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飛騨市長へ受賞報告
メダル・トロフィー一覧
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画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/171773/LL_img_171773_1.jpg
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■「世界が注目するコンクール61冠」獲得の背景
2018年の蓬莱蔵元渡辺酒造店は、世界最大コンクールIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)をはじめ、ドイツ農業国際品質競技会、BTIワールド・ワイン・チャンピオンシップ、全米日本酒鑑評会、ワイングラスアワード、燗酒コンクールなど国内外で開催された20大会の国際コンクールにエントリー、並み居る銘酒を抑え、過去最多となる金メダル61個を獲得しました。
金メダル獲得数は、前年の50個を上回る過去最多となりました。様々な賞を受賞した中でも難関である賞は、ロンドンで開催されております、業界最大級の日本酒品評会IWC(インターナショナル・サケ・チャレンジ)グレート・バリュー・サケの入賞率2.3%です。
(1) インバウンドの増加
海外からのインバウンドも年々増加し、年間5,000人もの観光客が酒蔵を訪れている。近年当蔵では、優秀な人材確保を目指し、新卒採用にも力を入れ、2017年4月には、外国人対応のできる優秀な女性社員を確保しました。現在はインバウンド向けの店頭販売や酒蔵ツアーの企画など、様々なことに取り組んでおります。
(2) 輸出の増加
近年、数々の海外コンクールにて幾多の賞を受賞したことで、新規の取引先も増加し、輸出数量で2017年は前年対比150%、今年2018年には前年対比155%と輸出数量についても年々増加し続けております。その背景には、当蔵で13年働くアメリカ人蔵人のコディの存在も大きく、彼の存在を知り、問合せや取引に繋がるケースが非常に多くあります。
(3) 海外メディアの反応
「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され、和食の中でも重要な位置を占める
“日本酒”に対する海外メディアからの注目度も年々増しています。
特にフランスやイタリアでは「和食ブーム」もあり、和食と日本酒のペアリングはもちろん、フレンチやイタリアンと日本酒のペアリングも広がりつつあります。
そのような背景で、蓬莱のコンクール受賞を機に欧米・アジアのマスメディアからの取材も年々増えており、酒蔵見学などが海外でテレビ放送されております。
以上のことから、当蔵では日本酒を出品し始めて10年経ちますが、国内外のコンクールにて幾多の賞を受賞したことで海外への輸出、外国人観光客も年々増え、縮小する日本業界の中でも持続的な成長を遂げております。
■2018年国際コンクール金メダル受賞歴
2018年度受賞酒一覧ページはこちら
http://www.sake-hourai.co.jp/topics_world_prize.html
<IWCインターナショナル・ワイン・チャレンジ (ロンドン)>
・小町桜 別囲い (受賞名)グレート・バリューサケ、岐阜トロフィー、金賞
・お笑いパワー仕込み (受賞名)金賞
・天才杜氏の入魂酒 (受賞名)金賞
<DLGドイツ農業国際品質競技会 (ドイツ)>
・色おとこ (受賞名)金賞
<シュトゥットガルト国際ワイン コンペティション (ドイツ)>
・純米吟醸家伝手造り (受賞名)金賞
<モンドセレクション (ベルギー)>
・超吟しずく (受賞名)最高金賞
・純米大吟醸極意傳 (受賞名)最高金賞
・純米吟醸 他5品 (受賞名)金賞×6
・隠し酒 他3品 (受賞名)ハイクオリティトロフィー×4
<サケ・セレクション (ベルギー)>
・ロメロ・スペシャル (受賞名)金賞
・伝統辛口 (受賞名)金賞
<全米日本酒歓評会 (アメリカ)>
・純米大吟醸極意傳 (受賞名)金賞
・純米吟醸家伝手造り (受賞名)金賞
<インターナショナル・サケ・チャレンジ (ロンドン)>
