ボトル茶2種
太陽と風香る緑茶 ボトルとケース
茶摘みの朝月緑茶 ボトルとケース
オープンを記念して、日本の茶農業のサスティナビリティに貢献することを目的とした、お茶ペットボトル飲料2種をミュージアムショップにて発売いたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/152726/LL_img_152726_1.jpg
ボトル茶2種
■心とカラダにす~っと自然に染み込む香味を目指してお茶ボトルを2種発売
日本の茶農業のサスティナビリティを考え、「わたしたちができることはいったい何か?」の問いに対するひとつの改善策として、グレードの異なる茶葉を使用した2種類のボトル茶を発売します。
【太陽と風香る緑茶(500ml)】1本130円、1ケース24本入3,000円(いずれも消費税別)
太陽の陽射しをたっぷりと浴びた静岡県産やぶきた種の初夏摘み二番茶と秋番茶を使用し、優しく強く焙煎することで生まれる香りを活かし、暖かな陽射しを感じる太陽の香りをイメージして商品にしました。ほのぼのとしたひとときに感じる心地よい風のような穏やかな気分をお楽しみいただけます。
【茶摘みの朝月緑茶(500ml)】1本220円、1ケース24本入5,000円(いずれも消費税別)
一番茶のみを使用し、国内産の0.005%にも満たない非常に貴重な品種、藤枝かおり種などを主原料として個性的で華やかな香りを生かした茶葉を使用しています。一般的なグレードの茶葉を使用した「太陽と風香る緑茶」のおよそ10倍の市場価格で取引される高品質な茶葉を使用しており、飲み干した後にほのかに感じる上品で華やかな香りをお楽しみいただけます。
私たちはこの2種類のグレードのお茶がバランス良く売れることが大切であると考えています。こうした取り組みに共感、賛同していただける人を増やしながら販売を進めて参ります。
■ふじのくに茶の都ミュージアムのご紹介
日時 : 2018年3月24日(土)オープン
所在地 : 静岡県島田市金谷富士見町3053-2
電話 : 0547-46-5588
営業時間: 9:00~17:00
定休日 : 火曜日(祝日の火曜日は開館し、翌平日休館)
URL : https://tea-museum.jp/
茶摘み体験・手揉み体験・抹茶挽き体験・茶道体験やお茶の産業歴史、文化、機能性の展示の他、日本庭園や小堀遠州流茶室など様々なお茶体験、見学をお楽しみいただけます。
■商品化の背景
【洋食化による茶産業の衰退】
日本は海外からの観光客が大幅に増え、来日客の多くが日本食の美味しさを楽しみ、また安くて美味しいと喜んでいる人たちが大勢います。ところが、日本人は1990年代をピークにお米の消費は半減し、今やパン食がメインに変わってきています。洋食化する日本の中で米だけでなく味噌、醤油などの様々な日本食の消費も大きく減少し、お茶の消費は半減し、茶産業は衰退を続けています。
こうした日本食の減少とデフレ時代が長く続き、日本の農業は60歳以上の方が6割を越え、農家は高齢化のために急速に減少し、10年後には今の半分近くになることが予測されています。日本食人気が海外に広がる中で10年後にはその多くの作り手の農家がいなくなることが予想され、日本の農産物の輸出が拡大したころには「いったい誰が作るのか?」という状況になることが危惧されています。
【急須で淹れて飲むお茶からペットボトルへ】
さらに、日本茶は今や昔ながらの急須などを使って茶葉で飲むのものは激減し、ペットボトルなどの飲料として飲まれるものがおよそ3分の2にまで増加しました。
ところが、多くのペットボトル茶に使用される原料茶葉は秋番茶が主だと言われています。この秋番茶は農家の所得の6~7%程度にしかなりません。収入の約75%は最も美味しさの成分が含まれている春摘みの一番茶で得ていますが、その一番茶は急須で淹れて飲むことが主であるため消費が減少し続けています。いわば豆腐を作ってもおからしか売れない状態が続いているのです。
【一番茶のみを使用し、日本の茶業に貢献】
そこで、私たちは農家の持続可能性を高めるために収入の大半を占める一番茶のみを使用し、最も飲まれている形態であるペットボトル商品を作ることを決断しました。国内最大の茶産地静岡県の中心にあるお茶の観光施設から日本の茶業のサスティナビリティを考える商品を発売してまいります。
衰退する静岡県の玉露産地を守るため30年前に始めた静岡県初の抹茶作りに続き、再び衰退する日本の茶農業の変革に少しでも繋がることを目指した第一歩を踏み出します。
■会社概要
会社名 : 丸七製茶株式会社
所在地 : 静岡県藤枝市上青島1870
代表者 : 代表取締役 鈴木 成彦
事業内容: 日本茶・茶類の製造・販売、茶類を使用したスイーツの製造・販売
URL : http://marushichi-group.jp/