第1回 サーモス スープジャーで冬のあったかお弁当教室
野上優佳子さん
調理体験の様子
試食の様子
料理家・弁当コンサルタント 野上優佳子さんと、一般社団法人フードサルベージ 代表理事 平井巧さんをお招きした弁当教室&トークイベントを実施。第1回目となる今回は、「使いきれなかった食材もスープジャーにおまかせ!皮付き調理で時短&栄養アップ!家から出る生ゴミを減らせて、ゴミ出しも楽々!!」をテーマに、食の話題となっている「フードロス」に着目し、家庭で余りがちな食材を使用したスープジャーレシピを紹介しました。
さらに食品を余すところなく使い、豊かな食ライフを提案する「明日からすぐできるフードロス講座」も実施。約20名の女性が弁当教室に参加しました。
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第1回 サーモス スープジャーで冬のあったかお弁当教室
【イベントの様子】
◆第1回目のテーマは、食の話題となっている「フードロス」に着目!
家庭で余りがちな食材を使用したスープジャーレシピを紹介。栄養豊富な食材の皮や芯まで使い、時短&家庭ごみも減らす“フードロス”メニューを提案!
野上優佳子先生
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当社が実施した「お弁当づくり」に関する調査(※1)によると、約半数の方がお弁当をつくる上で「おかずを数種類用意する」「メニューを考える」について、悩んでいることがわかりました。また、お弁当を食べる際に「冷たい」ことが残念だと思っている方が約4割いることがわかりました。
さらに、「家庭でのフードロス」に関する調査(※2)も実施。この時期、使い切れずに捨ててしまう野菜の中でも、特に「だいこん」、「キャベツ」、「もやし」がよく捨てられてしまうことがわかりました。その反面、約9割の女性が生ごみの量を減らしたいと考えています。また、7割以上が家庭でのフードロスを気にかけており、そのうち約8割の方が「もったいないという罪悪感」を理由に選んでいます。
『第1回 サーモス スープジャーで冬のあったかお弁当教室』では、「お弁当づくり」に関する調査で得られたようなお弁当の普遍的な悩みに加え、フードロスにつながる時短・手間短レシピを野上先生にお話いただきました。「つくる工程を減らす」調理のポイントとして、スープジャーを使用することでじわじわ熱を入れ続ける保温調理が可能となり、さらにランチの時間まで保温調理でじっくり熱を通すため、野菜の皮をむかなくても十分に柔らかくなり、切る工程が楽になるとのこと。お野菜の皮には栄養が多く含まれているため、スープジャーのレシピひとつで栄養バランスの良い食事をとることが可能になります。皮をむかずにそのまま食べることができるので、生ごみも減らせて後片付けも簡単になります。
また、野上先生考案のスープジャーを使った簡単フードロスレシピ「白菜と豚肉の春雨うま煮」を、お集まりいただいた皆様に調理いただきました。グループで和気あいあいとした雰囲気で、「簡単に作れてよかった!」、「熱々でおいしい!」など、保温調理の体験を楽しんでいただきました。
調理体験の様子
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試食の様子
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白菜と豚肉の春雨うま煮
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エスニックおでん
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和風ポトフ
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今回、野上先生には上記3品のフードロスレシピを約30食分ご用意いただきました。そしてその食材から出たごみの量は、約30食分ご用意したにも関わらず、わずかなごみしか出ていないことに、参加者の方々は驚きの声を漏らしていました。
約30食分から出たごみの量
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※1『サーモス「お弁当づくり」に関するアンケート調査(調査期間:2018年10月20日~21日、
調査方法:インターネット調査、調査対象:全国20~50代 既婚女性 週に1回以上弁当を作っている)
冬のお弁当の悩み 第1位は「冷たいこと」スープジャーなら温かいお弁当が手軽に!簡単・手間短で、様々なお弁当の悩みも解決!!』より
※2『サーモス「家庭でのフードロス」に関するアンケート調査(調査期間:2018年10月20日~21日、
調査方法:インターネット調査、調査対象:全国20~50代 既婚女性 週に1回以上弁当を作っている)
7割以上の女性が家庭でのフードロスを気にかけている。この時期、使いきれない野菜トップは「大根」食材を捨てる際の基準は「におい」、「消費期限」』より
◆「明日からすぐできるフードロス講座」について、平井さんと野上先生でトークセッションを行いました!
