優秀賞作品『リボーン(ReBone)』
特別賞作品『suspenzer』
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優秀賞作品『リボーン(ReBone)』
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特別賞作品『suspenzer』
【本件のポイント】
●工学院大学附属中学校の生徒たちが制作した作品が、3Dプリンターを使った創造的なものづくりを競うコンテスト「FAB 3D CONTEST 2018」カテゴリー3にて、リコーダーからヒントを得た作品『リボーン(ReBone)』は優秀賞、自動車のサスペンションから着想した作品『suspenzer』は特別賞を受賞した。
●受賞作品は、デジタルものづくりを行う学内施設であるFabスペースで、プログラミングや3Dプリンターを駆使し制作。コンセプトからモデリングまで全て生徒が行った。
●工学院大学附属中学校では、21世紀型教育として、対話型・問題解決型授業、ICT教育を実施。2018年4月には図書館内にFabスペースを設置するなど、思考をアウトプットしやすい環境を整えている。
【本件の概要】
工学院大学附属中学校3年生2名が3Dプリンターで制作した作品が、慶應義塾大学SFC研究所ファブ地球社会コンソーシアムが主催する「FAB 3D CONTEST 2018」にて、優秀賞(第1位相当)と特別賞(第2位相当)を受賞しました。今回応募したのは、中高生対象のカテゴリー3「FAB甲子園」で、コンテストのテーマは「Sound FABulous!」です。11月23日に東京ミッドタウンで行われた最終審査と表彰式では、優秀賞の『リボーン(ReBone)』は「完成度や試行錯誤の過程、3Dプリンターを活用したものづくりの意義が深く考えられている」との評価、特別賞の『suspenzer』は「独創性とシンセサイザーのような音が素晴らしい」との評価を得ました。
デジタル工作機械でものづくりができるFabスペースは図書館内に設置されており、プログラミングや3Dプリンターを使ったものづくりは日常的な風景となっています。また、2016年度から外部講師などにより「プログラミング教室」が放課後に開催され、今回の受賞作品もこの教室で生徒たちが自主制作しました。
工学院大学附属中学校では、多様化する社会の変化に対応できる生徒を育てるため、「Think Make Share」を教育の柱とし、様々な活動を展開しています。その過程において、コンテストへの応募や入賞を目指すことで、生徒たちはものづくりを通して創造する楽しさ、伝わる楽しさを体感しています。
■「FAB 3D CONTEST 2018」 カテゴリー3(中高生部門) 入賞作品
・優秀賞 作品名:リボーン(ReBone)
制作者:清水 大輔(ハイブリッド特進クラス3年)
・特別賞 作品名:suspenzer
制作者:星野 圭祐(ハイブリッド特進クラス3年)
■FAB 3D CONTEST 2018: https://www.fab3d.org