講座を受けている様子(1)
MPKENとアルファ国際学院協同での講座の様子
ベッドメイキング実技試験の様子
テーブルメイキング実技試験の様子
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/173170/LL_img_173170_1.jpg
講座を受けている様子(1)
OMOTENASHIプロジェクトのロゴ(左:タンロン大学、右:ヴァンラン大学)
https://www.atpress.ne.jp/releases/173170/img_173170_8.jpg
『OMOTENASHIプロジェクト』は、観光学部などを専攻するベトナム人大学生の就職支援と、日本の地方の宿泊業界のさらなる活性化の方策の一つとして人的支援の実施をしています。
観光資源の豊富さは世界でも有数で、訪日観光客数は増加する一方です。中でも、日本のおもてなし精神から来るホスピタリティの高さは世界には類を見ないほど充実しており、訪日外国人に感動を与えるほどです。
その反面、日本の高齢化社会や若者の都会進出率の上昇によって、地方における労働人口は減少の一途を辿っています。日本の訪日観光客の増加と地方ホテル業界の人手不足の増加が反比例する中、英語、日本語、そして母国語でのコミュニケーションが可能なベトナム人は、今後劇的に増えるであろうベトナム人観光客を鑑みても、必要性が高まっていくと考えています。
そこで、MPKENでは観光学・ホテルマネージメントを専攻したベトナム人大学生を、日本の地方の宿泊業界へ輩出するため、日本語教育、日本の宿泊業界におけるマナー・ホスピタリティや専門知識を学ぶことができる講座を実施することにしました。
こちらの講座は、ベトナム・ハノイ市にある「タンロン大学」と、ホーチミン市にある「ヴァンラン大学」の2大学で開講されています。MPKENは上記2大学と2018年6月にMOU(基本合意書)を結び、協同して『OMOTENASHIプロジェクト』の推進活動を行っています。
上記2大学では観光・ホテルマネージメント学部を設置しており、ツアーオペレーターや企画・マーケティング、ホテルフロント・サービススタッフなどとして必要な座学と実習を4年間通して習得することができます。もちろん、彼らの学部では英語は必修となっており、卒業するまでには仕事で用いることができるレベルに達することになります。
『OMOTENASHIプロジェクト』で開講している日本語教育は「日本語能力試験(JLPT)をN3~N2を取得すること」を目標に実施しています。
日本語教育を担当するアルファ国際学院は、プロの日本語教師をベトナム現地へ派遣して、日本語の基礎からサービス業界における専門用語や会話(敬語)、そして漢字の習得、そして日本語能力試験対策を行います。
同プログラムの開始時期は、2018年12月です。現在までに各大学で30名が受講登録をしています。クラスが開講された際には、2019年12月実施の日本語能力試験に合格することを来日までの最終目標に、クラスメイト同士が切磋琢磨し合いながらレベルアップできる学習環境の提供をします。
『OMOTENASHIプロジェクト』では定期的に日本の宿泊業界の企業様や事業主様を招聘して、学生たちと面談、面接会をする機会も設けています。学生と企業双方が日本での就職や採用について理解を深め、また文化や習慣も知ることができる機会として、満足の声をいただいています。
開催まで2年を切った2020年の東京オリンピック、そして、2025年の開催が決まった大阪万博によって、訪日観光客はさらに増加することでしょう。
そのため、母国で実習経験と知識を身につけ、尚且つ3か国語を使いこなすベトナム人大学生は、日本のホテル業界への大きな戦力となれることでしょう。
日本のホテル業界への就職を目指す学生の志と、日本のインバウンド業界における今後の観光経済発展の熱意をつなぐ架け橋として、MPKENでは活動を続けています。
日本の地方活性化そして、おもてなし産業発展にベトナム人が大きな力となります!
企業名 : 特定非営利活動法人 MP研究会(MPKEN)
所在地 : 〒102-0083 東京都千代田区麹町3-4 トラスティ麹町ビル2階
設立 : 2005年4月1日
代表理事: 梅田 英樹(2014年12月~現在)
事業内容:・ベトナム人向け日本留学、就職情報配信サイト「TOMONI」の運営
・国内外にわたる求職者向け就職支援及び企業向け採用支援
・国内外にわたる職業支援事業「JPCAREER」
・ベトナムハイズン刺繍技術訓練活動「Stitches」
・日本の文化普及・啓発事業「MPKEN Kitchen」
・日本の大学進学支援事業「MPKEN Juku」
URL : https://www.mpken.jp/