平井巧さん
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「スープジャーで冬のあったかお弁当教室」後半では、フードサルベージ代表理事の平井さんに、無駄な買い物を減らせる「食材の置き換え」のコツや、既存のレシピに頼らずに余りがちな食材を自由に組み合わせてレシピを生み出すフードロスレシピの考案について、野上先生とトークセッションいただきました。
平井さんからはまず、混同されがちな「食品ロス」と「フードロス」の違いについて説明がありました。「食品ロス」は農林水産省の定義で、「まだ食べられるのに廃棄される食品」のこと。
調理前の食材の廃棄、野菜など生鮮品の過剰除去、食べ残しなどが該当し、スーパー・コンビニなどでの食品の損失、畑など生産段階での損失は含みません。一方、国連食糧農業機関(FAO)がとりまとめた定義では、「Food loss」は、サプライチェーンの各段階における食品の量的減少を指します。「Food waste」は、サプライチェーンの最終段階(小売りおよび最終的な消費)で発生する食品の損失を意味します。「食品ロス」は「Food waste」に近い意味合いで使用されています。2つまとめて「Food Loss and Waste/FLW」として言われることも増えてきました。
世界のフードロスはおよそ13憶トンあり、生産される食糧の3分の1にあたります。また、日本のフードロスはおよそ646万トンあり、FLW(Food loss and waste)による経済損失は、グローバルで9,400憶ドルにおよぶそうです(※3)。
平井さんは、まず私たちの身近なフードロスとして、「安いからまとめて買ったけど、食べきれなくて捨てた」や「出来上がりの量を意識せずに、作ってしまい余らせてしまった」、「食材をもらったが、好みでなかった。使いづらかった」などのシーンがあるといいます。その家庭でのフードロスを減らすために、「買い物前に、家にあるものをチェックする」、「食材を上手に使う」、「ローリングストック法(※4)」、「消費期限と賞味期限を理解する」などの意識を持つことがフードロスを減らすことにつながるとのことです。
平井さんは参加グループに食材が書かれたカードを数枚ずつ配布し、「その食材と調味料のみで料理を作るとすれば何ができるかグループで1~2品考える」時間を設け、買い物に行かなくても家にある食材だけで料理は作れることを参加者に伝えました。野上先生と平井さんのアドバイスもあり、様々な料理を考えるきっかけとなり、意外とありものだけでなんとかなる、と実感したようでした。
カードを使ったグループワークの様子
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トークセッションの様子
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野上先生は「凝った料理にしようと思うかもしれないけど、全然凝った料理にしなくてよい」と述べ、平井さんは「レシピって、この材料がないと写真のものが作れないと思ってしまいますが、家に材料がないことはよくある。でもそれでも実は料理ができたり、他のもので代用できることはある。そういった発想があると、家庭でのフードロスも減らせるし、料理も楽しくなってくる」とコメントしました。
※3 出典:『FLWスタンダード』
※4 普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使った分だけ買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法
【イベント参加者の感想】
●フードロスと料理法がわかりやすく勉強になりました
●簡単にムダなくおいしい料理が作れたので参考になりました
●メニューがこれからの季節にぴったりで、温かい料理だったのでとても美味しかった
●スープジャーを今まで使ったことがなかったので、保温調理を教えていただいてとてもためになりました
【スープジャーが、あなたのお弁当づくりの悩みを解決!】
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高い保温力を持つサーモス真空断熱スープジャーなら、ランチにできたての温かいお弁当が手軽に食べられます。
「おかずを数種類用意する」、「メニューを考える」、「彩りや、見た目」という多くの方が抱えているお弁当の悩みも弁当箱をスープジャーに変えるだけで解決!彩りや盛り付けを気にせず、1品で満足&栄養バランスばっちりなお弁当が簡単に作れます。
JBQ-301 MNT:ミント、TOM:トマト、MSD:マスタード
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JBU-300 WH:ホワイト、R:レッド、G:グリーン
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【「サーモス スープジャーで冬のあったかお弁当教室」開催概要】
◆日時
2018年10月30日(火)11:00~13:00
◆会場
ベターホームのお料理教室 渋谷教室
◆住所
渋谷区渋谷1-15-12
◆登壇者
料理家・弁当コンサルタント 野上優佳子さん
一般社団法人フードサルベージ 代表理事 平井巧さん
サーモス株式会社 マーケティング部 広告宣伝課 笹渕真由美
◆内容
「スープジャーのお弁当レシピ」実演調理(野上優佳子さん)
「明日からすぐできるフードロス講座」(平井巧さん)
野上優佳子さんと平井巧さんのトークイベント
スープジャーの商品説明(笹渕真由美)
◆全4回日程
10月30日(火)、11月11日(日)、12月3日(月)、12月14日(金)
※テーマを変えて、色々なお弁当に関する悩みを解決していきます。
◆第2回目詳細
11月11日(日) 15:30~17:30
普段、ママにまかせっきりのお弁当づくりもスープジャーを使えば簡単!明日から自分で出来るお弁当作りを提案します。
「スープジャーで家事シェアしよう!」夫婦共働きでもママの負担になりがちなお弁当作り。いくつもおかずを作ったり、彩りを考えて詰めたり…お弁当作りってスキルが必要だと思っていませんか?料理家・弁当コンサルタントの野上優佳子先生と、パパ料理研究家の滝村雅晴先生が、スープジャーを活用した簡単なお弁当作りをご紹介。“ママにまかせっきりのお弁当作り”を、“家族でシェアするお弁当作り”に変えるヒントを伝授します。
URL:「スープジャーで冬のあったかお弁当教室」
https://www.club-thermos.jp/campaign/show?page=event_cookingclass_winter
【プロフィール】
◆野上優佳子(のがみゆかこ)さん 料理家・弁当コンサルタント
ネットエディターやライターを経て、2011年、「食・健康・地域」をキーワードに子供達が笑顔で暮らせる未来をつくることを目指し、株式会社ホオバル設立。
料理家・弁当コンサルタントとして新聞、雑誌、TV、ラジオ、ウェブ、全国各地での講演など多メディアで活動中。弁当箱のプロダクト開発や商品アドバイザーなども行っている。30年以上お弁当を作り続け、300個以上のお弁当箱を使用した経験に基づき、実際に日々お弁当を作る母としての目線から実用性と汎用性の高いレシピと洞察が好評を博している。
◆平井巧(ひらいさとし)さん トータルフードプロデューサー
一般社団法人フードサルベージ 代表理事 CMO/ honshoku 代表 / 東京農業大学非常勤講師
SP広告代理店、IT関連会社を退社後、トータルフードプロデューサーとして活動。お米の祭典「ごはんフェス」の企画プロデュース、東京農業大学にて多摩川流域のブランディングに取り組む「Resources Project」を発足。2015年には食のプロデュースチーム「honshoku」を結成。
2016年「一般社団法人フードサルベージ」を設立。