが必要です。
玉井式では、2018年3月に、ミャンマーのシャン州にあるサティ村に保育園を建設し寄贈しました。保育園舎を寄贈したサティ村は、ヤンゴンから国内線で1時間、ヘーホー空港から車で約2時間、荒野を走り続けた先にある、電気もまだ通っていない小さな村です。サティ村では、園舎の寄贈だけでなく、将来、子どもたちが就職するときに有利になるよう、今回の玉井式ICT教材『Eeそろばん(R)』での無償支援も行っています。
また、寄贈した保育園にも訪問し先生や生徒との交流を深めました。多い時には70名も生徒がいるとのことでした。簡単な日本語も教えたところ、帰り際にはまだ幼い子どもたちが「ありがとう」と日本語でお見送りをしてくれました。今後も、継続的に教育支援を行い、そろばんだけでなく、玉井式の日本語学習教材を提供し、10年後にはサティ村の子どもたちが「流暢に日本語を話し、かつそろばんもできる」という姿を目指しています。
同じくミャンマーのハムシー村パオ族のみなさんには、そろばん袋の制作をお願いしています。パオ族の伝統的な布から手作りで制作しているそろばん袋は、まだ年間約500袋の制作数ですが、仕事が少ないハムシー村パオ族にとって貴重な収入源となっています。
世界でも安全で豊かな国、日本。日本人として生まれて育つと「子どもが物乞いをしている」などと聞いても教科書の中のお話に感じてしまうかもしれません。しかしミャンマーでは貧困のために人身売買が行われているのが現実です。パオ族が作ったそろばん袋は、そんな世界の現状を物語るとともに、日本の子どもたちに勉強ができる幸せを伝えています。
建物や、仕事だけでなく教育の中身も寄贈し、次世代に繋げていけるよう、世界中の子どもたちが教育を受けられる世の中になるよう、玉井式はCSR活動を進めて参ります。
■「玉井式」とは
玉井式は全国で20,000人が学習し、インドの国立、私立学校においても授業に導入されている、ICT教材メソッドです。
玉井式のすべての教材は「イメージング力」を育てることを基盤としています。公式を使わずに公式を生み出すような能力育成学習を行い、伝えたいことをまとめ、伝わる表現をするために、『イメージ力』『思考力』『表現力』を伸ばすことにフォーカスした『未来で生かす能力』を育成する教材です。
■タマイインベストメントエデュケーションズ 会社概要
株式会社タマイインベストメントエデュケーションズは教材クリエイターが所属しているICT教材開発会社です。
様々な大手企業と連携して小学生用ICT教材を開発しています。現在発売中の教材は「玉井式 国語的算数教室(R)」「玉井式 図形の極(R)」「玉井式 Eeそろばん(R)」「玉井式 国語的理科教室(R)」です。
株式会社小学館と「国語的算数ドリル」、株式会社学研プラスと「玉井式 国語的理科教室(R)」、株式会社アップとは海外向け共同事業開発を行っています。
所在地 : [本社]東京都新宿区西新宿3-1-5
[京都経営企画本部]京都府京都市中京区烏丸通四条上る笋町688
第15長谷ビル5F
代表者 : 代表取締役 玉井 満代
事業内容: 学習塾・小学校・インド他アジア各国で使用される、
小学生用アニメーション教材・テキストの制作
保護者向け・先生向け講演会の実施
URL : 玉井式 https://www.kokugoteki.jp/
■タマイオネットムインディア 会社概要
所在地:DSM 52, DLF Tower, Shivaji Marg, Moti Nagar
New Delhi, 110015, India
代表者:代表取締役 玉井 満代