海中バルーンの世界
スキーム図解
スケジュール
ESG投資
業務体制を一層強化しながら、「海中バルーン」を活用することで、未知で未開発の海中領域の活用や観光資源化を実現し、“海中を全ての人の日常にする”事業の推進を加速させます。
海中を新たな市場とする事業を通して、国連が推奨し、課題解決が求められるSDGsに寄与し、また、海のESG企業として地球や社会への貢献を同時に進めます。
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海中バルーンの世界
1.業務提携の背景
くにうみアセットマネジメントは、エネルギーを使い尽くす経済から、太陽がもたらす無限の資源 ~光・風・熱・植物の成長など~ を技術と英知で、エネルギー・食糧・水に変換し最適に分配する経済へと転換する「太陽経済社会の実現」をビジョンに掲げ、持続可能な太陽経済の社会を目指し、再生可能エネルギーを広め、理想の地域作りを進める活動を行っています。
オーシャンスパイラルは、いまだその多くが解明されていない海中領域の可能性に着目し、「海中市場を創出・活性化することで海を誰もの日常へ」をビジョンに掲げ事業を推進しています。
(1) 第一弾として海中を誰もが行ける場所のひとつにするため、世界初となる「海中バルーン」のサービス展開を推進しています。
(2) サステナブルな地球、サステナブルな人類を支える不可欠な企業となるべく、海のESG企業(環境・社会・ガバナンス)としての取り組みを行います。
こうした背景のもと、くにうみアセットマネジメントは、海を通したサステナブルな社会の実現を目指し、海のESG企業を担うオーシャンスパイラルとの業務提携契約を締結。本提携を通して、オーシャンスパイラルが構想する事業の推進、またその第一弾である「海中バルーン」事業に対して、くにうみアセットマネジメントが培ったインフラ事業におけるプロジェクト・ファイナンスなどのノウハウや実績をもとに、事業を発展させていきます。
2.業務提携内容
(1) 資金調達支援
くにうみアセットマネジメントは、オーシャンスパイラルが推進する「海中市場を創出・活性化することで海を誰もの日常へ」をビジョンに掲げたプロジェクトについて、グローバルに推進するためのプロジェクト・ファイナンスを活用した資金調達支援を行います。
(2) 海中バルーン証券化スキームの開発
米国潜水艇メーカーとの業務提携を締結し「海中バルーン」の全世界での製造・展開の権利を有する形で、開発を進める海中バルーンの製造をより促進するため、航空機にみられる区分所有による投資スキームを参考にし、世界初の海中空間ユニットを持つ船舶である、海中バルーン証券化スキームの開発をはじめます。
海中バルーンの証券化は、海中バルーンの製造にかかる費用に対して、小口の投資家であっても投資に参加することができ、利益を受けられる仕組みです。
(3) 海を通したサステナブルな社会の実現
海を通したSDGsへの貢献を目指すため、事業資源の相互連携により、海の環境保全、海中から考えるサステナブルな社会を目指します。
3.証券化メリットと、海中バルーングローバル展開の方法
「海中バルーン」は、証券化スキームで調達した資金にて製造を行った後、オーシャンスパイラルにより全世界のリゾート地・ホテル・エンターテインメント企業などにリースを行い、フランチャイズの形式でビジネスをグローバルに発展させます。
証券化の方式を活用する事で、海中バルーンの製造費用の安定的な調達を実現し、全世界への計画的な供給が見込まれます。また、導入企業はリースによる導入が可能となり、採用に関する障壁を下げる事が可能となり、世界各国のロケーションでの海中観光や海中旅行など海中を活用したビジネスを加速させる事が可能となります。
(海中バルーンの証券化スキーム概略図)
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4.今後の見通し
現在、米メーカーと連携し2020年の導入に向け海中バルーンの開発を進めております。2018年12月最終設計の完了、2019年春に米メーカーと共に海中バルーン製品・コンセプトに関する記者発表を予定。2020年当初にハワイ(候補地)での導入と試験運転を経て、2020年のサービス提供開始を目指しています。
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5.世界の投資家が注目するESG投資とくにうみアセットマネジメントが目指すESG企業とは
