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アスプローバ、受注設計生産(ETO)向けの製造BOM生成、タイムバッファ、オーダ移動、紐付け編集などの機能を追加した生産スケジューラ Asprova Ver.14.1をリリース



生産方式


重なり時間(例)


紐付け先の作業を選択中


作業の上で左クリックして紐付け

SCM/生産スケジューリングシステム「Asprova(アスプローバ)」の開発・販売するアスプローバ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高橋 邦芳、URL: http://www.asprova.jp/ 、以下 アスプローバ)は、生産スケジューラ「Asprova APS」、サプライチェーンプランナー「Asprova SCP」の新バージョンである Asprova APS Ver.14.1 および Asprova SCP Ver.14.1 (以下 Asprova Ver.14.1)を2017年11月28日にリリースしました。以下に新機能をご紹介します。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/144370/LL_img_144370_1.png

生産方式



詳細URL: http://www.asprova.jp/companyinfo/company-news/asprovaver1410release.html





■受注設計生産(ETO)向け追加機能(製造BOM生成、タイムバッファ、オーダ移動、紐付け編集)

受注設計生産(ETO:Engineer To Order)とは、受注毎に製品設計を行なう生産方式のことです。

造船、工作機械、大型ポンプなどでこのような生産方式が多く見られます。



<製造BOMの生成機能>

ETOでは、受注毎に生産スケジューリングするための製造BOMを作成する必要があり、これまで、その製造BOMを作る手間がかかっていましたが、事前にテンプレートとなる品目を登録しておき、受注時に登録する製造オーダにそのテンプレート品目を指定すると、そのオーダ専用の品目と製造BOMをコピーして自動的に生成するようにしました。



詳細な工程が決まらないまま計画を立てるために過去の類似した品目をテンプレート品目に指定したり、既存の製造BOMからコピーして新規の製造BOMを作成するときなどに使用できます。生成された品目と製造BOMはテンプレートに指定した品目とは独立しているので、その後、異なる部分を変更して使用できます。



その他にも、ETO以外のお客様でも便利な新機能が追加されています。



<タイムバッファ>

重なりMIN(MAX)、前(後)資源タイムバッファを式化したプロパティを追加しました。これにより、条件式を伴った工程間の時間関係などを設定できます。



例:工程10の終了日時と工程20の開始日時の間の重なり時間にて、通常時は十分なバッファを加味して時間を空ける(下図 上)が、他の作業の遅れなどにより、余裕が無いときは最低限必要な時間(3h)を空けつつ、バッファは消費して割り付ける(下図 下)。



https://www.atpress.ne.jp/releases/144370/img_144370_2.png



そのほか、

前工程の在庫があった場合の重なり時間となかったために生産が発生する場合の重なり時間

前工程の資源(場所)によって異なる重なり時間

など、条件によって異なる重なり時間の定義が可能です。



<オーダ移動>

ETOでは計画期間が数ヶ月以上におよぶ長いものであることが多く、各資源の直近の計画を詳細に見るよりは、オーダ単位で中長期間の大まかな計画を確認、編集したいというニーズがありました。Ver.14.1ではそのニーズに応え、オーダガントチャート上でオーダや作業を自由に移動できる機能などを追加し、計画の確認と編集を容易にしました。



<紐付け編集>

従来は作業間の時間関係を構築するには、事前に製造BOMまたはオーダテーブルの「次オーダ」プロパティで設定しておく必要がありましたが、ガントチャート上で作業と作業を選択して簡単に紐付けを構築し、時間関係を定義できる機能を追加しました。



1. オーダ7の先頭工程から紐付けの接続線を伸ばし、紐付けたい作業までカーソルを移動。

https://www.atpress.ne.jp/releases/144370/img_144370_3.png



2. 左クリックして紐付ける作業を選択。

https://www.atpress.ne.jp/releases/144370/img_144370_4.png



3. リスケジュールすると、紐付けた作業が終了してから次の作業が開始するように自動的に調整されました。

https://www.atpress.ne.jp/releases/144370/img_144370_5.png



<次オーダの拡張>

上記の紐付け編集機能の追加に伴い、オーダテーブルの「次オーダ」プロパティで作業ごとの前後関係を指定することができるようにしました。これにより、Asprovaの外で作業と作業の時間関係を定義し、インポートして紐付けを作成することができます。



<計画パラメタの参照実行コマンド>

指定された計画パラメタを実行する参照実行コマンドを追加しました。これにより、カスタムメニューの構築やメンテナンスの手間が省けます。また、類似した計画パラメタを重複して作ってしまうような時、同じ部分をまとめて1つの計画パラメタにしておき、参照実行コマンドからその計画パラメタを呼び出すようにしておくことで、やはり、その後のメンテナンスの手間が省けます。



<高速化>

・基本処理を見直したことにより、リスケジュールだけでなく、GUIの描画、インポート、エクスポート、プロジェクトファイルのセーブ、ロードで数%程度、処理時間が高速化されています。



・段取り時間と空き時間が多く発生する場合の割付け処理が高速化されています。



・式の評価処理を大きく改善しました。&&や||などを用いている場合、不要な項の評価はスキップされます(短絡評価)。その他にも複数の処理で改善をしており、複雑で長い式であればあるほどバージョンアップによる高速化が期待できます。



<その他>

・Asprova NLS/DSのe-プロテクタをMicrosoft Azureに対応しました。これにより、Microsoft Azure上でのAsprova、Asprova NLS/DSの稼働が可能になります。



・上書きカレンダー機能を改良しました。(上書きカレンダーのコピー&ペースト、付箋の対応、資源方向へのドラッグ&ドロップの移動など)



・レイアウトを選択した時に最新のスタイルを反映するようにしました。レイアウトを作成後にスタイルを変更した時、いちいちレイアウトを作り直す手間が省けます。



詳細は以下からご覧いただけます。

http://www.asprova.jp/companyinfo/company-news/asprovaver1410release.html





■会社概要

商号 : アスプローバ株式会社

所在地 : 東京本社 東京都品川区西五反田7-9-2 KDX五反田ビル3F

大阪支店 大阪市福島区福島5-13-18 福島ビル7F

代表 : 代表取締役社長 高橋 邦芳

設立 : 1994年2月

資本金 : 2,000万円

事業内容: SCM/生産スケジューリングシステム“Asprova”の研究・開発・販売

およびシステムインテグレーション・システムコンサルテーション

URL : http://www.asprova.jp/

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