・純米吟醸家伝手造り (受賞名)首席トロフィー、金賞
<ロンドン酒チャレンジ (ロンドン)>
・純米吟醸家伝手造り (受賞名)プラチナ賞
・色おとこ (受賞名)金賞
<Kura Master (フランス)>
・純米吟醸家伝手造り (受賞名)プラチナ賞
・色おとこ (受賞名)プラチナ賞
・純米大吟醸極意傳 (受賞名)金賞
・無修正の酒 (受賞名)金賞
<アジア国際美酒コンテスト (中国)>
・色おとこ 他3品 (受賞名)審査員特別賞、金賞×4
<名古屋国税局酒類鑑評会 (日本)>
・手造り純米ひだほまれ (受賞名)優等賞
・蔵元の隠し酒 (受賞名)優等賞
<春季全国酒類コンクール (日本)>
・蔵元の隠し酒 (受賞名)第一位 特賞
・超ドS (受賞名)第一位 特賞
・隠し焼酎 (受賞名)第一位 特賞
・伝統辛口 他3品 (受賞名)第一位×4
<ワイングラスでおいしい日本酒アワード (日本)>
・天才杜氏の入魂酒 (受賞名)最高金賞
・蔵元の隠し酒 (受賞名)金賞
・吟醸伝統辛口 (受賞名)金賞
・純米吟醸家伝手造り (受賞名)金賞
<雄町サミット鑑評会 (日本)>
・家宝伝承酒 (受賞名)優等賞
・W雄町原酒 (受賞名)優等賞
<全国燗酒コンテスト (日本)>
・上撰 (受賞名)最高金賞
・隠し酒 他5品 (受賞名)金賞×6
<全国レギュラー酒コンクール (日本)>
・まるしぼ生原酒 (受賞名)第一位 特賞
・天才杜氏の入魂酒 (受賞名)第一位
・上撰 (受賞名)第一位
<酒友グランプリ (日本)>
・無修正の酒 (受賞名)革新準グランプリ、伝統準グランプリ
<純米酒大賞 (日本)>
・Sui.Sui.Sui (受賞名)金賞
■渡辺酒造店 受賞コメント
【渡辺酒造店 代表取締役社長 渡辺 久憲(50)】
蓬莱の日本酒が、日本だけでなく世界で高い評価をいただいたことに深い感謝と喜びを感じます。20年前、酒造業界は価格のデフレ化の波に遭遇し、当蔵でも営業先での門前払いなど悔しい思い出があります。しかし、造り酒屋としての責任と誇りを忘れず旨い酒、質の高い酒を目指して取り組んできました。
これからもこだわりの日本酒を造り続け、全世界の皆様に提供していきたいと思います。
【渡辺酒造店 蔵人 ブレイルズ フォード ダリル コディ(46)】
この受賞は、今まで渡辺酒造店が積み重ねてきたことの集大成だと思います。
数々のコンクールでメダルを獲得できるということはそれだけ渡辺酒造店の日本酒が日本国内や世界各国で高い評価をされたということです。
今後の海外進出においては、インポーターやディストロビューターに自信を持って商品を紹介していきたいと思います。また和食とセットにしながら丁寧に説明していくなど、引き続き日本酒のブランド価値を高めて、輸出促進につなげていきたいと思います。
また、今回は岐阜県飛騨市 市長へも受賞報告もさせていただきました。
【飛騨市 市長 都竹 淳也(51)】
国内外でこれだけの賞を受賞できることは本当に素晴らしい。
また、日本国内にとどまらず海外のコンクールでの受賞は今後の輸出や観光にも非常に期待ができます。
今後は、飛騨市としてもインバウンド向けの観光についても力を入れていきたいと思います。
これからも飛騨市を代表する企業として、地域を盛り上げて欲しい。
■渡辺酒造店のこだわり
渡辺酒造店が追い求めるものは「飲んで旨い酒を、熟練の蔵人が愚直に醸す、本道の酒造り」。伝統と手造りを重視し、原材料や醸造技術にとことんこだわり続けている。現在、9代目・渡邉 久憲は南部杜氏の協力を得て、創業以来受け継がれた諸白吟醸造りを開花させつつ、酒造り148年目を迎え、さらなる技術研鑚、人材育成、伝統文化の伝承、海外販売にチャレンジしている。
■会社概要
商号 : 有限会社渡辺酒造店
責任者 : 代表取締役社長 渡邉 久憲
住所 : 〒509-4234 岐阜県飛騨市古川町壱之町7-7
HPアドレス: http://www.sake-hourai.co.jp/
■過去の主な取材実績
テレビ:日本テレビ、NHK、CBC、フジテレビ、名古屋テレビ、毎日放送など
新聞 :日本経済新聞、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日経MJ、中日新聞、岐阜新聞
他多数。