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横笛赤尾三千子の世界「万葉の歌 薄墨―義経の笛」東京・国立能楽堂と奈良・談山神社で今秋開催決定!



赤尾三千子プロフィール写真


伊藤麻衣子プロフィール写真


木場大輔プロフィール写真


薄墨の笛

赤尾三千子事務所は、横笛:赤尾三千子、胡弓:木場大輔、二十五弦筝:伊藤麻衣子による公演“横笛赤尾三千子の世界「万葉の歌 薄墨―義経の笛」”を2018年10月21日(日)に奈良・談山神社、11月1日(木)に東京・国立能楽堂で開催いたします。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/163014/LL_img_163014_1.jpg

赤尾三千子プロフィール写真





■源義経「薄墨の笛」を使用した美しい音色を

記録によると、義経から寄進された「薄墨の笛」は長い間寺宝として眠っていました。約400年の後、豊臣秀吉の時代。豊臣の家臣「中村一氏」が、久能寺に伝わる薄墨の笛が破損していたことを知り、修理して納めたと残っています。

“横笛赤尾三千子の世界「万葉の歌 薄墨―義経の笛」”では静岡市の文化財でもある源義経「薄墨の笛」を使用し、談山神社 権殿にて奉納演奏を行います。



*源義経

兄・頼朝の指令のもと、平家を壊滅させた英雄。

政治力を駆使し、鎌倉幕府樹立を目指す頼朝の処遇に対抗し、自立を企てるが、奥州、平泉にて自害。

義経は、京都から九州へ向かったが難破。吉野への逃避行の途中、談山神社に立ち寄り、武運の神・藤原鎌足に祈りを捧げたと言われている。





■横笛赤尾三千子の世界

赤尾三千子は生涯をかけて、日本の横笛のもつ深遠な文化的価値とその魅力を、演奏を通して追求してきました。“横笛赤尾三千子の世界”は様々な分野の芸術家達との出会い、また新たな横笛の可能性を発見すべく、1977年から今なお継続している自主企画公演です。

1990年には現代神楽の創造を目指し「水炎伝説」を発表。大岡信、石井眞木、実相寺昭雄、白石加代子、田中泯など諸氏の協力を得て作り上げた舞台作品は、東京、ロサンゼルス、ニューヨークで成功を収めました。2018年3月にはCD「乙女と若武者のためのレクイエム」を発表。「新版 水炎伝説」「薄墨―義経の笛」を収録しています。





■公演概要

<奈良公演>

日時 :2018年10月21日(日) 13:00開場/13:30開演

会場 :談山神社 権殿(奈良県桜井市多武峰319)

入場料:5,000円(拝観料含む、自由席)



<東京公演>

日時 :2018年11月1日(木) 18:00開場/18:30開演

会場 :国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4−18−1)

入場料:5,000円(自由席)



<共通>

主催:赤尾三千子事務所

協力:鉄舟寺/談山神社/薄墨の笛の会奈良支部

後援:一般社団法人桜井市観光協会/奈良新聞社

毎日新聞社/朝日新聞奈良総局

詳細:赤尾三千子事務所ホームページ

http://www2.gol.com/users/fue/



※チケットは上記ホームページからお申し込みいただけます。





■出演者・スタッフ

芸術監督・作曲・横笛・歌:赤尾三千子

胡弓 :木場大輔

二十五弦筝 :伊藤麻衣子

舞台監督 :大澤裕

照明 :大平智己

音響 :金森祥之

グラフィックデザイン :佐々木由美



■出演者プロフィール

<赤尾三千子>

日本古来の横笛である龍笛、能管、篠笛の三種を独奏楽器として確立し、委嘱作品など100曲以上のレパートリーを作り上げる。1972年石井眞木作曲「遭遇II」の龍笛奏者としてアメリカ公演に参加、小澤征爾指揮、サンフランシスコ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団と共演する。カーネギー・ホール、ベルリン・フィルハーモニーホール、ウイーン楽友協会など、国内外での演奏は、高い評価を得ている。静岡市文化財、鉄舟寺寺宝である源義経所持の「薄墨の笛」を託され、演奏を続けている。芸術選奨文部大臣新人賞、中島健蔵音楽賞、日本伝統文化振興賞他、受賞。



<伊藤麻衣子>

https://www.atpress.ne.jp/releases/163014/img_163014_2.jpg

奈良県桜井市出身。

大学在学中より演奏活動開始。桜井市音楽協会理事。



<木場大輔>

https://www.atpress.ne.jp/releases/163014/img_163014_3.jpg

淡路島出身。

独奏楽器として胡弓の可能性を追求し、様々な活動を展開。





■プログラム

鈴鏡 赤尾三千子 作曲

風をだに 鏡王女 詩

赤尾三千子 作曲

因幡万葉の歌 大伴家持 詩

伊福部昭 作曲

辞世 大津皇子 詩

ショスタコーヴィチ 作曲

独奏横笛のための天空の蛇 西村朗 作曲

義経幻想 赤尾三千子 作曲

波緒風 猿谷紀郎 作曲

薄墨 赤尾三千子 作曲

衣川館 赤尾三千子 作曲





■源義経「薄墨の笛」の由来

鉄舟寺(旧久能寺)寺宝・静岡市文化財。

https://www.atpress.ne.jp/releases/163014/img_163014_4.jpeg



>「久能寺縁起」1342年

「源九郎判官義経為末代重宝薄墨云笛御寄進」



>「薄墨の笛添状」1595年

「久能寺物薄墨之笛損候当在国立節拵直遣了畢末代

無他出可被重宝之候也 文禄四年卯月廿二日 中村式部少輔一氏

久能寺衆従中」



>「平成の修理」1998年

義経の笛に魅せられた多くの人々と静岡市清水、伊豆屋伝八文化振興財団

などの協力により修復がなされる。

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