家計やりくり川柳優秀作品
今回は“美”というお題を設け、全国から1,630句の作品のご応募がありました。厳正な審査の結果、金賞1句、銀賞2句、銅賞10句の計13作品を優秀作品として決定しました。
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家計やりくり川柳優秀作品
特設サイトURL: http://www.tokiwa-ss.co.jp/senryu/
従来、『家計やりくり川柳』では、家計簿をテーマの中心に据え、家庭や家族の歴史、あるいは家計の羅針盤など、家計簿の役割を表す作品が多く寄せられてきました。今回は“美”というお題を設け募集した結果、「“美”容代」、「“美”顔器」や「“美”魔女」など、いくつになっても「美しくありたい!」と必死に家計をやりくりする女心を詠んだ句や、それを冷ややかな目線で詠んだ句、また、体や家計に悪いとは思いながらも、ついつい「“美”食」に走ってしまう様子を詠んだ句など、様々な「美」を題材に、家族・夫婦の笑顔や泣き笑い、苦笑い、などが伝わってくる新鮮な句が多数寄せられました。その中で思わず「クスッ」と笑ってしまいそうな、応募者のユーモアを感じさせる作品を優秀作品に決定しました。
【第9回『家計やりくり川柳』優秀作品】
金賞(1句)
『家計簿に 投資と書いた 美容代』(もも)
銀賞(2句)
『寿命延び 年金族の 美魔女増え』(S・Cさん)
『美容費を どこにかけたと 聞く夫』(P子)
銅賞(10句)
『美魔女へと やりくりしたが ただの魔女』(Y・Yさん)
『美食して 増えるぜい肉 減る貯金』(ナンサン)
『髪のように カットできない 美容代』(H・Nさん)
『値切る時 美人台無し 妻の声』(F・Nさん)
『美食妻 インスタ映えが 家計苦だ』(かず吉)
『美男子を 追っかけすぎて 貯金なし』(つばき姫)
『「美しい」 家計簿ほめたら 妻が照れ』(逆ペリカン)
『亡き母の 美文字の家計簿 良き手本』(T・Sさん)
『美から医へ 通院先が 変化する』(猫ばあちゃん)
『やりくりし 買った美顔器 今はどこ』(桔梗)
【家計やりくり川柳とは】
暮らしやお金に関連する書籍を発行するときわ総合サービス株式会社が毎年発行する「明るい暮らしの家計簿」の利用者を対象に、家計管理やお金を題材として募集している川柳です。家計簿の利用や家計のやりくりの様子がユーモラスに描かれ、そのおかしさの中に、家計簿と向き合うことの大切さ、家計管理の重要性などが込められた作品が多数寄せられています。
2009年(2010年版)の発行から募集を開始し、本年9回目の発表を迎えました。この秋発行する2019年版では第10回の募集を予定しています。
特設サイトURL: http://www.tokiwa-ss.co.jp/senryu/
過去の優秀作品(金賞)は以下のとおりです。
第1回 『仕分けする 妻の頭に 角が見え』(K・Mさん)
第2回 『家計より やりくりしてる 夫婦仲』(K・Kさん)
第3回 『家計簿に 妻の努力と 夢を知り』(I・Kさん)
第4回 『つわり中 家計任せて 無駄バレる』(K・Yさん)
第5回 『化粧品 節約したら 「あなた誰?」』(お団子)
第6回 『また値上げ 妻がムンクに なる叫び』(ふうすい)
第7回 『きついのよ サイフも服もと 妻笑う』(K2)
第8回 『家計簿は 金運上げる ルーティーン』(ぽむぽむ)
【ときわ総合サービス株式会社について】
1950年(昭和25年)、金融界や財界の支援を得て、手形振出し企業の信用度を中立・公正な立場から調査判定する企業(日本信用調査株式会社<当時>)として設立。
その後、信用調査事業が縮小する中で、家計簿や各種書籍の出版、保険代理業務、お金に関する物品の販売等、業務を多様化。
特に家計簿の分野については、戦後の貯蓄運動の推進役であった「貯蓄増強中央委員会」<当時>が発行する「明るい生活の家計簿」の制作に早くから関わってきたことから、その後その流れを汲む「明るい暮らしの家計簿」を制作・発行するに至っている。現在も年間発行部数は60万部を誇り、出版業界では『家計簿の王様』と称されている。
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