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視覚障がい者歩行誘導ソフトマット「HODOHKUN Guideway(歩導くん ガイドウェイ)」が川崎市が定める「かわさき基準」を満たす福祉製品に



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車いす

主にゴム製品を手掛ける錦城護謨(きんじょうごむ)株式会社(本社:大阪府八尾市、代表取締役社長:太田 泰造)の、視覚障がい者歩行誘導ソフトマット「HODOHKUN Guideway(歩導くん ガイドウェイ)」が、川崎市が定める「かわさき基準」を満たす最適な福祉製品として認証されました。

応募総数30製品から16製品が認証となりました。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/150921/LL_img_150921_1.jpg

製品画像



【審査員講評】

本製品は視覚障害のある方の屋内での移動を支援し、緩やかなスロープ状で安全性にも配慮された製品であり、誘導ブロックで問題となっていた車いすの方がブロックを乗り越える際の衝撃も解消し、ワックスがけ等の清掃業務にも対応しており、万人の使用に配慮した製品として評価できます。モニター評価では、室内に簡単に設置できることや車いすユーザーや高齢者などとの共生を促す良い製品であるとの評価が多数で、さらに分岐点・終点などの移動を案内する機能への工夫を望む声が寄せられていることから、今後も視覚障害のある方のより良い移動をサポートする製品としてさらなる改良を期待します。



視覚障害のある方の外出を促進し、自立を促進する製品として、かわさき基準の理念における「活動能力の活性化」「安全・安心」「ノーマライゼーション」への適応を評価し、認証に値するものと判断します。





◎かわさき基準(Kawasaki Innovation Standard)(略称:KIS)とは

福祉先進国であるスウェーデンにおける福祉の基本理念を参考としつつ、日本の「介護保険における理念」を包含しながら、日本の現状を踏まえた8つの理念に基づき、人間の「自立」を支援する革新的(イノベーティブ)な製品を認証し、認証製品を活用することを通じ、「新たなライフスタイル・ワークスタイルのそうぞうなど人の生活全般を豊かにしていくことを通じて、新産業の創造へ導くこと」を目的とする、川崎市独自の福祉製品のあり方を示した基準です。





◎8つの理念

人格・尊厳の尊重/利用者の意見反映/自己決定/ニーズの総合的把握/

活動能力の活性化/利用しやすさ/安全・安心/ノーマライゼーション





◎「HODOHKUN Guideway(歩導くん ガイドウェイ)」とは

誘導ブロックの代替品として視覚障がい者が考案し、視覚障がい者団体・身体障がい者団体の協力のもと開発した、誰もが安全安心に使用できるユニバーサルデザインの屋内歩行誘導マットです。車椅子やベビーカーの通行を妨げないように表面をフラットにし、素材にはゴムを使用することで視覚障がい者の誘導路としての機能を保持しつつ、これまでの誘導路につきものだった「つまずき」の問題を解消した画期的な製品です。



2016年2月に、ドイツ「iFデザインアワード」の金賞を受賞。同アワードは全世界から優れたデザインを選定するもので、「プロダクト部門・公共デザインカテゴリー」で日本初の金賞を受賞し、「GermanDesignAward2018」にノミネートされました。



「GermanDesignAward2018」では、「Excellent Product Design」と「Public Design」の2カテゴリーで「Winner」を受賞しました。

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