ESG とは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったものです。企業の長期的な成長を計る投資家の指標として世界的に拡大しています。現在、世界の投資額の1/4にあたる約2,500兆円がESG投資であり、今後10年で5,500兆円と2倍の拡大が見込まれています。企業は収益拡大と同時に社会性・環境保護の視点も重要な要素として変革が求められています。
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(くにうみアセットマネジメントが目指す海のESG企業とは)
E(環境:Environment) :海の環境保護、環境観光
S(社会:Social) :海に面した地域経済の活性、海中観光とインバウンド観光
G(ガバナンス:Governance):社会的企業、海を保全し活用するための海のガバナンス支援
7.企業に求められる「持続可能な社会への対応」
企業に求められる“持続可能な社会”への対応がこれからの社会に必要となります。持続可能な開発目標(SDGs)が2015年国連サミットで採択されました。そのゴールのひとつに「海の豊かさを守ろう」と定められています。国はもちろん、企業も持続可能な社会を目指し、目標への取り組みが必要不可欠です。経済的価値と社会的価値を同時実現する形で、海との繋がりや関わりへの模索が求められていると言えます。
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8.代表挨拶
くにうみアセットマネジメント 代表取締役社長 山崎 養世 挨拶
太陽の恵み、そして太陽が生み出すエネルギー・水・食糧という人間にとって不可欠な資源を、全世界にサステナブルに行き渡らせる「太陽経済」の実現を目指す当社にとり、オーシャンスパイラル株式会社との業務提携は大きな意義を持ちます。本提携により、海を通した理想の地域作り、海中エンターテインメントの創出、海中領域の観光資源化を共に実現し、私共の「太陽経済」ビジョンをさらに加速化したいと考えております。
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オーシャンスパイラル 代表取締役社長 米澤 徹哉 挨拶
くにうみアセットマネジメント株式会社、一般社団法人太陽経済の会が推奨するエネルギーを使い尽くす経済から、太陽がもたらす無限の資源がこれからの社会に必要であると共感しております。また、サステナブルな社会に不可欠な海洋領域の活用と繋がる理念に、ESG企業を目指し、SDGsに貢献する企業として本提携よりより加速した事業発展と海洋市場の成長を果たしたいと思います。
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【海中バルーンとは】
「海中バルーン」は、母船となる「サポートベゼル」と最大深度100メートルまでの潜水が可能な「海中ユニット」とが一体となった構造で、海上の快適なクルーズと共に、海中に「プライベート空間」を提供することができる世界初の乗り物です。利用者は、年齢や身体の制限やスキル、装備の必要がなく、誰もが海中を思い思いの利用方法で楽しむことができます。
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【くにうみアセットマネジメント株式会社について】
くにうみアセットマネジメントは太陽経済社会の実現を目指し、太陽からの恵みを効果的に活用し、世界中のあらゆる地域の人々にエネルギー、食糧、水、環境をいきわたらせ、安心して豊かに暮らせる理想の地域づくりを、持続可能な経済システムとして共創し、国、世界へと発展させていきます。
くにうみアセットマネジメント株式会社 概要
■所在地 : 東京都千代田区丸の内3-4-2
新日石ビル3階
■代表者 : 代表取締役社長 山崎 養世
■設立 : 2012年2月16日
■事業内容: 再生可能エネルギー開発をはじめとした
インフラ事業、地域創生事業
■資本金 : 2億5,000万円(2018年6月1日現在)
オーシャンスパイラル株式会社 概要
■所在地 : 東京都港区北青山3-6-7
青山パラシオタワー11階
■代表者 : 代表取締役社長 米澤 徹哉
■設立 : 2016年11月11日
■事業内容: 海中エンターテイメント空間の創造
海中バルーン開発等
■資本金 : 1億2,612万円(2018年6月1日現在)